S14 479位順風ライコラオス R2006
初めましてjunan boyです。(じゅのんぼーいと読みます)
今回は自身の目標にしていたR2000を達成したので記念に記事を書きました。
【コンセプト】
・カバルドン展開を意識してくるポケモンをタケルライコで狩る。
・アーマーガアの追い風展開で鉢巻ウーラオスを通す。
【構築経緯】
先発で出す眼鏡タケルライコで火力を押し付けながらカバルドンに引き展開をする動きが強いと考えた。
当初考えてた理由は
1.カバルドンが初手呼びがちな、水ウーラオス、オーガポン、パオジアンあたりにタケルライコが対面有利相性がつくため負荷をかけれる。(パオジアンに関しては、電気テラスボルチェンからの砂で落とすのが理想だが、1怯みで終わるためやや不安定な部分はあった。)
2.流行っているブリジュラス、天候パに2体とも比較的強く出れる。(ライコ対ブリジュラスは正直怪しさあった)
3.ライコが弱いハバタクカミに鋼テラスHDカバルドンがギリギリ引ける。(実際は引けなかった)
この2体の他にサイクル適正(交代技)があり有利対面で圧力をかけれるポケモンとして
鉢巻水ウーラオス(最速)、スカーフテツノツツミを採用
この4体の中でカバ@2でいわゆるトンボルチェンをするのが強いと考えた。
残り2体に求める要素として、
•ドヒドディンルー、キョジオーンなどの低速サイクルに圧をかける
•ライコが地面弱点なのに全員地についているので浮いている枠
•フェアリーの一貫を切る
などが挙げられる。
構築の案がでたのが最終日1週間前とかで完成度の高い裏選出を用意するのが難しいと考え、元の攻めサイクルの形を維持したまま補完枠を決めることにした。
崩しの枠はDに厚く降った渦地震カイリューが汎用性を落とさず選出できるため採用。
また、正直カミに対してカバ引きは全然安定しなかったので代わりにアーマーガアを採用。
追い風下で拘り火力を押しつけるのがわかりやすく強く、タケルライコが異常にカミを呼ぶためそのカミを起点にし、裏の鉢巻ウーラオスを通すことが可能だと考え追い風型で採用した。
最後に、拘りアタッカーが全員カミに弱いことが気になりスカーフツツミをカミの上から殴れるスカーフパオジアンに変更した。(採用時にはエナジーカミのことを忘れている。)
【個体紹介】
カバルドン
211(220)‐133(4)‐157(36+)-×‐122(236)‐67(0) 腕白
なんか努力値足りてなくてわろた
地震 欠伸 ステルスロック 怠ける
構築の始点だが、アーマーガアが強すぎて選出率はそこまで高くなかった。当初はラオスの蜻蛉やライコのボルチェンで有利対面を作ってステロあくび展開に持っていきたかったが、耐久に不安がありなかなかその展開にはならなかった。
しかし流行っていたブリジュラス相手に展開出来たり天候パやキュウコンなどの展開阻止出来たりして偉い部分は多かった。
ちなみに対ブリジュラスいけると見せかけて終盤増えたメガネブリジュラスに無限回飛ばされたから信用が徐々に消えていった。
構築的に飛ばしが欲しい場面は一度もなかった。
タケルライコ
223(180)-×-127(124)-187(100+)-115(44)-103(60) 控えめ 電気テラス
迅雷 十万ボルト ボルトチェンジ 流星群
調整はどこかに落ちてたレンタルのを使用。なので意図は特になく、sラインを追い風下で最速135族を抜けるようにしている。
構築の始点その2
ほとんどの試合で先発で登板した。
カバルドンが呼ぶ水ウーラ、オーガポン、パオジアン相手に再現性のある動きをとれるのが偉かった。
眼鏡で使う場合は、技選択が非常に大事で、無効タイプに引かれたとしてもケアが効く技をするのが1番大事だと考えている。
基本的にはカミに引かれるのであれば裏のアーマーガアでケアが効くため打てるところはなるべく流星群打つようにしてた。アーマーガアが選出できていない時はカミに引かれたら勝負終わるためボルチェンを打つようにしたり、あまりにも一貫しない場合は選出しないようにした。
アタッカーの役割を担うポケモンのタイプ一致テラスは、最低限のタイプ誤魔化しが出来て火力増強を狙えるため自分は高く評価している。なので今回はウーラオスとともに一致テラスを採用している。
環境にいるライコが瞑想型が多かったためか、初手対面で舐められた行動されることがおおかった。
3試合に1回どころか5試合に2回相手の先発をワンパンしてイージーウィンを量産してくれた。
オーガポン、ウーラオス、パオジアンはもちろん、暁ガチグマにも最終日5回くらい初手対面したが全員チョッキじゃなくて飛んでった。
流星外さなければGODポケだった。
