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会いたい!どこにいるんだ八尺様!!

 このブログで怖い画像は出ないので
安心してご覧下さい。ただし怪文書はあります。

 みなさんは【八尺様】というものをご存知だろうか。そう、ネットの毒に侵された怪談だ。
 例えば、「八尺様 エ■」と検索すると多数の作品がヒットする。「八尺様 おねショタ」でもたくさんのイラストがヒットする。八尺様は怖いイラスト、漫画なども多数あるが、それ以上に可愛らしいイラスト、スケベなイラストで溢れている。
 そして何を隠そう、このぼくは…

そのかわいい八尺様に侵された八尺様ファンになってしまったのだ!!

 まず、Wikiにある八尺様についての説明をみてもらいたい。

八尺様(はっしゃくさま)は、2008年8月26日に匿名掲示板「2ちゃんねる」オカルト板のスレッド「洒落にならないほど恐い話を集めてみない?196」に投稿された怪談に登場する、身長が8尺(約240cm)あるとされる女性の妖怪。田舎に出没し、白いワンピース姿で、「ぽぽぽ」という声を発する。魅入った子供をどこかに連れ去ってしまうことから恐れられている。 (https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E5%85%AB%E5%B0%BA%E6%A7%98)


 まず、ぼくは高身長の女性が好きだ。ぼくの身長は179cmあるのだが、ぼくより身長の高い、もしくは同じくらいの人が好きだ。八尺様は約240cmある。好きだ。

 そしてぼくは束縛が強い女の子や、恋愛で激重感情をぶつけてくるような、いわゆるヤンデレ・メンヘラが大好きだ。八尺様は魅入った子供を有無を言わせず連れていく。大好きだ。

 そして八尺様は「ぽぽぽぽ」という声を発する。これはなんかシンプルにかわいい。愛してる。

 極めつけには、八尺様は田舎に白いワンピース姿で出現するらしい。
 小学生の時、夏休みに実家に数週間帰省することになったぼく。じいちゃんばぁちゃんと楽しく話したり、美味しいご飯をいっぱい食べたりした。
 ある時一人で遊んでいると、後ろから声をかけられた。「ねぇ、そこでなにしてるの?」振り向くと、白いワンピース姿の非常に背の長い女の人が立っていた。顔は整っていて、眉目秀麗。長い黒髪は風に吹かれて靡いている。「一人で遊んでる。」ぼくは素っ気なく答えてしまった。綺麗すぎた。緊張してしまい、意図しない答えを口にしてしまった。しかし、その女の人は「そうなんだ。どうせなら私と一緒に遊ばない?二人の方が楽しいでしょ?」ぼくは、胸の奥に沸き起こる喜びを確かに感じた。「うん!」ぼくは本音を答えた。

中略

 そうして、実家に戻る前日。ぼくはお姉さんに告げた。「もう、明日帰らないといけないんだ。だから、お姉さんとは暫く会えないんだ。」お姉さんは顔を伏せる。ぼくも少し泣いてしまいそうだった。「でも、また来年必ず会いにいく!」しかし、お姉さんは身体をビクともさせない。沈黙の中で、ぼくの不安は忌々しいほどに大きくなる。お姉さんはやがて、小さな声を唇から発した。「私、来年にはもうここにはいないんだ。」堪えていた涙が溢れ出した。「どうして!?何があったの!?」

中略

 帰省の日の当日。祖父母の静止を振り切って、ぼくはお姉さんに会いにいった。ぼくの予想が正しければ、いつものあそこにいる。ぼくは必死に走った。少しでもお姉さんと話していたい、その一心で。いつもの場所につく。いつもの位置に、お姉さんはいなかった。鼻の詰まりを感じた時に、ぼくは自分が泣いていることを感じた。
 気付けば、祖父母と両親が別れの挨拶を交わしていた。今のぼくは、誰が見ても落ち込んでいるとわかるだろう。両親と祖父母は、それを寂しいからだと勝手に思い込んでいるようだ。寂しいのは本当だが、祖父母のことではない。
 祖父母の家から離れた駐車場に停めてあった、両親の車の後部座席に乗り込む。父がエンジンを入れ、車は動き出す。ふと、何かがぼくを動かした。後になって、この何か、直感とも言えるような何かに従って良かったと思った。ぼくはリアガラスを覗き込む。
 そこには、白いワンピースの、麦わら帽を被った背の高い人が立っていた。距離こそ離れていたが、ぼくはわかった。「お姉さんだ…」ぼくは叫んだ。「待って!止めて!車止めて!」「はぁ?何言ってんだ。おじいちゃんとおばあちゃんとは別れただろ?」「いいから!早く!早く止めてよ!」両親は聞く耳を持たない。ぼくはリアガラスを叩きつける。「待って!お姉さん!お姉さん!!」ぼくは泣きじゃくった。「嫌だ!嫌だよ!どうして………」

なの〜!?ひとなつの思い出が作れちゃうよ〜!?田舎の白ワンピとかこういうことでしょ〜!?

 


 とにかく、八尺様は好きポイントが多い。なので、ぼくは八尺様に会いたくなった。
「実際は化物だよば〜か」
「そもそも怪異なんて存在しねーよ」
「八尺様はお姉さんじゃなくて老婆の可能性もあるんだぞ」
既に脳内でぼくが反対しているが、そんなのは知らない!ロマンを求めたっていいだろう!?

 まず、ぼくは八尺様について調べることにした。まずは書籍だ。本こそ史上最強の検索ツールなのだ!ぼくの自宅の近くには図書館が2つある。その2つの図書館で八尺様について調べてみるが…

う〜ん…ないな…

 ならばたぶん日本一の図書館であろう国立国会図書館で検索だ!

10件ヒットしたぞ!

う〜ん…宮澤伊織の裏世界ピクニック…
う~ん…TVでやるようなただのVTRのDVD…
う~ん…ただのエ■漫画…
う~ん…お!一番良いものを見つけた!


「のびあがり」と「八尺様」 : 電承説話の身体と妖怪

 色々調べてみたが、簡単に言うと論文のようなものらしい。しかし、残念ながら閲覧できない。論文集?みたいなので本屋にもあるらしいが、近場にはないこともわかった。くっ…斑鳩ルカショップに行く時についでに国立国会図書館に寄れたらいいが…
(https://note.com/genkaika/n/n6399d3343418)

 そしてネットでも調べてみた。起源というか発祥はどこかと調べてもみたが、wikiに書いてある通り、「2ちゃんねる」が発祥なのだろうか…
 なお、その発祥であろうスレッド(なお、書き込まれたのは2008年の8月26日である。)についても目を通してみたが、場所については詳しく書かれていない。

この地区(今は○市の一部であるが、昔は×村、今で言う「大字」にあたる区分)(https://itest.5ch.net/hobby11/test/read.cgi/occult/1217949163/908n-916)

 詳しい人ならかなりこれで絞り込めるかもだが、生憎ぼくには全くわからない。

まずい…八方塞がりだ…どうすれば…



…そうだ!ぼくはいまここに宣言します!


八尺様に会いたいよ〜!同好会を今ここに設立します!

加入条件は八尺様に会いたい気持ちがあること!
加入費、年会費無料!
情報は嘘っぽくてもいいので見つけた情報は良ければこのブログに書き込んでくれると嬉しいです!
人海戦術で八尺様を見つけましょう!


以上!解散!

ぼくが描いた八尺様


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