父の命日

8月4日の父の命日まで、もうすぐです。
父は、8月1日が誕生日なので、毎年、夏が
来ると父のことを思い出します。

まあ、九州男児で家族泣かせな父でした。
内弁慶で、仕事は真面目で社交的だったので、
周りからは親しまれてました。

気が強く、貧乏なのに金遣いが荒く、飲めない
のに外では毎回強がって飲みすぎて、3回くらい
救急車を呼んだ記憶があります。

自営業の電器屋で、忙しかったのに、
よくキャッチボールをしてくれたり、
毎年必ず旅行に連れて行ってくれました。

そんな父も、50歳からガンに犯され、
抗がん剤治療をしたり、環境のいいところに
引っ越したり、貧乏なのにお金のかかる生活
をしていて、早く死んでしまえばいいのにと
思ってしまったことのある自分を今でも悔や
んでいます。

最期は、実家に帰るとみんなでバーベキューが
したいと言い出したり、体が動かなくなって
からは、ホスピスで余生を送っていました。
上の子が産まれて1ヶ月くらいのときに、
ギリギリ顔を見せに帰れたことが何よりの
恩返しです。

あれからもうすぐ8年。
今でも自分の近くで見守ってくれている気がします。
自分はまったくいい父親ではありませんが、
これから自分がやっていけることを父と重ね
ながら、考えていこうと思います。

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