代表合宿で植田直通から受けた2回の刺激
今回の僕は(植田)直通から2回、刺激をもらった。
僕がハッとさせられたのは、彼がコートジボワール戦で決めたゴールだけではなかったのだ。
日本代表は大きな刺激を与えてくれる場所だと前回のnoteにも書いたとおり、今回も刺激をもらえた。だから、ハノーファーに戻ってからも僕は精力的に練習や試合に取り組めている。
僕が得た刺激について話す前に、今回の代表について簡単に振り返る。
まず、個人的なパフォーマンスについて。
僕が先発した1試合目の相手であるカメルーンは、隙のない良いチームだった。僕はサイドハーフとウイングバックと2つの役割を試合のなかで担った。最近はハノーファーでトップ下をやることが多い。ただ、トップ下でプレーするときよりも、サイドでプレーするときにはピッチを上下動する回数がはるかに多く、体力的な負担も大きかった。
僕自身はチャンスがあったなかで決めきれなかった反省もあったけど、ポジション争いはこれからまた激しくなっていくと思う。一般的には、若い選手の成長するスピードは、ベテランよりも速い。今のチームにはそんな可能性を秘めた若い選手も多いが、僕も彼らに負けないような速度で成長していきたい。
チームとしての2試合の成果については、こう感じている。
初戦を0-0で引き分けたあと、2試合目に1-0で勝ったのはポジティブな成果だと思う。カメルーンもコートジボワールも良いチームだったし、日本の戦いも悪くはなかった。それでも2試合とも引き分けに終わるのではなく、最後に勝てたことはチームの自信につながる。その自信が、さらなる成長を呼ぶはずだから、あの勝利は大きな意味を持っていると思う。
そんなチームにとって大きな勝利を呼び込んだのが、直通のヘディングによる決勝ゴールだった。
ここからは、僕が彼から受けた2つの刺激の詳細について話していく。
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