8月9日が何の日か知っていますか?
長崎に原爆が落とされた日です。
今日伝えたいこと:形式的に周年記念だけやってても何の意味もない
まえがき
毎年思うことですが、8月6日から8月15日だけが戦争について考える機会なのでしょうか?
メディアは、8月になると、メモリアル記念日かのように戦争特番をこぞって組んで、お涙ちょうだい・戦争ダメゼッタイの思考停止を煽ってきます。
8月15日が賞味期限なので、終わればポイ捨てです。
結婚記念日だけ妻の家事を手伝って自慢気な顔してる昭和の旦那か??
とはいえ、コラムにも旬(というか時事ネタ)というものがありますので、今日更新します。
まえがきおわり
さて、昔記事にも書いた話ですが、僕は被爆三世です。
両親とも長崎県出身で、祖父からは原爆投下後の焼け野原を歩いた話を聞いたり、祖母からは満州国から命からがら逃げ帰ってきた話を聞いたりしました。
そんな僕は、被爆国としてのこの国取り組みを、かなり現実的で冷めた目で見ています。
今年は被爆77周年だそうですが、いま世界には核があふれていますよね。
核廃絶とかいうご大層な大志を抱くのは大いに結構、しかし77年経っても世界を変えられていないのが現実である以上、取り組み方を変えないと意味ないと思います。
会社で例えるならこうです。
「例のプロジェクト、完遂までどれぐらいかかる?」
「う~~ん、ま80年くらいっすかね~」
「はぁ? 今まで何やってきたの?」
「祈りィ……ですかねw」
ブン殴られてもパワハラと言えないぐらいふざけた話ですよね。
取り組みの効果を検証し、上手くいっていないなら、やり方を変える。
こんな当たり前のことをできず、77年も停止を続けている日本。
そもそも、本記事タイトルの8月9日が何の日か、知っている日本人の割合を真剣にアンケート取ったらどうなるんでしょうね。
日本人にすら戦争の記憶が伝わってないのに、外人にどう理解・共感してもらえるというのでしょうか??
そら戦争も負けるわけだわ&世界から核もなくならんわけだわ。
11時2分なので黙とうします。
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