お酒やめてます(1年経過)

こんにちは!
早いもので、わざわざ禁酒宣言をするためにこのnoteを始めてからもう1年が経ちました。

その後、全然飲んでません。とあるイベントで、すでに酔っ払って上機嫌な某先輩バンドマンが「すだくん〜乾杯しようぜ〜」とビールをふたつ持ってきてくださったときだけはさすがに一杯だけいただきましたが、それぐらいです。ちなみにそのイベントは公式にお酒が売られている時期のものですよ。こういう事いちいち言わなあかんのダルいな!「撮影の時だけマスクを外しています」とかな!全部「スタッフがこのあと美味しくいただきました」の亜種やと思ってます。

わりとあっという間に1年経ち、自分でも驚いていますが意外と大丈夫です。もともと1人で飲むことはほとんどなかったし、自分から誰かを飲みに誘うこともあんましないし、そもそも友達が少ないのかもしれないし、ライブハウスが酒を売れなくなりライブ後の打ち上げもほぼ無くなった今の状況では自然と断酒への道ができていたのでした。

「今後解禁しないんですか?」って色んな人から言われるんですが、どうするか全然決めてません。プライベートで色々あって落ち込んだりして、在宅勤務中に「悲しい!」とか「もういやだ!」とか自然と声に出してしまうような日もありますし、昨今のやたらと飲食店ばかり締め付けられてコロナ禍のすべてを酒のせいみたいに言われてるような現状に腹が立つあまり「おれの答えはこれや」と堂々と酒をあおりたくなる日もあります。ポリティカル飲酒。でも怒りや悲しみに任せて飲酒すると結果ポリティカル・コレクトネス的にアウトな人格が顔を出してしまう危険性もあり、そうなると元も子もないですからね。

だからまあ、世の中の状況が今後よくなってきたとしても(一刻も早くよくなってほしいんですけど!好きなお店これ以上潰れてほしくないよ)、大人数の飲み会とか打ち上げとかでは飲まないだろうなあ。お互い信頼しあってる友達とサシで、とかならちょっとずつ解禁するかもしれないけど、まだわかりません。そもそもそういう友達と一緒のときは酒が入ってなくても全然楽しい。

そういえばこないだSlimcatのライブをめちゃくちゃ久しぶりに見に行って(すごい良かった。やっぱライブしまくってるバンドは強い)、終演後ちょろっと楽屋に顔出したらマサラに最後「須田さん、今度お茶しましょ…」って言われて、なんかそれが嬉しかったですね。マサラって色んなとこで常にアッパーな酔い方してるけど、飲まない私にはそういう言い方してくれるあたり、いいやつです。ちなみにマサラがいつか私に言った「俺のことわかってくれるんはモリッシーと須田さんだけっす」という珍発言もずっと心に残っています。

世の中はもう何度目か数えるのもアホらしくなってきたぐらいにまたしても緊急事態だと言っておりますが、夜の梅田とか全然人いるしみんなめっちゃ飲んでますね。夜中まで店開けてお酒売ってるとこも結構あります。みんなもう色々と限界なんだろうな。去年の春の、誰もいない商店街のことを思い出すと、あれは一体なんだったんだと思います。みんなめちゃくちゃ自粛してたし、わたしも真面目にうたつなぎのリレーを回したりしていました。1年以上経ったのに今の方が確実に状況が悪化しているのは一体どういうことなのかって話です。医療機関等で働かれている方々を想うと胸が痛いですし下手なことは言えませんが、それでも酒を売る人も飲む人のことも責める気にはなかなかなれません。それ以外でも、毎日毎日いろんなことを考えては身を引き裂かれるような思いです。引き裂かれすぎて今日のフジロックの配信も見れませんでした。こんなにも苗場を愛しているというのに!

相変わらずnote用に文章を書くといつも途中から着地点を見失ってしまうな。とりあえず今はただ、好きな人たちがみんな心も身体も健康でありますように、社会的にも経済的にも困窮しませんようにと祈るばかりです。逃げ切れたらいつかどこかで乾杯しましょう。そのときおれが持っているのがノンアルコールビールとかでありますように。

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