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第72回阪神大賞典&第73回スプリングS追切チェック

どうも、ゲンコツでございます

今週の中央競馬は土日2重賞ずつの4重賞と、2日間開催だと一番多い週です

競輪がいま伊東温泉競輪でGⅢレースが行われており、レースを観ながら記事を書いていますが、
記念開催では書いてきたプレビュー記事を今開催は書きませんでした

中央競馬が4重賞あったことで書く余裕がなかったこともありますが、
強いSS選手は来週のGⅡウィナーズCに出場することで誰も参加しないので、
同じGⅢでもお祭り要素のない記念とは違いますし、
最近9車が本当に難しくて、堅い決着で当たったと思ったら、
3着抜けや安い配当だったので切った買い目が当たりという辛いことが多く、
私の購買意欲が湧かなかったからです

2024年度からミッドナイト競輪でもGⅢが開催されるようになり、
すなわち7車でGⅢが行われるということですので、
下のクラスの選手が出場するレースや9車のレースと比べてどれだけ売上が変わるのか注目したいです


ちなみに金曜からはボートレースクラシックも始まりますので、
ギャンブル好きな人はこれから忙しい春になりそうですね

それでは日曜重賞の阪神大賞典とスプリングSの追切チェックに入りたいと思いますので、
今回もよろしくお願いします


追切チェックの評価マーク

高評価☆ 危険★ 急上昇☆彡 一か八か☆★


第72回阪神大賞典

☆★サヴォーナ

前走日経新春杯の栗東坂路での追切で寄れたのが不安でしたが、
レースでは前々で粘り込み、4歳馬で最先着の2着なら上出来でしょう

今回の栗東坂路での追切でも寄れはしたものの、3歳の頃に比べ頭が高くならず、
雄大な馬体に身が入って走るフォームは良くなってきたからだと思いますので、気にしたら負けです

ラスト1ハロンのタイムが掛かってしまうのは、中竹厩舎が荒れた時間帯にあえて追切を行って鍛えるという方針なので、コレも気にしたら負けです

ただどうしても気になるのが、中竹厩舎では珍しく1週前に栗東Cウッドで追切ったことです

菊花賞でこのパターンで出走した際、後方からのレースになってしまい、
我慢できずに捲ったものの、最後脚が止まって5着というチグハグなレースでしたので、
北海道開催以外は栗東坂路だけで仕上げる厩舎だけに、本番は天皇賞春ということで余裕残しなのでしょうか、それともコレも気にしたら負けなのでしょうか

★ブローザホーン

心房細動で競争中止になった京都大賞典の無念を晴らした日経新春杯
有馬記念でも狙えるぐらいのポテンシャルを秘めてると思いましたので、
ちゃんと追切を積めたことで、しっかり能力を出すことができました

このレースから吉岡厩舎に転厩になり、2月中旬から栗東で乗り込まれています
ただ栗東Cウッドで追い切られたのが2本のみで、正直速いタイムを出していません
速いタイムを出したのが、土曜日の栗東坂路だけですし、
今週の栗東坂路での併せ馬は全く追っていないとはいえ併走遅れでした

そういえば吉岡厩舎といえば、昨年このレースで転厩初戦だったブレークアップを3着に好走させ驚かせましたが、
これまで馬なり中心で仕上げられてたこの馬を1週前に栗東Cウッドで猛稽古を敢行し、
3頭併せで一杯に追われて先着させ、全体タイム78.7秒というとんでもないタイムを叩き出しました

それに比べるとブローザボーンはまだ手探りのような気がしますし、
馬体が小さいことや心房細動をやったことも影響があるかもしれません
ここはちょっと様子見したいと思います

☆テーオーロイヤル

4歳秋に骨折してから1年、アルゼンチン共和国杯を叩いた後、ステイヤーズS2着で調子を上げ、
そして今年はダイヤモンドS1着と、完全に骨折前の状態に戻り、
いやそれ以上に強くなったように感じるのは、
復帰前よりも栗東Cウッドで追われる本数が明らかに増えたからです

今回も馬なり単走で軽いとはいえ、2週連続で栗東Cウッドで乗り込まれ、
スタミナ強化に取り組んでいます

トビが大きい馬ですので、阪神小回りコースが若干心配ですが、
調子自体の心配はなさそうです

☆彡プリュムドール

前走万葉Sの追切タイムが助手が乗っているとはいえ遅すぎて心配でしたが、
今回は栗東Cウッドでの追切で2週連続和田騎手が騎乗している影響なのか、
上がり2ハロンのタイムがキレッキレでした

もう6歳牝馬ですので、ここで結果が出ないと引退という覚悟で臨むような追切だったのかなと思いました

この2走は後方で脚を溜めて届かずというレースが続いていますので展開の助けは必要でしょうが、
ディープボンドからこの馬に乗り替わった和田騎手がどこまで意地を見せてくれるのでしょうか


第73回スプリングS

☆シックスペンス

昨年12月のひいらぎ賞を勝利して以来の出走となります
新馬戦は美浦Dウッドで徹底的に乗り込まれ、前走は美浦坂路で徹底的に乗り込まれるという極端な調教を国枝厩舎は行ってきました

今回は美浦Dウッドで3本(速いタイムは1本)以外は美浦坂路で調教を積んできており、
今週の美浦坂路での追切は、キビキビした走りで併走馬に先着しました

動き自体は悪くありませんので、あとは相手強化でどこまでやれるのでしょうか

☆★ウォータリヒト

シンザン記念、きさらぎ賞と人気薄で2度も激走したことで、
さすがにこのメンバーでは上位人気となりそうです

基本栗東坂路ばかりで追切をやっており、追切タイムも特に目立ちませんので、
状態はずっと変わらずといったところでしょうが、
後方から脚を使うこの馬にとって、京都から小回りの中山コースが向くのかは疑問ではあります

☆★ペッレグリーニ

美浦Dウッドでの追切はタイムが地味で併走遅れになることが多いですが、
それでも2連勝を決めて皐月賞トライアルに臨みます

今回も2週続けて美浦Dウッドで併せ馬を行っての併走遅れでしたが、
今週の相手はブリンカーを着用したソールオリエンスだったので仕方ありません

それよりも問題は、ここまで強い相手とやっても追切タイムがさほど詰めていないことと、
レースレベルが上がって、走破タイムを詰めれれるのかというところです

☆彡ルカランフィースト

1週前追切の時点で取り上げようと思ってたのはチャンネルトンネルでしたが、
ルカランフィーストの今週の美浦ウッドの追切映像を観てベタ惚れしました

今週の追切を説明する前に、まず惨敗した京都2歳Sの追切を説明しなければなりません

この時は1週前の美浦Dウッドでの追切で併走馬に大きく遅れるという、明らかに調整ミスといえる内容で、惨敗するのは必然でした

調整ミスで惨敗したのですから間隔を開けると思いきや、
その後すぐに若竹賞に目標を定め、追切は地道に美浦Dウッドで4週連続馬なりで併せ馬を行った結果、
不良馬場をもろともせず直線だけで外からまとめて差し切りました

そして試金石となる今回も毎週地道に美浦Dウッドで馬なりの併せ馬を行って併走馬に先着し、
今週は前を行くOP馬相手に馬なりで並びかけ、併走馬が一杯に追われる中、
馬なりのまま余裕で先着しました

ドンドン調教内容が良くなっていますので、今回も前走以上に強いレースが見られそうな予感しかしません


今回も読んでいただき、ありがとうございました

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