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2022/03/15

昨年末、静岡に引っ越す事になり早くも住み始めて3ヶ月が経とうとしている。何か生活が変わったかと言えば年明けに車を買ったせいか歩く時間が減ってしまい、10年以上維持し続けた体重より2〜3kg太ってしまったくらいだと思う。基本的には毎日仕事に行って、休みの日はサウナや映画館に足へ運んでいるという生活なので地元の千葉に住んでいた頃と大きくは変わらない。


そんな今日も朝から静岡東宝会館という映画館に行った。古くからある街の映画館という感じで駅から少し離れた場所に位置する映画館だ。引っ越して来たばかりの頃、公開して3日目くらいに「呪術廻戦0」を見に初めて行った時は他にお客さんがいなくて貸切状態で見たのを思い出す。それくらいあまり人がいない映画館なのだが、今日見に来た「仮面ライダーオーズ 10th 復活のコアメダル」は上映劇場が少ないのもあってか、そこそこ人がいた。

率直に見た感想としては驚きや悲しみだったり様々な感情が入り乱れて複雑な気持ちになった。というのも、そもそも「仮面ライダーオーズ」は10年前のTVシリーズで紛れもなく綺麗に完結した印象が強いからだ。当時高校生だった自分にとってもそうだったと思う。実はというか勿論ファンは知ってる訳だけど、TVシリーズ完結後に次作以降の映画でもちょこちょこ「オーズ」の登場人物達が出て来ている。ただ今回に関しては別世界の話やおまけとしての登場ではなく、正式な続編として謳っているので大きく意味合いが変わってくる為、色んなファンからの否定的な声もあがっているのだと思う。

※中学生〜大学生の頃に書いていた拙いブログ

ただ綺麗に完結した物語の先を見たいという欲望があったのも事実だ。この「仮面ライダーオーズ」には人間の欲望を餌に成長する”グリード”という怪人が登場するのだが、今回の映画には新しく”ゴーダ”というグリードが登場する。(少しだけネタバレを書きますが)この”ゴーダ”はTVシリーズの主人公であった映司の身体に住み着く存在として描かれ、復活したアンクに対してTVシリーズ(過去)の衣装を着せたり、第1話にあった「歌は気にするな」という台詞をアンクに言わせようとしたり、完結したはずのTVシリーズの物語を主人公・映司=オーズとしてリバイバル(再現)をしようと試みる。あくまでメタ的な考察になってしまうが、この幾つかの行動を見た時に”完結した物語の先を見たいというファン達の欲望”から生まれたのがゴーダという怪人なのだなと思った。この辺の設定は凄く面白いと思った半面でVシネというフォーマットの60分尺の都合上、細い部分をすっ飛ばしてしまったり、ゴーダがありきたりな怪人として倒されてしまう結末と行った部分が凄く勿体無いような気がして複雑な気持ちになってしまったのだ。ただ強引かもしれないが、後半のタジャドルコンボエタニティという新しい力によって過去に囚われた存在であるゴーダを倒すのは納得のいく展開のように思えた。確かに悲しい結末ではあるし納得のいかない部分はあるが、パンフレットに書かれたキャスト陣の想いなどを知って少なくとも自分はこれでいいのだなと思った。

10年前に高校生だった頃、朝5時から必死になったメダルを集めた事。色んな事を思い出した。まさか10年後に新作映画として帰ってくるなんて夢にも思わなかっただろうな。後、27年間住んだ地元を離れて静岡に住んでる事も。

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