見出し画像

〜コミュニティを繋ぐきっかけを作る〜「こみゅリポ」 Vol.1

コミュニティ発展に必要不可欠な視点

ゲームコミュニティで活動をするみなさんこんにちは、げんげんです。

このnoteを読んで下さっている方は、主にゲームコミュニティにおいてプレイヤー、オーガナイザー、実況・解説など、色々な形で活動をされているかと思います。

そんなみなさんに、今回知って欲しいなと思ったこの企画。

6月13日(土)に開催された「こみゅリポ」という企画です。

簡単に説明すると「それぞれのゲームコミュニティで蓄積されているイベントノウハウや知識を"コミュニティの横の繋がり"を作ることによって共有しよう!」という思いからスタートした企画です。

現在、ゲーマーに広く周知されるようになってきた、トーナメントプラットフォーム「Tonamel(トナメル)」でコミュニティマネジャーを務めるさとけんさんが主導で各コミュニティの面白そうな人を集めて今回配信をしてみました。

アーカイブも残っているので全編ご覧になりたい方は以下のリンクから!


スクリーンショット 2020-06-14 16.07.28


https://www.twitch.tv/videos/649524824
(↑をクリックorタップするとアーカイブが観られます)
主宰:さとけん
登壇者:わっち(watch)とよまなはまちマシッソ水無月さつき

僕も面白そうなやつ枠でお声をかけてもらっていたのですが、今回は予定が合わなかったので登壇はできず...
しかし、配信周りなど裏方でサポートをさせていただき、間近でこの企画を見て「みんなに知って欲しいな」と思ったのでこのnoteを書くことにしました。

僕のnoteでは以下を中心に書きたいと思います。


①登壇した人が話したことのまとめ

②話を聞いて僕個人の意見


これからイベントを開いてみよう!とか、より良いイベントにしていくにはどうしたらいいかなどの悩みを抱えている方には参考になるお話だと思いますので、ぜひご覧ください。

テキスト読むのが嫌いな人は上のリンクからアーカイブ観てね。


いろんなゲームの大会に関わってる男"さとけん"

面白法人カヤックというクレイジー(褒め言葉)な会社でお仕事をしている"さとけん"さん。

スクリーンショット 2020-06-14 16.22.46

普段はかわいい娘さんの写真や動画をTwitterに上げまくっているが、その正体はesportsに興味がある人は多くの人が知っているウェルプレイド、そして現職の面白法人カヤックでも採用の責任者を務めてきたすごい人。

現在はカヤックがリリースしているトーナメント管理プラットフォーム「Tonamel」のコミュニティマネジャーとして、コミュニティのお手伝いに日夜走り回っています。

今までほとんどゲームをしてこなかったとのことですが、最近始めたスマブラSPではガオガエン使いとして、そこそこ上手いと自負している筆者のヨッシーを苦しめるくらいメキメキとゲーマーとしての素質を開花させていて、仰天。こみゅリポ当日にもオンライントーナメントに参加するくらい、ゲームコミュニティに近い距離で活動をされています。

画像3

さて、そんなさとけんさんが今回なぜ「こみゅリポ」をしようと思ったか。

先ほどお話した「Tonamel」のコンセプトである

「大会を、もっと簡単に。」という部分。

スクリーンショット 2020-06-14 16.59.24

主催の煩雑な作業を減らしてコミュニティの力になりたいという思いから生まれたトーナメントプラットフォームのコミュニティマネジャーとして多くの主宰と話を重ね、大会の成功に向けてお手伝いをしてきた中で「あるコミュニティでの悩みは、別のコミュニティではすでに事例があって、解決されている」などの情報共有をしていた時に、これがTonamelというプラットフォーマーの強みであることに気がつきます。

でも、Tonamel経由で情報共有するのは効率が悪い...

それなら面白そうなやつを集めて雑談とか交えて配信したら、コミュニティの横の繋がりができるきっかけになるし、ゲームタイトルを超えた知識共有とか交流できて価値が生まれんじゃね!?


