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【的中】第41回フェブラリーS総括【&ヒアシンスSの総括】

どうもゲンコツでございます

フェブラリーSの総括記事は長くなってしましましたので、
前置きは書きません

まずフェブラリーSの予想記事はコチラをご覧ください

ウマニティの予想はコチラをご覧ください

【高評価馬】 ペプチドナイル 1着🎯
【ジョーカー】イグナイター 11着
【危険馬】  オメガギネス 14着


☆ヒヤシンスSの結果を鵜呑みにするとアルファマムを買っていた!?

今日は早朝から仕事で、馬券は休憩中にまとめて購入しました

観てから買っても当たらないことが多いとはいえ、
パドックは無理でもせめて馬体重を知ってから馬券を買いたいと思っているのですが、こればっかりはしょうがありません

さらにフェブラリーSの前に同コースで行われる3歳限定OPヒアシンスSの結果次第で、
フェブラリーSの予想に左右されることもありますから、
どんなレースになるのか知っておきたかったのですが、当然結果も知る由がありません

まずヒアシンスSの結果とラップを確認します

ヒアシンスS 1着ラムジェット(追込) マジェスティックウォリア‐産駒
1:36.3(12.2-10.9-11.5-12.1-12.4-12.5-12.3-12.4)(34.6‐37.2)

逃げ馬が軽快に飛ばし、残り400mすぎて脚が止まったところ、
1番人気アンクエンチャブルが一旦先頭に立ったものの、
外からラムジェットが後方からまとめて差し切りました

今日のような後方からまとめて差し切ったこの馬の新馬戦はかなり衝撃を受けたものの、
それ以降はあてにならないレースが続いており、
私はペースが厳しいとそう簡単には差し切れないダート状態だと思っていたので、
ラムジェットがまとめて差し切る結果は予想できませんでした

実際今日の東京ダートで後方から差し切って勝てたのはこの馬だけですので、
もしヒアシンスSの結果を鵜呑みにすると、ペプチドナイルの単勝で勝負なんてできたもんじゃありませんし、
ラムジェットはマジェスティックウォリアー産駒ですので、
同じ産駒で追切チェックで☆彡評価のアルファマムが軸の可能性まであったのです

そのアルファマムはフェブラリーSでいつも通り後方から脚を溜め、
上がり最速(タイ)37.0秒の末脚を出したものの、
ペプチドナイルに1.0秒差の10着に敗れたのは、初距離、しかも距離延長の壁だったのでしょうか


☆ヒヤシンスS勝ち馬ラムジェットはどこに行く?

ヒアシンスSを勝ったラムジェットの話に戻しますが、
ヒアシンスSのレース上がりは37.2秒と掛かってはいるものの、上がり3ハロンのラップは後半から全く落ちていませんので、
今の上がりが掛かる東京ダートコースを後方から失速せずに突き抜けたラムジェットは、
先述した通り今日の東京ダートで後方から差し切って勝てたのはこの馬だけですので、
このメンバーではかなり抜けた強さ、しかもこの世代の中でもかなり強かったのではないかと推測されます

またこの馬の調教を調べてみると、今回栗東Cウッドの最終追切限定でラスト1ハロン12秒台を切ったのは初めてで、
明らかにこの馬自身も調子も良く、このレースに向けてパワーアップができていたのでしょう

ちなみにラムジェットの次走はなんとUAEダービーだそうです

メイダンの砂質は砂が88%、残りは粘土とシルト(沈泥)とのことで、
砂の粒子が日本より細かいことで、キックバックが日本より激しいということは、
ラムジェットのような後方からの馬は非常に厳しいということが分かると思います

ちなみに今週末行われるサウジCのダートの砂質は、
深いけど(砂の)粒子が軽い。逆にドバイは浅いけど重たい(Byパンサラッサの池田康宏厩務員)とのこと

フェブラリーSの総括がメインのはずが、ヒアシンスSにここまで割くとは思ってもいませんでした(汗)
これは長文になり、記事公開が遅くなるパターンです(泣)


☆マイルの流れに対応できた馬、できなかった馬の差とは

まずフェブラリーSのラップは以下の通りです

1:35.7(12.0-10.8-11.1-11.7-12.3-12.5-12.4-12.9)(33.9-37.8)

前半600mを34.0秒を切ったのは、カネヒキリが勝った06年以来、
前半1000mが57.9秒というのも近年では突出して速いペースでした

事前に予想した通り、厳しい流れで追走一杯になってしまった馬が続出
先行馬はスピードとスタミナがないと残れない、後方の馬はスタミナがないと追い込めないパターンだったと思います

