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【プロから学ぶシリーズ】バインドにおけるキルジョイ考察~DTN MrTenzouEz選手編~【Ver. 4.03】

VALORANTで上達するためには色々な方法がありますが、より実践的な上達をしようと思ったときには、プロが見せる実際のプレーを考察するのも、いいんじゃないでしょうか?
そんな思いからこのシリーズを書こうと思いました。元々、自分が見返すメモとして書き始めましたが、どうせなら情報共有したほうがいいなということで公開します。ご意見、ご感想はnoteのコメントかTwitterまで。
筆者は最高プラチナ1なので、高ランクの方視点の意見、めちゃくちゃほしいです。

※この試合はコントローラー調整前のパッチで行われています。
アストラよ、永遠に・・・

2022 VCT Stage1 - Challengers JAPAN Week2 Main Event Day1
DeToNater VS NORTHEPTION

↑4:23:00頃から

DeToNater エージェント構成
アストラ(Xiaonuo)
ヴァイパー(Skyfull)
セージ(FitTy)
ソーヴァ(K1llgrave)
キルジョイ(MrTenzoEz)
※敬称略

2コントローラー、1イニシエーター、2センチネル。
デュエリストなしでかなり固めな構成なので、前提として自分たちが攻め入るより、チーム全体でがっちりエリアキープして守り勝つような印象。
DTNはディフェンダー側スタート。


ピストルラウンドはB守り。タレットは黒コンの端。Bロングとフッカー良対応。反応してからピークでシンプルに強い。

アラームボットはラウンド開始直後にソーヴァと一緒にBロングオーブの少し先まで出て設置。

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Bロングアラーム設置はエントリーが早めにわかること、ガーデンから奇襲できるなどの理由から設置してるのではと予想。

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Bサイトは動きがあるまでキルジョイワンオペか+1人くらいで警戒。
ジョイの守りに任せてAに人数を割いてる。いざとなればソーヴァのリコンとアストラのスモークで遅延もできる。

ピストル勝利→セカンド

バイはスキルフル、スペクター、ヘヴィシールド
タレットとボットは同じ位置。ボットの位置にナノスワーム。
ピストルでアラームの位置がばれているが大きな変化はなし。

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印象に残ったのはワンオペ時はフッカー下で待機。
Bロング側の敵が無理やり突破してきたときのオフアングルか。
ブリーチのフラッシュもあるので、避けやすさもありそう。


セカンド負け→エコ

ナノスワーム、アラームは手持ち。フッカー角にタレット、それに合わせてフッカー入口で待機。鳴ったらピークでワンピックとれたらいいな~的な配置。これで、良いなと思ったのは途中エルボーまで引いた後に、相手がBロングから全員でエントリーだったんだけど、リテイク時にタレットが鳴ってない=フッカーは取れている情報が味方に伝わっていること。リテイク時に役立つタレット配置だと思う。

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バイラウンド

キルジョイはガーデン花壇上、横にタレット。
マップ上だけなのでおそらくだが、フッカー中にナノスワーム、降りたところにアラーム。

ガーデンはタレットの情報とオフアングルでBロングを有利に戦う目的。
フッカーの配置は敵を目視or足音がしたらグレネードで遅延+無理やりエントリーだった場合にアラームで情報を取る目的と推測。

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フルバイラウンド
キルジョイフッカー、ガーデン側青カーテンぎりぎりにアラーム、フッカー角タレットとナノスワームで遅延。
読まれないように少しずつパターンを変えてる。

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エコラウンド
Bサイトロングとフッカーのちょうど真ん中付近のヴァイパーズピットでBサイトエントリー阻止。キルジョイ含めA4人の配置。タレットはトリプル上。

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先ほどのBガーデンタレットにあわせてBロングにナノスワーム配置もあった。

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相手がいる雰囲気を出してきた時やトレイルブレイザー、オウルドローンに対して発動してカウンタースキルになる。

ヴァイパーと入れ替わるパターン

いままでAだったヴァイパーと入れ替わりでAサイトに。
その際はAショートアラーム&ナノスワーム、トリプルにタレット。
開幕シャワー交戦後、味方が引いてすぐシャワー出口に手持ちのナノスワームを置いてシャワープッシュケア。

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~攻守交替~

アタッカー側ピストルラウンド
バイはナノスワーム2、ライトシールド

Bショートの青カーテンが上がったら即前方にタレット。
スローでフッカー入口まで上がり、ドローンと同時にフッカー角にナノスワームを投げてクリアリングに使う。
B側で味方が一人落とされたのでAローテの判断。タレットそのままBショートの情報を取りながらAショートからエントリー。基本的にエリア取りで情報をつかむ使い方。ここに置くとAショート小部屋でもタレット反応する。細かい部分としては、青カーテンが上がった後に前にタレットを設置する理由としては、カーテン手前だとBロングプッシュに反応しないため、開幕してから前方に設置していると推測する。また、タレットの反応するフッカー入口にアストラのスターを置くこともあり、反応後吸い込みからピークor各種スキル合わせも選択肢に入っている。

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ピストルwinからセカンドスキル、スペクター、ヘヴィシールド購入。

タレット運用は変わらず。


セカンド負けからのエコ。

タレットの位置が角に変更。理由がわからないが、フッカープッシュの相手をより早く反応するため?

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バイラウンド

ドローンでBショートクリア確認後に、本隊がA進行にあわせてフッカー入口にアラーム設置。フッカープッシュをケアしながらキルジョイはBロングプッシュのケア。

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フッカー入口までエリアを取っておくことで、味方がAショートのエントリーがうまくいかなかった場合、ワープからのBローテが円滑に進むようにしている。
Bエントリー設置後は黒コン左端にタレット設置、CTにナノスワームでリテイク阻止。

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アラームについてはBフッカーからエントリー時にフッカー下にアラーム設置して、窓下のショットガンクリアリングにも使用している。

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別のラウンドではフッカーまで取ったエリアをキープするために窓の手前にアラームを置き、エリアの取り返しをされないようにケアしている。

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アタッカー側では基本的にBショートのエリア取りを行い、本隊が情報を基に攻めるサイトを決める動きになっている。あまり裏を見ない、ある程度前に詰めてエリアを取り続ける動きが多かった。

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