水ウーラオス
175-182(252)-121(4)-×-80-163(252+) 陽気
水テラス
水流連打 アクアジェット インファイト 蜻蛉
有利対面で圧をかけれるポケモンとして採用。多分1番テラス切ったと思う。
基本は追い風下での火力押し付けやカミをテラスアクジェで縛りたいため後発運用がほとんどだった。
カイリューも水ラオスもラティアスも大体テラス水流水流で落ちるため本当に後出しを許さないポケモンとして優秀だった。
陽気最速の理由は、追い風下で最速エナジーツツミまで抜けるため。ウーラミラーで上を取れて良かったが、hb水テラスカミやhbサーフゴー、カイリューにギリギリ火力足りないため意地にしたい場面も多かった。意地にするとガッサもなんとかなるしね。
アーマーガア
205(252)-107-162(180+)-73-115(76)-66(‐S個体値5) のんき 無テラス
ブレイブバード 蜻蛉 羽休め 追い風
無振りカバルドン抜かれ
圧倒的本構築のMVP、こいつのおかげで勝てたと言っても過言ではない。
役割は、タケルライコの流星群に後出しして来たハバタクカミに対して追い風蜻蛉する。
基本サイクルを2周回せる程の耐久はないため,大体追い風蜻蛉した後は拘り解除のコマとなる。
炎オーガポン相手に強引に追い風を通すプランを取りたいのでBにも厚く降っている。ただその際はアンコールは警戒して蜻蛉は押さないようにしていた。
追い風が相手視点で見えてない場面が多く何試合も逆転した。
テラスはハバタクカミを意識してノーマル。ラス1対面で詰ませたり強引に追い風を打てる場面があったのでたまに切った気がする。
アーマーガアは本来電磁波カミには弱いが、構築にカバライコがいたおかげで割と電磁波カミには当たらなかった。
パオジアン
185(236)-187(236+)-101(4)-×-86(4)-159(28) 意地 妖テラス
つらら落とし 嚙み砕く テラバースト 絶対零度
調整はどこかに落ちていた無難そうなやつ、一応c個体値3くらいのものを粘りました。
構築の最後に入ったコマであり1番納得していないコマでもある。低速サイクルがキツいのもあり、最終日に聖なる剣を零度に変更。(聖なる剣打つ場面が対イーユイくらいしか見つからなかった。)
タケルライコの技の一貫性の低さを補完するために入ってきた。タケルライコが初手パオジアンと対面した時にテラスボルチェンを選択するがそこで相手の地面枠に引かれると終わるため、最低限パオジアンに引けるコマを探したがこいつしか浮かばなかった。
また、今環境は対トドロクツキのメタは構築に欲しいと思い舞われた後も上からつららを打てるのは強かった。
しかし元々はハバカミに最低限強いアタッカーを探していたがこいつもエナジーカミの下を取ってるためあまり有利とはいえず1番諸説な枠だった。
選出率は最下位だったが、零度のおかげで低速サイクルにも選出ができたり、2000チャレではラッシャと一撃技打ち合って勝ったりして、喜びにくいがある程度の活躍はしたがこの枠はもう少し考察したい。
カイリュー
197(244)-155(4)-130(116)-108(0-)-148(116+)-103(20) 慎重 妖テラス
炎の渦 地震 羽休め アンコール
Sラインはライコと合わせた
最終日付近にクリフとさんに相談した時に回答となった枠。
攻めサイクルだとドヒド絡みの低速サイクルに滅法弱く崩せないことが多かった。そこで選出択になりにくく受けポケモン以外にも出せるような型がこれだったと思う。
また、カバが呼ぶポケモン達の中でパオジアン以外には悪くないので代わりの初手要因として活躍した。
割と電磁波がメジャーなため渦を見たら地震を警戒されなくて、渦外しに対してイーユイやサーフゴー後出ししてくる人が多かったため地震を打つようにしてた。
補完枠のため、選出回数はさほど多くないが、出した試合はほとんど活躍したと思う。
このポケモン自体はパワーを非常に高く一体で試合を決めるくらいの活躍もした。
もっと練度があれば多くの構築に出せたんだろうと反省している。
アシレーヌに上を取られてて逆に渦をアンコされた時は泣いてた。
【選出】
基本選出
ライコ+アマガ+ウーラ
体感6割くらいこの選出
ライコの流星群で一体飛ばす→カミ出しに対してアマガ引き→追い風蜻蛉→鉢巻ウーラオスを通す
この動きを理想としていて20回くらい同じ動きをした気がする。
このルートを取れるのかの判別はライコで初手流星群を打てるかどうかであって、カミであればアマガ引きが間に合うから良いが、他のポケモンで受けられると起点になってしまうので慎重に選択しなければならない。
