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第10回京都2歳S~ウマく買いたい3頭~

どうもゲンコツでございます

ジャパンCの枠順にドン引きしております

いま小倉で競輪祭を開催していますが、
競輪の出走メンバーは、先行選手、追込選手が地元同士でラインを組む必要がありますので、
抽選ではなく主催者の番組作成する部署か会議して決めるのです
(共同通信社杯競輪など一部自動で決まるレース有)
よって地元の九州の選手に有利な番組を組んでくるのですが、
(それでも準決勝に残ったのは北都留選手と園田選手のみ)
内枠有利なジャパンCであんなに有力馬が内に固まることありますか?
(人気馬で唯一外に行ってしまった17番枠のスターズオンアースが非常にかわいそうです)

ただ人気の2頭があまりにも内すぎるため、
外から被せられて内に包まれるリスクも考えられます
ただイクイノックスは逃げられるスピードもありそうですので、
ドバイシーマCのようにハナを切ったらという展開もなくはないです
逆にこの枠で予想が難しくなってしまいました

では、京都2歳Sについて書いていきたいと思います


【レースのポイント】

☆おっさんにはラジオたんぱ杯が懐かしい

若い競馬ファンの方はご存じないかもしれませんが、
かつてラジオたんぱ杯、後にラジオNIKKEI杯は、
有馬記念の前日に阪神芝2000mで施行されていました

その頃はホープフルSはG1ではありませんでしたので、
来年クラシック制覇を目指していた有望株がこぞって参戦し、
後にクラシック制覇を成し遂げた馬がこのレースから羽ばたきました
(出走馬にはウマ娘化された馬もゴロゴロ出てきます)

しかし、ホープフルSがG1に昇格されるのを見越し、
2014年からはジャパンC前日の京都芝2000mに移行し、ホープフルSの前哨戦としてリニューアルしました
第1回は断然の人気を集めたノースヒルズ期待のディープ産駒ティルナノーグが惨敗し、
以後勝ち馬、そして出走メンバーも影を落とすようになってしまいました

ノーザンファームやノースヒルズも人気馬を出走させてますが、
実際勝つのはそれ以外の生産者、またはノーザンファーム生産馬でもあまり重賞を勝っていない個人馬主さんの馬ですので、
もうこのレースに期待していなのではと思ってしまいます
(あのドウデュースでおなじみのキーファーズの初重賞勝利は実はこのレースです)

そしてG1に昇格したホープフルSのこれまでの勝ち馬はというと、
かつてのラジオNIKKEI杯と比較すると物足りないですよね...

私は今からでも遅くはないので、阪神芝2000mでホープフルS、
朝日杯FSは中山芝1600mに戻した方が今後につながるレースになると思うのですが...

話が逸れてしまいましたが、有名な一口馬主の馬は軽視して、
あまり重賞を勝っていない個人馬主を重視したいと思います

☆新馬未勝利の好走血統と上のクラスの好走血統が違う!?

秋の京都開催も今週で最後となりましたが、
秋の開催は馬場が荒れて時計が掛かり、どこが伸びるのかコロコロ変わる非常に難解な馬場状態で、
それに伴い好走する血統もコロコロ変わる難しさでした

私は秋の京都芝2000mの好走血統は、新馬未勝利とそれ以外で分かれる傾向にあると思っており、
前者はハーツクライやドゥラメンテなどのトニービンを持つ種牡馬が有利で、
後者はディープインパクト産駒、キズナ産駒、またはロベルト系産駒の好走が目立ってました

ただ2歳重賞は新馬未勝利の延長線ですので、選ぶのは当然前者です
それは過去の好走馬(マイラプソティ、グレイル、ベルラップなど)からも当てはまっています

【高評価馬】 

シンエンペラー

馬主がサイバーエージェント代表藤田氏、凱旋門賞馬ソットサスの全弟、
矢作厩舎所属、モレイラ騎手騎乗ならどう考えても人気過剰になるのですが、
凱旋門賞馬の全弟ということが、日本芝コースに向いていないのではと疑われ、
単勝1番人気でしょうが、人気がかなり割れており、オッズはまあまあ付きそうです

しかし日本で育成すれば日本の芝にフィットした走法になると思っていますので、今の段階では血統はあまり気にする必要はなく、
むしろいまの荒れた芝状態の京都コースが合いそうでしょうがありません

あと今週の追切は栗東坂路単走で、タイムは平凡ではありますが、
馬なりで併走馬を圧倒し、さらに隣にいた関係ない馬も追いかけるぐらいやる気と根性のある馬だと思いました

まだまだ上を目指せる馬であった方がおもしろいので、
人気ですが応援という気持ちも込めて、高評価馬にさせていただきます

【ジョーカー】

プレリュードシチー

出走馬にはトニービンを持つ種牡馬の馬が何頭もいますが、
どうしてもマイルCSでハービンジャー産駒のナミュールが外からまとめて差し切ったことが頭から離れられず、
同じハービンジャー産駒のこの馬をジョーカーとさせていただきました

前走は東京芝2000m未勝利戦をモレイラ騎手で勝利しましたが、
このレースはモレイラ騎手以上に馬自身が非常に頑張ったレースでした
直線で内から外から競りかけられましたが、全くひるむことなく応戦し、
最後に鋭く抜け出して、上がり最速の脚で勝つことができました

あまり追切が動く馬ではありませんが、
今週の栗東坂路での追切で、馬なりで全体タイムは56.0秒は遅いのですが、
ラスト1ハロンのタイムが12.0秒を叩き出したのには驚きました
まだ2歳なのに折り合いがついた走りでしたので、
もし他馬が気性の悪さで自滅したり、直線で追い比べになるようなら、
この馬にもチャンスがあると思っております

【危険馬】

ルカランフィースト

内が悪い馬場で1~4番まで社台ファーム産の馬で占めました
この馬は関東馬ですので、2戦目で長距離輸送を経ての重賞挑戦ってどうなのでしょうか

今回も読んでいただき、ありがとうございました

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