イグナイターは飛ばして逃げたドンフランキーのペースに対応できたものの、
残り200mからはガス欠したのが明確で、
時計の出て直線も府中より短い盛岡ならともかく、府中の長い直線ではごまかせなかったのでしょう

逆にウィルソンテソーロ、ドゥラエレーデ、オメガギネスにとって、
逃げたドンフランキーのペースが今まで経験してない厳しい流れに付き合ってしまい、
馬自身が最後レースを投げ出してしまったように思えました

ウィルソンテソーロはチャンピオンズCでは追込、東京大賞典では逃げと、
GⅠ連続好走は原騎手のこの馬との相性、そして陣営の考えた戦術が見事に嵌った結果でもあるでしょう

あとはこの馬の追切で2週連続美浦Dウッドでの追切は今回が初めてで、
それが心身ともに負担になった可能性もあります
(私は強い追切が積めてパワーアップしたと思いましたが)

ドゥラエレーデは栗東坂路での追切で、テンから飛ばしてとんでもないタイムの追切をやっていましたが、
あくまでレースではなく追切ですので、追走しただけで満足したのでしょうか?

オメガギネスは経験値が全く足りなかったのでしょう
まだ4歳馬、キャリアもたった6戦、これからいろんな条件に揉まれてどんどん強くなっていくと思われます

これは南関3冠馬を達成したものの、GⅠで2戦とも結果を出せなかったミックファイアにも言えることです


☆ペプチドナイルは藤岡佑介騎手の苦い経験の結晶

一方ペプチドナイルは逃げる意欲が強すぎて失速していたのをベテルギウスSで控えて勝ったことで、
その後うまくコントールできるようにした藤岡佑介騎手のファインプレーでしょう

フェブラリーSで初のマイル戦でしたが、
元々馬の行きっぷりがいいので、マイルの厳しい流れに順応し、
しかも控えることを覚えたことにより、
藤岡佑介騎手が欲しい位置をうまく確保できたのです

藤岡佑介騎手といえば、最近セリフォスジャックドールなど、
才能があるものの先行意欲が強すぎて制御しづらい馬との出会いが増えていました

藤岡佑介騎手は最近極端なレースで嵌り待ちのようなところがありましたので、
制御するのが難しい馬で、しかも陣営の細かい指示を聞いてうまくエスコートするのはさぞかし苦労したと思います

その苦労の結晶がペプチドナイルのGⅠ制覇に繋がったのではないでしょうか

その苦難は以下の記事に書いてありますので、ぜひご一読を

これを読んだ後もっと勘のいい方なら、
京都金杯でトゥードジボンを逃げなくても3着に持ち込んだのも予兆だったのかもしれませんね


☆ガイアフォースが終止符を打ったのか、それとも…

ガイアフォースがダート初挑戦で2着に好走しました

私ははどんなに調教が良くても、フェブラリーSがダート初挑戦の馬は絶対に買わないと決めてましたので、
追切記事でも触れないようにしていましたが、見事に失敗してしまいました

過去20年で一度も3着以内には来れなかったダート初挑戦馬、
なぜガイアフォースは長い歴史の壁を壊すことができたのでしょうか

好走の要因として、まずは芝並に厳しい流れになったこと、
馬に合うペースで追走できたこと、
キタサンブラック産駒が得意なゆったり回れるコーナーが向いていたこと、
陣営がキックバック対策はやったいたとはいえ、直線でうまく外を出して馬の能力を引き出せたこと...

枠順や展開といったや運の要素も味方につけたとはいえ、
かつてこのレースでケイティブレイヴで大穴を出した杉山調教師と長岡騎手のコンビじゃなかったら、結果を出せてたとは思いません

本当に恐れ入りました

ガイアフォースは例外として、今後もフェブラリーSはそう甘くはないレースであってほしいと思っておりますし、
ガイアフォースがここまでクセの強い馬なら、今後好走できるレースは非常に限られてくるとだけ書いておきます


☆フェブラリーSで一番驚いたのは…

フェブラリーSで一番驚いたのが、ペプチドナイルの単勝オッズの低さです

11時台だと50倍以上あったのに、確定オッズだと40倍を切ったのは、
ペプチドナイルが勝った結果以上に驚きました

レース直前になるにつれ、人気馬の単勝オッズがどんどん売れることで、
不人気の馬はどんどん単勝オッズが上がるのが普通なのに、
11番人気でこの逆転現象の洗礼を浴びるとは思いませんでした

せっかくめったに来ない穴馬の単勝を的中できたのに、
単勝500円、複勝1500円の的中だけではあまり回収できませんでした

気を取り直して、この的中をきっかけになにか変わればいいのですが


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