とりあえず書く

知恵ある者がすなるnoteいふものを、教養のないオッサンもしてみむとて、するなり。

 登録してから1年半くらい放っておいたnoteを、とあるきっかけで書こうと思った。ちょっとでも頭良さそうに思われたいから土佐日記の冒頭を真似してみる。

 最初に何を書こうと考えた結果、自分をわかってもらう為に一番良いのは何に怒り、何に笑うのかを知ってもらうことだと思う。んで、最初は笑いについて。つまり僕がどんな事を面白がるのか? それはなぜなのか? 自分の笑いの原点的なもの書こうと思う。長いけどとりあえず書く。

 結論から言っちゃうと僕の笑いの原点はラジオ「伊集院光のOh!デカナイト」と「岸谷五朗の東京RADIO CLUB」だ。時系列としては、中学生になって「伊集院光のオールナイトニッポン」を聴き始めたけど、オールナイトニッポンが終わってからオーデカ始まって聴き始めた。レディクラとオーデカはどっちも夜22:00から開始で同時には聞けない。今でこそradikoがあるけど、当時はない。なので友達数人と録音したテープを交換して聴いてたのだ。そして、両方の番組のコーナーを真似して大喜利みたいな事をクラスの片隅でコソコソとやりあっていた。これが僕の笑いの原点だ。
 もちろん、所謂お笑い第3世代の代表と言われるとんねるず、ウッチャンナンチャン、ダウンタウンは観てきている。その真似もしたかった。でもね、そのポジションはクラスの一軍達がやるものだったのよ。オタク全開で3軍以下が教室で披露していいものではない。僕らは教室の片隅でラジオというサブカル的なもので独自に盛り上がっていた。でも、僕ら3軍にはにはプライドがあった。僕らは一軍達が知らない面白いものを知ってるというちっぽけなプライドで中学生活を乗り切ったのだ。

 そもそも何でラジオにハマったのか? それはおそらく映像がなく言葉だけだったからだと思う。容姿や動きは関係ない。パーソナリティの言葉だけ、ハガキのネタだけ、言葉だけて笑いを取れる。これは僕ら3軍には希望だ。そして、僕らオタクは想像力・・・いや妄想力が豊かだった。たった一言与えられた言葉から妄想していくらでも盛り上がれたのだ。教室の片隅で。

 はっ! もしかしたら、僕はこの頃からルッキズムと戦っていたのかもしれない・・・それは大袈裟か。

とりあえず思春期真っ只中でオタク全開だった僕はラジオにハマった。そして色々と拗らせた。それが僕の原点だ。

 その後、「めちゃイケ」とか、今ドラマ化されてる「だが、情熱はある」の元となる「たりないふたり」とか影響を受けたものは色々あるけど、それはまた今度かな。最初のnoteはこれで終わり。

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