【参考】NFTの送付

こんばんは！調査員のうにうに。です。

今日はOpenSeaでNFTを送付するやり方と注意点を解説します。

一般的にマーケットを介する売買は手数料を取られるので個人間でやり取りした方が安上がりですみます。ただし、一方的な送付をお互いに行うことになるので詐欺や誤送付のリスクが付き纏います。相互の信頼の基づいた取引になるので気の置けない仲間とだけこのやり方を使うことをお勧めします。

SNSなどで売買を募集する場合は、募集時に明確にどちらが先に送るかを明記するとトラブルの防止になるかもしれません。他には複数のNFTをやり取りする場合は一度に送らず数回に分けたり、本取引の前に安いNFTをテスト目的で送付するとリスクの低減になると思います。

では、本題に。今回はOpenSeaを使った取引になります。

• リンクはこちら

まず、上記リンクが詐欺サイトでないことをご確認ください。仮にわたしのことを信頼していたとしても、第三者がサイトを模倣したり、わたしのアカウントをハッキングしたりして詐欺サイトを踏ませる可能性があります。どこに罠が仕掛けられているかわからない。石橋は壊れるまで叩いて渡るつもりの心構えが必要です。

普段と違うことをする際は、普段は何も入れず仮に問題が発生しても問題にならない捨てウォレットを使うとリスク低減になります。

いきなり脱線しました。NFT界隈は本当に罠が多いので本当に注意して取引をするように重ねてお願いいたします。

さて、サイトに繋いだらウォレットを接続しましょう。

「ウォレットを接続」をクリックすると以下の画面が出てきます。使う予定のウォレットを選択しましょう。接続の際に見慣れないログが出た場合は内容をメモして、一度引き返しましょう。一旦落ち着いてログの内容を確認して、もし分からなければSNSで質問してみましょう。わたしに問い合わせていただいてももちろんOKです。何度でも言いますが、絶対に意味がわからないログに対して承認をしないでください。

接続がうまくいくと以下のようにアイコンが変化します。

右上のアイコンからにマウスを乗せるとプルダウンメニューが表示されます。「プロフィール」をクリックしましょう。

ウォレットに入っているNFTが表示されます。ここまでで装備品は表示されます。『一部の転送済みアイテムは「非表示」タブに移動しました。』とある通り、消耗品などのアイテムは非表示になっています。これはフィッシング詐欺のNFTを送りつけられることの対策と思われます。

青枠の「アイテムを表示」か、表示されていなければ「その他」タブの中にある「非表示」をクリックしてください。

消費アイテムが表示されたと思います。しかし、一緒に見覚えのないNFTが表示されることがあります。これは悪意ある第三者が取引履歴を参照して、興味がありそうなアイコンのNFTに悪意ある仕掛けを施して送りつけているものです。見覚えのないNFTは絶対に触らないようにしましょう。

送りたいNFTを選択したら、右上にある矢印（転送）アイコンをクリックしましょう。

転送する「数量」と「送付先ウォレットアドレス」を入力しましょう。その後、「n件のアイテムを転送」がハイライトされるのでクリックして送付を開始します。

ウォレットが立ち上がり承認を求められるので、ログの内容を確認してください。不明なログがある場合は一度引き返して、内容を確認してください。問題なければ承認してください。

ここまでで一通りの流れは終了です。相手方に送付した旨を連絡して受領の確認をすると良いと思います。送付時のスクリーンショットを撮って一緒に送ることで送ったことの証拠になるので試してみると良いと思います。

以上で説明は終了です。いい取引ができることをお祈りします！

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【追記】
この記事のために以下の手順で実際にバーンを試したら、見知らぬNFTが数件、早速送られてきました。ブロックチェーンでは全ての取引履歴が保存され誰でも見ることができるため、バーン履歴から有効なウォレットだと判別され詐欺NFTを送りつけられたのもと推測します。なのでやはり、「見知らぬNFTには触らない」が一番なのかもしれません。ウォレットが汚された感じがして気持ち悪いですが、それもクラッカーの思惑通りということでしょうか・・・。

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ここからは蛇足ですが、フィッシング詐欺NFTを削除（バーン）する方法を説明します。

先ほどと同様に「転送」まで進めます。アドレス入力欄の横に「ゴミ箱マーク」がありますのでクリックします。するとバーンアドレスが表示されます。「n件のアイテムをバーン」をクリックして承認すればバーンすることができます。

バーンにもガス代がかかります。ガス代の安いPolygonなどのネットワークでは気軽にバーンできますが、Ethereumなどガス代の高いネットワークでは削除するだけでお金がかかる様子です・・・。

今日はここまでです、お付き合いありがとうございました！

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