...めちゃくちゃざっくりした説明ですが、さとけんさんの視点だから気がついたことだったんじゃないかなと思います。僕も同じような思いはありましたが、なかなか形にするのが難しい部分でした。

さて、それでは今回のnoteでは「UNDER NIGHT IN BIRTH」のコミュニティで現在、初心者大会を主宰している水無月さつきさんが登壇してお話した内容をざっくりまとめながら、個人的な意見もお話していきます。


初級者"と"挑む大会作り/水無月さつき

ゲームタイトル:UNDER NIGHT IN BIRTH Exe:Late[cl-r]

画像5


トップバッターはUNDER NIGHT IN BIRTHコミュニティで初心者大会などを主宰する水無月さつきさん。

スクリーンショット 2020-06-14 17.15.25


さつきさんが今回テーマにしたのは「初級者 "と" 挑む大会作り」。
その中で3つの項目に大きく分けてその思いをまとめていた。

・初級者がイベントを開くということ
・初級者だからこそ先駆者に頼る
・楽しむのは全員


その中でも気になった部分を筆者の個人的な視点も交えて書き記すことにする。

初級者がイベントを開くということ

場所がないならまずは自分で作ってみる

さつきさん自身、別の初級者向け大会に参加した経験があり、その時に思ったことは

「想像以上に初級者大会に参加する人口が多い」

「参加者は対戦に飢えている印象」

この2点。

ネットで調べてみたら他に初級者大会がなく、自分自身でやりたい、みたいから、まずは自分で初級者大会を開催してみようと思った時にTonamelを見つけて、これならいける!と開催に踏み切ったと話していた。

イベントを初めて開催する際の精神的なハードルはとても高い。

筆者もARMSというゲームでARMS天下一武道会というオンライントーナメントを定期的に開催してきた実績があるが、黎明期はトーナメント管理や配信、告知など、いろいろなことで試行錯誤しながらイベントとして形を作っていった。

イベントを開く最初の一歩。

そういった様々な問題を解決しなければならないため、本当に勇気が必要だ。

その点でTonamelが今までのトーナメントサイトと違う部分は、操作する時に感覚的に操作できる部分で、主宰の心理的なハードルを少し下げてくれていると感じる。

コミュニティを形成していく第一歩は、とりあえずやってみる。だと思う。



初級者だからこそ先駆者に頼る

初級者だけじゃ限界がある

初級者だけじゃ限界があるという部分も主宰として必要な視点だと思う。

コミュニティに属することが必ずしも必要ではないと思っているが、やはりそのコミュニティで自分より長くイベント開催の経験があったり、実力のあるプレイヤーの力を借りて、運営ノウハウや情報拡散支援、実況、解説での協力など、開催するイベントがより良いイベントになるために大切なことであるのは間違いない。



楽しむのは「全員」

筆者が強く共感した部分。

この「全員」というのは参加者は当然だが、主宰や運営メンバーも含まれると思っている。

筆者がARMSのイベントにおいて重要視していたのはこの部分だ。

コミュニティが求めているような企画を数多く考案してきたが、最終的にいくつかの選択肢から選ばれた企画というのは、自分自身が本当に面白いと思える企画がどうかだったと思う。

いくらコミュニティに貢献したように見えていても、イベントを開催している自分自身が楽しくないのでは、結果的にその運営グループとしての方針がブレていってしまうと思っている。

様々な意見を取り入れるのも一つ方針だと思うが、ブレない軸を持つことも同様に重要と考える。だからこそ、自分自身も全力で楽しむ姿勢は必要だ。


まとめ

筆者は日頃から文章を書き連ねるタイプの人間ではないので、文章の書き方が文中で迷子になっている部分もあるかと思うが、まずは自分の思うがままに書き記して、少しずつ自分らしい書き方を見つけていきたいという思いもあり、今回のこみゅリポのまとめを書こうと決心した。気長にお付き合いいただけたら嬉しい。

次回はNintendo GameCubeで発売された「大乱闘スマッシュブラザーズDX」のコミュニティでオーガナイザーを務めるわっち(watch)について紹介する予定だ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?