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僕がnoteを書き続けて、得たもの(前編)

初めて投稿したのが昨年の2月21日のことだから、およそ1年近くにわたってこのnoteを続けてきた。

伝えたいテーマを見つけ、自分で文章にしたうえで、修正してもらったこともあった。逆に、僕の頭の中で整理しきれないテーマのときには、それについての考えを丁寧に語り、それを文章にしてもらった。そのうえで、僕がそれを修正してみなさんにお届けするというようなプロセスをたどることもあった。

1年弱にわたって、毎月3回のペースで書き続けてきた効果は確かにあった。

例えば、僕は普段からインタビューを受ける機会がある。そのときに、以前よりも自分の考えを言葉で上手に表現できるようになったと実感できるようになった。

そもそも、自分の考えを言葉で伝える際の意識が変わったと思う。

最近ではインタビューを受ける前に、自分のなかでインタビューテーマについて考えておく。こういう表現だとわかりやすいだろうとか、こんな順番で話した方が伝わりやすいなとか、頭の中を整理するのだ。周囲からも「話がわかりやすくなった」と言ってもらえる機会は増えたし、自分のなかでも成長を実感できる機会は増えた。

以前のnoteの記事で、ドイツ語の先生と話し合ったうえで、「日本語の勉強」に取り組み始めたと書いたのを覚えてくれている人もいるかもしれない。ドイツ語力の向上のために、日本語を扱う能力を向上させようとしているのだ。

先生から日本語の勉強を提案されたときに、「それは良いアイデアだ!」とすぐに気がつけたのは、noteの記事を書いていく上で、自分の考えを他人に伝えることの楽しさや難しさを感じてきたからだと思う。

今後はnoteの僕の文章を楽しみにしてくれる方たちと交流したり、僕の話に興味を持ってくれるような人たちの前で話す機会が、いつかの日か、作れたら嬉しい。そんなことを考えていたタイミングで、YouTubeで西野亮廣さんが手がけた映画の公開の舞台挨拶をしている動画がオススメに出てきて、たまたま見る機会があった。

もちろん、ドイツにいる僕は、映画自体は見ていない。それでも、舞台挨拶の際の西野さんのスピーチに引き込まれてしまった。話すのが上手いなとも感じた。

だから、見終わったあとに、そう感じた理由を、自分なりに考えてみた。

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