モバイル性能ならキャスティングタックルの圧勝、それはわかってるんだけど……。

これまでいくつもリールを、そしてロッドを壊してきたんですが、どんな状況で壊してきたのかなーと思い出してみると、初心者を脱した後、あとテレスコをやめてからはほとんどのケースが移動中であることに気付かされます(テレスコ時代はよく釣り場で折りました)。壊すところもおおよそ決まっていて、スピニングリールのベールとスピニングロッドのバット寄りガイド。もう大半がこのふたつ。

いくら金属とはいえあんな細いパーツがみょーんって出っ張ってるの無理があるんですよ。言っても詮無いことだけど。ハードケースにでも入れればだいぶガードできるんだろうけど、そんなかさばるもの持ち歩きたくないし、ソフトなケースだと防御力はたかがしれてる。ロックショア用くらいゴツくなれば破損も減るけど、トラウトからシーバスまではどうしても気を遣います。

それに比べてキャスティングリールはベールみたいな脆いパーツはないし、ロッドもバットガイドまで背が低いし、破損しそうな要素がだいぶ少ない。荷物の扱いがラフになりがちな移動時、具体的には飛行機、電車、バス、自転車、バイク、もしくはバックパックに詰めての移動、そういうときはキャスティングタックルを選ぶに越したことないです。ないんですけど……できないんですよね。

ボートゲーム、もしくはおかっぱりでも小規模河川や野池みたいな近距離戦ならがんばりますよキャスティングで。でも自分の主戦場はソルトのショアからのプラッギングないしジギングで、となると自分のキャスト技術ではあまりに飛距離が足りないし、飛ばそうとすればバックラッシュがこわい。あと注意力が散漫になってきた時間帯がこわい。現状ではそこで足踏みしています。

ただ日本のyoutubeを見てると、年々ベイトシーバスやベイトショアジギのタックルが充実してきているのにときめきを感じます。まだパックロッドは存在しなそうなので、とりあえず余っていたフリーゲームXT S100MHのグリップをキャスティング仕様に改造してみました。これをスピニングと二刀流で持ち歩いて、集中力があるうちはベイトキャスターになってみたいと思います。今年最大のチャレンジになりそう。

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