エッセイ「私の性別」
あらかじめ予告しておくが、この文章は私の頭の整理とリハビリのためであり、まとまりがなく自分でもうまくかみ砕ききれていない。
私は長いこと、女の子らしさから逃れたかった。
かわいらしくないし、男言葉とやらもつかう。口は悪いし、小中投げかけられたなって、いっつも殴り合いのけんかをしていた。でも、そんな私を当時の私は大好きだった。だから、女の子らしく淑やかに振る舞えという母のいうことには従いたくなかった。やっと確立した私の振る舞い方をすべて見失うような気がして、男言葉も殴ることも