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【2024/10/14】新馬の虎~この人気馬買いますか?~【東京5Rデンクマール】

どうも、ゲンコツでございます

秋華賞は前残りを狙いましたが、前半1000m57.1秒、
前半1200mはスプリント戦並みの1:08.8という暴走ペースではどうしようもありません

大外からセキトバイーストが逃げようとしますが、
クリスマスパレードが内からそう簡単には逃げさせないと抵抗したことで、
セキトバイーストの抑えが効かなくなりました

クリスマスパレードは欲しかった逃げ馬から大きく離れた2番手を楽々ゲットできましたが、
ここまで速いと余程のスタミナがなければ決め手勝負になってしまい、
実績上位3頭の決め手にやられてしまいました

いくら単騎逃げでも、2番手の展開が恵まれても、このコースで逃げ残るのは非常に難しいと痛感しました

あと、これまで秋華賞では国枝厩舎以外は厳しい関東馬がワンツースリーには驚きました

追切は良いものの、11時間もの輸送があっても乗り越えたチェルヴィニア
追切が良く見えなかったものの、そこまで追切が目立つ馬ではない3着ステレンボッシュはともかく、
使い詰めで追切では手ごたえがずっと悪く、上り目がないと思ったボンドガールが追い込んで2着に来るとは

デビューからどんどん調教の見栄えが悪くなるのに、成績が上がる馬がいるんですね
高い勉強代を払うことになりましたが、次に活かせるようにしなければいけません

ということで、3日目になってようやく新馬戦の記事になりますが、
本日もよろしくお願いします


【前回の結果】

☆2024/10/06 京都5R 

 サトノプリジャール 1着

スタートして何とか抑えようとするも掛かり気味に進む先行馬3頭が引っ張る形に
前半100059.4秒という新馬戦にしてはかなり速いペースで進み、
先行馬3頭は坂の下りで必死にペースを抑えようとします
直線に向いて唯一残った先行馬セリオヴェローチェが押し切ろうとしますが、
中団で狙いすましたサトノプリジャールがきっちり捕らえて、
3歳から良くなる傾向が高いサトノの高額馬を2歳で勝たせた友道厩舎と川田騎手のコンビには逆らうと痛い目に遭いますね

問題は次走で距離延長などで落ち着いた流れになった時に対応できるかどうかですが、
クラシックホースを何頭も出している友道厩舎なら心配無用でしょう‼
今後が非常に楽しみです

私の推奨馬セリオヴェローチェは厳しい流れを2着に粘っくれたと思いつつ、
次走以降折り合いが付くかどうかでクラシックの試金石となりそうです

馬名はノラリクラリでもパドックでは一番仕上がっており、
先行馬の後ろでうまく進めていましたが、追走で精一杯でしたので、
まずは距離延長で早めに勝ち上がりを狙って、来年に備えたいところです

セリオヴェローチェが負けたことは残念でしたが、レベルの高い新馬戦になってくれることに期待したいです


【東京5レース・芝1800М】

デンクマール(牡馬)

父モーリス 母リリーノーブル
ルメール騎手 田中博康厩舎 馬主:サンデーレーシング

新馬戦の記事で何度も登場している田中博康厩舎の馬ですが、
年々馬質が良くなり、今年は11頭デビューして3224、6着以下は1回のみという安定した成績で、
さらに今年ルメール騎手が騎乗した馬は2100とパーフェクト連対です

そして母リリーノーブルは新馬条件戦の2勝で3歳で引退したものの、
3冠牝馬アーモンドアイ、大阪杯やエリザベス女王杯を勝ったラッキーライラック相手に、
阪神JF2着、桜花賞3着、オークス2着と、非常に安定した成績で、
古馬でも現役だったらGⅠ馬になっていたかもしれません

この馬が初仔ということで、どんな活躍をするか想像が付きませんが、
圧倒的1番人気になることが確実なのは、
美Wでの1週前追切でローシャムパークと併入、そして今週の追切でレモンポップ相手に先着と、
デビュー前から芝ダートのGⅠクラスの馬相手に互角の動きなら、期待は膨らむばかりです‼

ただ心配なこともあります

以前に新馬戦の記事で書きましたが、田中博康厩舎は基本追切は美W馬なりで本数を積むことが多く、
特に新馬戦はその傾向が顕著で、エオアリイは当週の美Wで調教師自ら騎乗し一杯に追ったものの3着に敗れ、
ウッドでも坂路でも強め以上に追われていたダングラールは新馬戦4着、未勝利戦7着と苦しんでいます

毎週美Wで併せ馬で強めにやっていたプリティディーヴァ、レーヴブリリアントはしっかり勝利を決めていますが、
美Wで併せ馬では馬なりでも、坂路で強めに追っていたヴァルキリーバースは新馬戦4着後、未勝利戦1着でしたので、
次走すぐに勝ち上がれる馬でもリスクが高くなりますので注意が必要です

デンクマールは相手が相手だけに1週前は強め、今週の追切は仕掛けでも、
坂路では馬なりなら問題ないと思われますが、
レモンポップに先着したから確勝という考え方は危険だと思います

レモンポップはあれだけスピードがあっても元々追切で派手な動きをする馬ではなく先着は少なく併入ばかりです

さらに近走レースでは逃げてばっかりなのか、相手を追い抜くという意識がだんだん薄れてる気がするのです

デンクマールがルメール騎手なら余計に崩れるということは考えづらいですが、
1着固定にするかどうかは他馬の調教次第ということになります

【判定】
馬券圏内は堅いと思いつつ、脅かす馬を探す


このレースで気になるのはマイネルイグザルトです

追切のいい馬を狙おうと思いましたが、残念ながらデンクマールよりもいい動きをした馬はいませんでした

21年エフフォーリアを始め大活躍して、22年、23年と120勝以上して、トップジョッキーの一人となった横山武史騎手ですが、
昨年はGⅠ皐月賞を制し、重賞7勝したものの、今年はGⅠ勝利ゼロで重賞は3勝のみと奮いません

勝利数は変わらないものの、明らかにGⅠの馬質が落ちてきている横山武史騎手ですが、
ブレイクした21年からはノーザンファーム系の馬主の騎乗数が上位を占めましたが、
23年以降からノーザンファーム系の馬主の騎乗数が減り、
社台ファーム、ビッグレッドファーム生産馬の騎乗が多くなりました

昨年はコラソンビートとのコンビで2歳戦を沸かせましたので、
ノーザンファーム次第ですが、さらに関係性が強くなりそうな気がします

22年以降の横山武史騎手が生産者ビッグレッドファームに騎乗した時の成績

ここまで安定した成績を残しているのなら、決して走らない馬を手配するとは思えませんし、
この馬の兄たちも2歳から活躍する馬ばかりですので、
追切が動いていないですが、それを承知したうえで人気が少しでも下がれば狙ってみようかと思います


今回もご覧いただきありがとうございます
それでは次回の記事でまたお会いしましょう


みんなでいい祝日を過ごせますように‼


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