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はじめまして、おしんの話をします

こんにちは、最近、ブログを始めたgentam1019です、これまではAmebaで書いていたのですが(Amebaのブログはgentam0129にてまだ公開しています)、こちらに引っ越してきました。よろしくお願いいたします。内容は日々思いついた興味深いことをわかりやすく書いていこうと思います。”こんな考え方もあるんだなあ”という風に面白く感じてお読み頂ければ幸いです。

 本日のテーマは”おしんの話”です。NHK朝の連続テレビ小説で有名な番組です。かなり昔、約37〜8年前の番組ですが空前の人気があり海外でも長い期間大好評を博しました。あらすじは・・・<貧しい農家に生まれたおしんは口減らしのため、年端もいかないうちに奉公に出されました。ですが、おしんは劣悪な環境にめげること無く、周囲の人の手助けもあり、立派に成長しグループ企業の創業者になりました>という、一種のサクセスストーリーです。実話に基づいているとのことで、私と同年代の方はほぼ全員の記憶にあると思います。

 そのおしんのドラマの中で忘れられない衝撃的なシーンがありましたので、その話をしたいと思います。おしんの奉公が決まり、いよいよ奉公に行く前日、泉ピン子演じる母親が哀れなおしんのために白米のご飯を炊いてあげます。ところが、それを見つけた伊東四朗演じる父親が大激怒し母親をひっぱたいて一言<盆や正月でもないのに、なんでこんな贅沢しとるか〜!!この罰当たりが!>です。もう私は大学生になっていましたので、一通り世間の常識や歴史の知識があると思っていましたが、近代のつい最近の日本の状態を全くわかっていなかったことを痛感しました。白いご飯を食べるとひっぱたかれるのは明治時代の貧農ではごく当たり前だったのです。

 自分の生まれた時代がいかに恵まれているのかを実感した出来事でした。

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