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2024年桜花賞トライアル総括&第84回桜花賞展望

どうもゲンコツでございます

桜花賞の出走登録馬が発表されたということで、これまで行われた桜花賞に繋がるレースの総括をし、
そして本番の桜花賞の展望も行いたいと思いますので、
ぜひ最後までお付き合いくださいませ

それでは今回もよろしくお願いします



☆エルフィンS

1:35.1(12.8 - 11.5 - 12.1 - 12.1 - 12.1 - 11.9 - 11.2 - 11.4)(36.4-34.5)

このレースから桜花賞で好走できるパターンは3つです
①桜花賞で2番人気以内に支持される
②勝ちタイム1:35.0を切っている(京都開催時限定)
③極端に緩んだ中間ラップがある

①は他のトライアルの内容が低調だった場合に、このレースの価値がぐっと高くなるのです
②はデアリングタクトマルセリーナが該当し、いずれも桜花賞を勝っています
③はクルミナルエーシンリターンズが該当します(ただし勝ちきれません)

今年はすべて該当しないので消しでいいと思うのですが、
改修した京都の馬場状態は荒れ放題で、時計も改修前より掛かっていますので、
このレースの結果だけでライトバックスウィープフィートの評価を決めるのは保留とさせていただきます


☆クイーンS

1:33.1(12.6 - 11.2 - 11.6 - 11.7 - 11.6 - 11.1 - 11.6 - 11.7)(35.4-34.4)

毎年出走メンバーのレベルが高くて、レースラップ内容で比較するのは酷だと思います

ただ中間のラップで緩んで直線でキレ味を発揮するレースが桜花賞向きで、
淀みのない流れで最後に上がりが掛かるレースがオークス向きの傾向にあるようです

今年は中間は緩んでいない淀みのないラップで、上がりもそれほど掛かっていません

21年のアカイトリノムスメや16年メジャーエンブレムの年に近いような、
でも前傾ラップではないので、そうとも言い切れないですし…

勝ち馬クイーンズウォークのあえて不安な点を挙げるとすれば、
出遅れ癖と内枠への対応と対戦メンバーが若干弱い気がすることぐらいしか浮かばないです


☆チューリップ賞

1:33.1(12.5 - 10.8 - 11.2 - 11.5 - 11.7 - 11.5 - 11.6 - 12.3)(34.5-35.4)

近年は阪神JFから桜花賞へ直行する馬が増えましたので、
ついにこのレースでさえ出走メンバーレベルが落ちてきました

このレースもクイーンC同様、中間のラップで緩んで直線でキレ味を発揮するレースが桜花賞向きです

特にレースラップラスト2ハロン目で11.0秒を切ってくると、本番でもキレ味を発揮してくれそうな馬がいる証拠です

今年のラップはというと、桜花賞に適さないラップ、もしくは正直レベルが低いといえます


☆フィリーズレビュー

1:20.1(12.0 - 10.7 - 11.1 - 11.2 - 11.4 - 11.7 - 12.0)(33.8-35.1)

たまにレーヌミノルナムラクレアのような人気薄で激走する馬が現れますので、
穴党なら必ず調べなければならないトライアルですが、意外と条件は単純です

ラップとかをじっくり細かく調べる必要はありません
①阪神JFに出走して5着以内
②フィリーズレビューで本番を意識した差すレースで脚を余す間隔がある

この条件を満たしていれば狙いたいのですが、今年は2着のコラソンビートが該当します

関東馬ですが、フィリーズレビュー出走の時点で栗東で調整されてますが、
あまりにもひどい追切でしたので軽視したら、力の違いで2着に好走したことで、
もうこの馬は本物であることを認めざるを得えず、私の中では全トライアルで一番評価しています


☆アネモネS

1:34.6(12.2 - 10.9 - 11.4 - 12.0 - 12.1 - 12.2 - 11.7 - 12.1)(34.5-36.0)

さすがにこのレースは出走メンバーレベルが一番低いので軽視していいと思います

ただ昨年私の本命はこのレース勝ち馬トーセンローリエでした(爆)
(大外枠では無謀でしたね)

本命にした理由は勝ちタイムの速さなら、前々で押し切れる可能性と、
美浦坂路でめちゃくちゃ動いていたからです

今年の勝ち馬キャットファイトも調教で動いてはいますが、
2着のテウメッサも調教で動けてますし、レース内容、血統などでコッチの方が上だと思うのですが


☆トライアル以外で気になる出走馬


私が気になっているのはイフェイオンです
ルメール騎手騎乗のチェルヴィニアと言いたいところですが、
チェルヴィニア以上に狙いどころがあります

①未勝利戦勝ちタイムがとんでもない!
1:33.3という近年のこのコースでの新馬未勝利戦でダントツのレコードタイムを最速上がりで差し切りました
翌日の芝1200mタイムが3勝クラスの馬で1:07.3も出るぐらいの高速馬場ですから、
この時点では全くアテにしていませんでしたが、今さらながら凄いタイムだと思います

②フェアリーSの内容
中山マイルで不利な8枠(しかも奇数の13番)の時点で不利なのですが、
テンから先行争いで厳しい流れを4番手でレースをし、
外々回って直線抜け出して、外や内で脚を溜めていた馬たちの強襲を凌いでの勝利は文字だけでも強そうなのですが、
倒した相手が重賞好走馬や阪神JF好走馬たちに惜敗した馬ばかり
間違いなく阪神JF好走馬やチェルヴィニア相手でも引けを取らないと思います

③久しぶりのエピファネイア産駒の当たり年
この世代のエピファネイア産駒は初年度のデアリングタクト以来の当たり年です
すでにダノンデサイル、ビサンチンドリームが重賞を勝利し、牝馬でもステレンポッシュ、アルセナールが重賞で好走しています
エピファネイア産駒の中でもこの4頭並、いやそれ以上にフェアリーSでの勝ちっぷりでしたので、
チェルヴィニアを倒すとしたらこの馬しかいないでしょう‼


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今回も読んでいただき、ありがとうございました
また次回もよろしくお願いします


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