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第75回阪神JF総括

どうもゲンコツでございます

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【高評価馬】 サフィラ 4着
【ジョーカー】コスモディナー 9着
【危険馬】  キャットファイト 10着


☆1,2着馬と3着馬の力差がハッキリ現れた理由

1:32.6 (12.4-10.7-11.3-12.0-11.8-11.3-11.4-11.7)
(34.4-34.4)

近年は京都改修による連続開催の影響で時計が掛っていましたが
(昨年はさらに強風により余計に逃げ先行馬が不利でした)、
今年は開幕2週目ですので、明らかに先行馬有利の馬場でどうなるのかなと思いましたが、
前半1000m58.2秒は極端なハイペースではないものの、
今年はどの騎手もかなり前残りを意識した流れになったと思います

そんな中、今回先行して失速した馬や、後方のまま何もできずに終わった馬は、
去年以上に実力の差が現れたレースだったのかなと思います
(例年このレースは実力差がはっきり出やすいレースですが)

結局1着のアスコリピチェーノは新潟2歳Sで前々から押し切った馬、
2着のステレンポッシュは札幌芝1800m新馬戦勝利と赤松賞を最速上がりで差し切った馬で、
どちらも上がりタイム33秒台を出したことに対し、
3着コラソンビートはこの2頭に距離適性と長距離輸送の経験のなさで、
上がりタイムは34.1秒と伸び悩みました

私は追切チェックで1,2着馬はあまり評価をしませんでしたが、
アスコリピチェーノは1週前追切よりも今週の追切が悪い点が気になり、
ステレンポッシュはかつてこのローテで参戦したナミュールと比較して劣る点が気になりましたが、
全て杞憂に終わってしまったことは反省しなければなりません

☆逃げたシカゴスティングを差せなかった馬たち

ファンタジーS組は事前の予想通り距離の壁にぶち当たって惨敗しましたが、
思い切って逃げの手に出たシカゴスティングが5着に粘りました
鮫島駿騎手は桜花賞でコナコーストを攻めの先行策で、リバティアイランドを追い詰めたのは記憶に新しいところ
今回は結果は出ませんでしたが、今後もこういう舞台では要注意したいですね

その逃げたシカゴスティングを差せなかった差し馬ですが、各馬ごとに課題が生じました

6着ルシフェエル
馬群で何度も詰まり、さらにエンジンの掛りが遅い
今後は距離延長で活路を開きたいですが、剛腕のムルザバエフ騎手でコレだと大変ですね

7着スウィープフィート
出遅れ、勝負所で早仕掛け、大外回すロスがあっても、4着サフィラに0.2秒差ってすごくないでしょうか
スタート後から内にこだわり続けて追い込みに徹し、
内埒沿いを通って8着まで追い込んだドナベティの坂井騎手に比べると、
永島まなみ騎手が叩かれるのはしょうがないとはいえ、
まだどちらもキャリアが浅いのですから、共に成長すればおもしろそうです

9着コスモディナー
馬体重マイナス22㎏、パドックでテンションMAXでは、いいスタートでも中団待機せざるを得ず、
最後はジリジリ伸びるのが精一杯なのはしょうがありません

ドナベティと比べると、操縦性の悪さも気になりました
ただ、このまま終わるような馬ではないことだけはわかりました
今後も絶対追いかけたい馬です

10着キャットファイト
結論から言うと大事に乗って何もできずに終わってしまいました
今後はどんなレース選択、どんな騎乗をするのか全く分からなくなりました

今年の阪神JFは回避した有力馬が何頭もいたことで、
桜花賞の勢力図が見えたというレースではありません
やはり主役はアルテミスSを圧倒的な強さで勝ったチェルヴィニアですので、
今回力を見せつけた馬たちに隠された課題があるのか、
今回課題を見せた馬たちが来年巻き返すのか注目したいですね


今回も読んでいただき、ありがとうございました








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