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融合ネクロ完全解説
一瞬にして既存の環境トップへと躍り出た融合ネクロ
最初期はギルガメOTKから始まり、その後研究が進みカースドキングプランや全死プランが開発されていったことは前回のnoteで紹介しました
しかし、融合ネクロは更なる可能性を残していました
それが死門の開通というカードです
このカードは融合ネクロにまさしく革命を起こしたカードです
まずはこのカードの強みについて説明していこうと思います
![](https://assets.st-note.com/img/1705476235928-rDdoP3f9vt.jpg?width=800)
このカードの最も大きな強みは1コストで瞬間的に手札を1枚増やせることにあります
このデッキの基本的な目標は融合枚数7を達成して全死を場に出すことです
当たり前ですがそれを1ターンでも早くできればできるほど強いです
しかし、全死を出す為には手札を7枚融合しなければいけないので、早期に全死を着地させる際は手札の枚数がシビアになりがちです
そんな時に死門の開通が輝きます
1コストで手札を1枚増やせるこのカードは、早期の融合7達成に大きく貢献してくれました
このカードによって全死の着地ターンが1ターン早くなった、すなわちキルターンが1ターン早くなったと言っても過言ではありません
また、このカードの強さは単に手札が増えるというだけではありません
序盤に葬送したカースドキングを回収してさらに手札を伸ばしたり、序盤に切ったミントを進化ターンに複製することもできます
さらにこのデッキの構造上、終盤はヘリオが何体も破壊されているので終盤の開通からはヘリオ本体を持ってこれる可能性が高いです
一度カースドキングや全死を展開した後は面が狭くなるので、1面で仕事ができる終盤のヘリオは強力です
加えて自身もネクロマンサーカードなのでギルガメッシュなどとは違って不要になった際は簡単に融合することができます
ですが、死門の開通には致命的な弱点が1つありました
それが、”ニュートラルカードを持ってきてしまう可能性がある”という点です
当然ですがこのデッキは基本的にネクロマンサーカードしか融合できません
なので開通からニュートラルフォロワーを持ってくるという行為は意味がない、どころかむしろ瞬間的に手札のスロットを1枚埋めてしまうのでデメリットにもなり得ます
なので、このデッキのニュートラルフォロワーであるアスシオとギルガメを極限まで減らそうという思考に至りました
しかしアスシオをデッキから抜いてしまうとどうなるか
やはり、デッキが回らなくなります
死門の開通は手札の枚数を増やすカードではあれど山を捲るカードではありません
よって、欲しいカードを引きにいくという行動はできないのです
そんな中、開通のサーチ先を濁らせずにデッキを回すカードがありました
そう、レリックハンターです
![](https://assets.st-note.com/img/1705476394815-SsNRbBVaNz.jpg?width=800)
アスシオはフォロワーなのでプレイした後破壊されると必ず墓場に送られてしまいますが、レリックハンターはアミュレットなのでこれを使ってもニュートラルフォロワーが破壊されたことにはなりません
それにより開通のサーチ先を濁らせずにデッキの循環に貢献できるようになりました
また、レリックハンターの方がアスシオより優れている点は他にもあります
①2コストであること
②3コストフォロワーでないこと(ヘリオが葬送できていない時にケリドウェンから亡骸が出てほしいシーンがある)
③盤面処理でヘリオを使う際に融合5で出るカードとして使える(これは稀)
アスシオの利点として最も大きいのが2回復の効果を持っていることですが、これは対カステルの後手でしか有効でありません
現環境のデッキ(ランプドラ、回復ビショップ、融合ミラー、マガチヨエルフ)に対して回復があまり有効でないのです
これらの理由からレリックハンター>アスシオと現段階では結論付けました
ここまでレリックハンターの良い点ばかりを挙げてきましたが、レリックハンターはネクロマンサーカードでないという致命的な弱点を抱えています
個人的なレリックハンターの評価はかなり高いですが、「絶対に入れるべき」とまでは考えていないです
次にギルガメの枚数についてです
![](https://assets.st-note.com/img/1705479701924-mOCcQjhdXY.jpg?width=800)
ギルガメOTKデッキだった頃の3枚からどんどん減っていって今は1,2枚が主流ですが、僕はこのカードは0か1だと思ってます
死門の開通が入ってからのこのデッキのメインプランは全死早期着地になりました
そして、そのプランを目指す時に絶対にギルガメを葬送できないのが致命的な弱点になります
なのでギルガメを引くという行為はすなわち手札にスロットを1枚圧迫することに直結します
しかし、自分は0枚よりは1枚採用を推奨しています
その理由は、手札に1枚抱えておくことで相手がギルガメケアを怠った際に勝ちにいけること、終盤において盤面1面で守護を抜きながら6打点入れれる本体に役割があること、対スペル秘術や復讐狂乱、バフドラなどギルガメが強く刺さる対面がTier3以下に多いことです
このデッキは山をめちゃくちゃ掘れるのでピン採用でも役割があること、最悪調達に融合できることなども理由になります
また、死門の開通を減らすことを自分は推奨していないです
単純にこのカードが強いからというのもありますが、このカードがデッキに3枚入っている前提でできるプレイが多いからです
ミントキープからの2tミント捨てや、序盤に泣く泣く亡骸を葬送するなど、後々開通を引くこと前提で正当化されるプレイが多々存在するので開通は3枚入れた方が良いです
よって、以下の38枚を固定枠としています(残り2枠はレリックが最もオススメ、だが確定枠ではない)
![](https://assets.st-note.com/img/1705479123185-SNO1PW4Nj5.jpg?width=800)
ここから先は有料とさせていただきます
以下目次です
Day2や地方大会が控えている人は勿論、このデッキを今すぐに使わなければいけない状況にいない人でもこのデッキを学ぶ価値は高いと思っています
なぜならこのデッキは今までのシャドウバースの歴史上類を見ないレベルに難易度が高く、このデッキを使いこなせるようになることは自身のカードゲーム力の向上に大きく貢献するからです
また、自身の中で融合ネクロに対する認識が比較的固まってきたので本noteを執筆するに至りました
しかし、このデッキはまだまだ研究途上であり、今後融合ネクロに対する自分の認識が変化していくことは大いに考えられます
その際は勿論記事を追記した上でTwitterで告知しますが、今このnoteに書いてあることが100%正解ではないということを留意した上でご購入ください
それでは有料部分に入らせていただきます
![](https://assets.st-note.com/img/1705483250712-y6scwZDPaZ.png?width=800)
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