またパオジアンが見えている場合は、理想はカバの砂で倒したいので選出が難しい。試合展開を考えて慎重にカバを選択するかを選ばなければいけない。
相手に初手カミが来た場合は、挑発持ちと考えて動く。テラスボルチェンからのアクアジェットで縛るルートを想定した。
ライコ+カバ+ウーラorパオ
2番目にした選出。
相手にパオジアンが見えたらアマガではなくカバを投げたい気持ちはある。後、相手にカミが採用されていない場合もカバ投げた方が強い場面も多い気がする。カミがいない場合は良いがいる場合にこの選出をすると全員上からムンフォで倒されるのが想定されるため、カバでエナジーを流す→パオで縛る動きが必要となり展開がやや厳しい場面がある。
他にもキュウコン入りにもカバを多く選択した記憶がある。
ディンルー入り
ウーラ(カイリュー)+アマガ+ライコ
ディンルー入りに対しては、ウーラから入ってインファイト押していた。ただ、カバが呼ぶポケモンに対しウーラオスがそこまで強くないためなるべくしたくなく、時には初手ディンルーを切って動いたりした。
晴れパ
ライコ+カバアマガ
あまり負けなかったけども、高順位帯では当たらなかった。
低速サイクル
カイリューとかパオとか投げた気がする
取り巻き次第ではあったけど安定しなかった。
受けループ、キョジオーン入り
ライコ+カバ+ウーラ
ステロ撒いてトンボルチェンしてれば勝てると思ったが地割れの試行回数稼がせたりしてこちらも安定しなかった。ただ、キョジオーン入りには一回も負けなかったと思う。(上位でそんなに当たらなかった)
きついポケモン
キノコ類
⇒一体寝かすことになる
ディンルー
⇒ウーラから投げたいけど偶に初手切ってた
眼鏡ブリジュラス
⇒型多すぎて全対応無理だから切ってた
HB特化水テラスエナジーハバタクカミ
⇒水テラス鉢巻水流連打を耐える、、なぜ、、?
タケルライコ
⇒シーズン中は気づかなかったが相手のライコ重そう、、1シーズン目にこの構築使えてよかった、、
カミ以外のフェアリー+地面
⇒ライコでじゃんけんすることになる
【あとがき】
(少し自分語り)
今回は、ずっと目標にしていたR2000を達成出来て本当に嬉しいと思っている。というのも、元々自分はスマブラを2年程やっていたが、取り組み方が良くなく全く結果が出ないまま社会人になって辞めてしまった。そこが自分のコンプレックスの1つであってポケモンではそうなりたくないと考えていた。本格的に自分で構築を組むようになったのはSVからでほとんど毎期やっていたと思う。S4で最高レート1970取って2000までもう少しと思ってからは本当に長かった。自分の実力は上がらない中で、人口も少しずつ減りレート2000がどんどん難しくなっていくのを感じた。
特にレギュEでは3ヶ月連続3桁も見えず、4000位くらいで諦めていたので、自分には絶対達成出来ないものだと感じていた。
今期もシーズン中盤に30000位で構築を探しては辞めてを何回も繰り返していてまた適当な順位で諦めるのだろうと思っていたし、どうせ前みたいに目標達成出来ないままポケモン辞める時がくるんだろうと思っていたが、シーズン毎の対戦数が足りていないと感じ毎日思いついた軸を試していた。そこでカバライコを思いつきそこからは割と順調に行くことができた。
ただやはり自分の中で2000の壁は大きく最終日7時間連続で潜り続けても上がらないレートにだいぶメンタルをやられてしまっていた。最終日朝1時くらいに、多分安定択がありそうな試合で零度を打ってしまった時には一回休憩することを決めた。(ちなみに1発で当たった)
そこで一旦仮眠を取ろうと試みたが寝れるわけもなく、目をつぶって休憩をして朝3時にラスト4勝ち越しまで走ることにした。
この時にゲームを本気でやることがこんなにしんどいと実感した。
なんとかそこからは5勝1敗で無事に目標を達成することができてコンプレックスを解消することができた。
ようやくポケモンを楽しめる段階に来れたと思うのでひとまず結果を気にしすぎせずに数ヶ月は潜ろうと思う。長い間トドロクツキで頑張っていたのでそっちでも結果出せたらいいなと思っている。
Special thanks
構築相談に乗ってアマガを推してくれて,最終日自分を何度も励ましてくれたおくたん
シーズン最終盤に構築相談に乗ってくれ、渦地震カイリューを提案してくれたクリフとさん
対ドヒドディンルーが積みたく、フレ戦をしてくれたカリーさん
ランクマを最終盤まで走っていたTwitterのみなさん
全てに感謝です。
質問等あれば@genos_ggs まで
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