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【競輪】2024年高松記念玉藻杯【GⅢ】注目選手をパワプロ風に紹介してみた

どうもゲンコツでございます

2024年初のGⅠ全日本選抜競輪は郡司浩平選手(神奈川)が優勝しました
優勝の要因はなんといっても南関ラインを先頭で引っ張った同県の北井祐樹選手(神奈川)でしょう

今開催1113と大活躍の北井祐樹選手

残り1周でいつものツッパリ先行ではなく、カマシ先行を敢行した新山選手に叩かれはしたものの、
番手の浅井選手がやはり離れてしまいましたので、番手の郡司選手と松谷選手が冷静に浅井選手を退治します

3角で前を走っていた新山選手を北井選手が捉え、
南関ラインの後ろで脚を溜めていた清水選手も外から郡司選手に迫ってきましたが、
郡司選手が直線で抜け出して、なんとか清水選手と古性選手の猛追を凌ぎ優勝しました

古性選手は捌かれた浅井選手のせいで前が詰まり仕掛け遅れたことが悔やまれますが、
4着とはいえ上位選手との差はわずかですので、よく優勝争いまで持ち込めたと思います

南関ラインを引っ張った北井選手は3着でしたが、
初GⅠ決勝という異様な雰囲気に呑まれず、直線が長い岐阜競輪場で、
新山選手との先行争い、捲りが強烈な清水選手、古性選手がいての3着は、
準決勝戦であの脇本選手との激しい先行争いがあってもレースでは勝った恐ろしいほどのスピードで成長しています

J2を経験したことのある元プロサッカー選手がアラサーから競輪選手に転身し、
いま競輪界一猛練習をしていると噂される北井選手ですので、
タイミングひとつでいつGⅠ制覇をしてもおかしくないと思われます

しかし弱点は当然ありまして、超地脚タイプの故にダッシュ力が劣ることで、
番手選手は追走しやすい反面、対戦相手にマークされやすく、
ダッシュタイプの選手や戦略性の高い選手に仕掛けるタイミングを失い、
後方のままレースが終わることが度々あります

相手が弱い場合だったり、細切れ戦ならマクリは通用すると思いますが、
相手ラインが強固な場合への対応が課題となります


決勝戦の車券結果ですが、なんとか3連複は的中しました...

穴目も多かったとはいえ、合計23点という多さでは、
私個人は見事にガミってしまうという情けない結果でしたが、
ハズレるよりはマシと言わざるを得ません

競輪はちょっとした展開でかなり左右されやすく、
穴目でも堅めでもバシッと的中させると競馬以上に興奮するのですが、
GⅠ決勝戦のような展開が読めないレースは、現実的にはやはり広く買うのがセオリーでしょう

全日本選抜競輪では初めて全レース注目選手を挙げさせてもらいましたが、
一人挙げるだけでもかなり難しいと思いました
買い目まで書いている方はすごいなと言わざるを得ません

次のビッグレースは、3/21~3/24に取手競輪場で行われるGⅡウィナーズカップですが、
競馬のGⅠ高松宮記念と被りますので、全レース注目選手は今のところは未定とさせてください


2/17(土)~20(火)まで高松競輪場で高松記念~玉藻杯~GⅢが行われます

SS選手は松浦悠士選手(広島)、山口拳矢選手(岐阜)、
そして今年は記念に全て出場している佐藤慎太郎選手(福島)がココでも出場予定です

本人は今年が最後のSSだと覚悟しているようで、全国のファンにその雄姿をみせたい漢気なのか、
それともコツコツ記念で賞金を稼いで、最後までSSの座を維持することを諦めたくない執念なのでしょうか

練習量は変わらなくてもまだ状態が上がっていないようですので、
レースで調子が上がるまではひたすら耐えるしかないのでしょうか


やはり注目すべきは、長年地元のエースを務めている49歳のベテラン香川雄介選手(香川)といいたいところですが、
SSクラスが強くて決勝戦進出までが精一杯といった印象です

私が地元で注目したいのが、117期で24歳の新鋭石原颯選手(香川)です

復調してさらに上昇したい地元の石原颯選手(香川)

22年はGⅠでも1着を獲ってかなり期待されたものの、度重なる落車で調子を落としてしまい、
23年はウィナーズカップだけしかビッグレースに出場できず、
しかもこの年も落車が相次ぎ、今年はまさかのS級2班に降格となりました

しかし今年はリベンジに燃える石原選手は、今年初戦の別府F1戦は112で準優勝、
その勢いでいわき平記念に参戦し、予選を連勝で飾り準決勝まで勝ち進みましたが、
準決勝戦では残念ながら九州勢のラインの先頭で死駆けすることになってしまい9着に
最終日は山口拳矢選手の鋭い捲り追い込みを決められ惜しくも2着でしたが、
カマシ捲りでいったん先頭に立つ脚は、競争得点102点の選手とはとても思えません

勝った山口拳矢選手は石原選手と同期の117期で、昨年日本選手権競輪を制覇し、
この期で一番最初にGⅠ制覇をした選手ですので、石原選手も山口拳矢選手には対抗心があるはずです


ちなみにライバル山口拳矢選手のパワプロ風データは以下の通りです
(競輪グランプリの時点より改訂いたしました)

※山口拳矢選手はインフルエンザのため欠場となりました

SSだが調子を落とし苦戦している山口拳矢選手(岐阜)

今の中四国には石原選手だけでなく、この開催にも犬伏選手、町田選手など、イキのいい若手先行選手が何人もいます
もし成り行き次第で、この選手たちの番手でレースができれば、決勝進出やそれ以上の結果も夢ではないはずです

あと落車だけはくれぐれも気を付けてください

余談
山口拳矢選手の補充がなんと、拳矢選手と相性が悪い浅井康太選手(三重)というのも皮肉なものです


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今後も競馬だけでなく、競輪記事も書いていきますので、
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