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2020年振り返りの巻

こんにちは、お久しぶりです。ジェノPです。
2020年12月31日、2021年が来るまで残りあと10時間程度ですね。あっという間でした。ニーゼロニーゼロ言ってた昨年から今年はとんでもねぇモノに見舞われ、各々色んな意味で濃い1年になったかと思われますけれども。
そんな今回は、ミリシタの2020年を公式生配信よりも一足先に振り返っていこうと思います。それではスタート!

1.Jus-2-Mint/Super Duper

今年のミリシタはこれまで開催されてきたイベント形式に加えて新しい形式やコラボなどが追加された3周年でしたね。

その中で特に振り返りたい2曲の、MVがあるんです……。

まずJus-2-Mintの「Super Duper」!

ハキハキとした声の持ち主の佐竹美奈子、横山奈緒の相性が良すぎる。2月ツアーで実装、3月発売のCDは即購入してました。
中の人たち的には「これまでとは全然違う」とおっしゃっていたけど、まずその通り新しい2人の「モデルのお仕事を通して見せるアイドル像」を押し出した今回のユニット。でもいつものように、切磋琢磨しつつもレッスン前後で繰り広げられる微笑ましい会話が2人らしくてイベコミュもCDのドラマパートもめっちゃ良かった。
タイトルも歌詞も、どんな女の子も強く輝ける、どんな女の子も主役だ! という多くの人の背中を押すようなテーマがとても好きな1曲。スタイリッシュで可愛くかっこいい。K-POPを彷彿とさせる曲調が新鮮で、これまでのアイマスにはなかったかもしれないけど強気な女の子の曲としてとてもアイマスらしいと思います。
さてMV。

冒頭からの背中合わせ。イベコミュの、2人はユニットの「仲間」でもあり「ライバル」でもあることが意識されていて、

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曲中はほぼほぼすれ違ったり、互いに距離をとって遠くで踊っていたりして、目を合わせることはないけど

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ここぞというところでバシ! と決めてくれる、コンビネーションとメリハリがすごく曲とユニットに合っていて良い。他にもキレキレなカメラワークとダンスが光るシーンの切り替えが最高。

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カメラがぐるんと一回転、一瞬にして奈緒から美奈子へシーンに切り替わるこの演出がもっともJus-2-Mintの魅力を引き出していると言いたい。ブティックのようなセットを余すことなく活用して、2人の表情変化やダンスが映し出されるので全部の可愛いとかっこいいが詰まってます。振り付けがただ自分のかっこかわいいを表現するだけじゃなくて少しセクシーな衣装を魅せる感じでもあったりモデルのお仕事ならではでもあったり、本当に好き……。
そして最後にミリシタは主にステージでのMVですけど、この曲はスタジオに組まれたセットでめちゃくちゃ細部が凝ってるMVなんですよね。珍しい俯瞰の構図や照明がおさえられたシーンも。

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照明の明暗やこのセットの中にあるような服を以て、「この服を着てあの子のように輝きたい」、「私だって1人の主人公なんだ」、「今の自分から新しい自分へ生まれ変わろう」という憧憬やカタルシスを望む歌の想いを表しているのでは、などと思ったり。

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総じて、10代のファッションリーダーになるためのユニットのMVでこんなに凝った演出、曲。ファンにならないわけないよね? ない。
いつかカップリング曲の「Hang in There!」が実装されようものなら、もっと魅力を伝えられるようなMV出してもらって、次こそ2人を『extra-mint-girl』の投票で1位にしてあげたい。

2.オペラセリア・煌輝座/Parade d'amour

前もCD発売時にドラマパートを軸にいろいろ書いたんですけど、今年のミリシタのMVを語る上では外せませんね。オペラセリア・煌輝座の「Parade d'amour」は。

7月の生配信でティザーMVが流れた瞬間の自分の中の、動画のコメントのざわめきを忘れられない。私はヅカのファンではないので知識的にこれを語るには色々足りないかも知れませんけど、なんたって担当アイドルのMV!!!
本当に、本当に、ティザー映像で「僕のことが好きなの?…なんてね、ふふ」って聴こえてきてブリッジしながら1回旅立ったんです。大真面目に。それから終盤で追い打ちをかけるようにまた「君だけが僕の全て」とこちらに手を差し伸べて宣うわけですよ。で、最後の「君はどうも、危なっかしくて……」とセリフの途中で終わる頃には何度逝ったか分かりません。
幾度となく口にしてますけど桜守歌織(CV:香里有佐)さん何者?????
普通のOL喫茶店の看板娘悲しき悪の総帥高校教師の次は王子様??? 役満だね??
感謝しかない。

田中琴葉も徳川まつりも北沢志保もマジで芝居のできるガチの女優しかいなくてキャスティング能力が素晴らしすぎる、なんだこれは。

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曲が始まるこの一言と踏み出す1歩から「こういう物語がこれから始まりますよ!」とワクワク感があって想像させられるのが、ミュージカル風の曲の大事なポイントですよね。夜想令嬢の「昏き星、遠い月」もそう。
それから琴葉のパートで行進したりステップを踏んだり、所々セリフが差し込まれるAメロ。ここで注目したいのが、

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この足。足なんですよ……。あまりにも自然に見れすぎて最初は特に気にならなかったんですけどめちゃくちゃ重要。ぴったり膝を付けて脚を閉じてもつま先は少し開いていたり、歩幅が大きかったり、足は開きつつも膝は若干内股気味なのがいかにも4人のアイドルが「『男役』を演じている女性」であることを伝えるための工夫とこだわりを感じた。

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Bメロの「針はやがて……」からサビ終わりまでは歌詞を体現する振り。

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サビは特に手を伸ばして、何かを差し出すまたは手に入れるの意味を表現している部分が多く、ドラマパートの内容にも関わってくる「自分の意志で、自分の力で欲しいものを手に入れる」ことが強調されているなあと思いました。

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そしてこの曲のメインと言っても過言ではないプロポーズのシーン。ここまで来るともう既にある程度「ははーん。このキャラそういう感じで……4人はこういう関係になっていくんだな」と曲中のセリフや歌詞で分かるようになっている親切設計&二次創作者の煽り&CD購入に導く情報提示がさすが。アピールでサラッと赤い薔薇を手に持ち始めてびっくりしたわ(小声)。

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煌びやかな大階段の迫力がいい。寄っても引いても絵になる。こんな大型の舞台作ったことこれまでにあった? 中段もアピール/ラスサビでちゃんと使われてて、演出分かってる~! ってなった(語彙力)。

みんなの低音で骨抜きにされたPには最早説明不要だと思いますけど、「大地を踏み鳴らす」「若人の行進」でちょっとドヤっとする琴葉、「世界は思うより広くて美しい」の「は」とか「て」とかのビブラートといい、抜け感(?)といいプロの技の歌織さん、あくまでもまつり姫がアリエル・ハワードを演じている、徳川まつりと役の絶妙なバランスを保った歌い方、1番/ラスサビの男装しているアシュリー/素のアシュリーの歌い分けが完璧な志保。全部が好き。今1番リアルライブでやってほしいよこのユニットのステージ、頼むよバンナムさん……。

3.まとめ

軽めにまとめようと思ったらまーた長くなってしまいました(何のために2曲に絞ったのか)けど、今年は他にもたくさんの曲で新しい演出や小道具が登場して好きな曲がたくさんできました。
年が明けて、おそらく2日からもうシアタースペシャル(スペシャル)が開催され、新曲? が登場することだろうし、今後も追っていきたい。
2020年ありがサンキューミリシタ! 2021年もよろしく! それではー!

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