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変化できるもの

変化できるもの

最近気にいっている言葉がある。
                              

『最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き延びるのでもない。唯一生き残ることが出来るのは、変化できる者である。』

これはイギリスの自然学者のダーウィンの言葉で、要するに生物として変化に対応していけるものが世の中で生き残れるということである。

僕は17歳に浦和レッズでプロとしてデビューした時は、攻撃的なウインガー(MF)で自分の強みを出していく選手であった。
その後2018年からはドイツのハノーファーに移籍し、わずか2年足らずで両サイドハーフ、両サイドバック、トップ下、ボランチ、インサイドハーフと多くのポジションでプレーをすることになった。

要するに、10年という時間の経過の中で、「自分が得意とするポジションとプレー」と「必要とされるポジションとプレー」が変化し、そのたびに自分を変化させ、自分の能力を引き出し、自分の幅を広げてきた。

これがブンデスリーガという、世界でもトップレベルのリーグで、生き抜くために身につけた方法であり、変化に対応する力でもあったと思う。

具体的にどう変化していったかは今後また細かく紹介しようと思う。

一方で、職人の様に一つのポジションを極めて、その強みで勝負する選手もいる。どちらが優れているという事ではなく、そういった選手も時代や環境にあわせて、必ず変化をしていると思う。要は、現状維持は衰退でしかないのだと思う。

サッカーでも負傷者が出たり、得点を取られたりした、ゲームプランが崩れた時でも、そのピッチの中では現状を受け入れ、認識し、出来る事の最大限の努力をしなければ「勝つこと」は出来ない。

時代は変化し続けるものでもある。

今の世界の状況を考えて、みんなが「勝つために」必要なのは「変化する」という考え方ではないかと思う。
大変な時期ではあるけど、変化を受け入れ、適応し、そして、生き抜く為に、がむしゃらに乗り越えましょう。

だからこそ僕は「変化」が重要なキーワードになると思っている。

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