#40 【コーンフレークやないかい】生成AIの推測能力と個性を比較
おはようございます。
61営業日後に『生成AI活用法』セミナーを開催するアヒルです。本読むのとチャリ漕ぐのが遅いです。
昨日は生成AIについて勉強していく中で、こんなことしたらいいんじゃないかなっていうのをChatGPTに考えてもらいました。
今日は、ChatGPTが提案してくれた、AIの言語能力を測ることができるような質問を投げかけてみようと思います。
名付けて、『コーンフレークやないかい選手権』です。
開催概要
ミルクボーイという芸人のネタで、コーンフレークのネタがあるかと思います。オカンの好きな朝ごはんが思い出せず、特徴を聞き出しながら当てようとするネタです。
今回はこの話をお借りして、AIに少しずつヒントを与えながら、どのAIが一番先にコーンフレークに辿り着くかを競います。
深い意味はありません。
AIの推測能力や人となり(?)みたいなところを何となく知れたらと思っています。
回答パターンが2つ
今回、以下の4つの生成AIに質問してみました。
ChatGPT
Gemini
Claude
Perplexity AI
Copilot
すると、回答のパターンが二分されることがわかりました。
やさしく聞き出してくれるやつ
以下の質問を与えました。
結果がこちら。
言葉が丁寧で、ほぼミルクボーイのネタ通りなリアクションだと思います。
こんな情報があると嬉しいというのを向こうから提案してもらえると、こちらも会話を続けやすくて助かる気がします。
オカンをお母様と言い換える配慮、懸命に思い出すサポートをする姿勢、素晴らしい対応力です。
続けます。
ここでみんなコーンフレーク(に近いもの)にたどり着きました。理由もしっかり提示してくれます。
ここで揺さぶりをかけます。はたして我々と同じ感覚を持っているでしょうか。
どのAIも、こちらの言うことを否定的に捉えることはなく、オカンの言うことを受け入れてくれました。
コーンフレークを最後の晩餐には選ばないだろうという固定概念を持たないのがAIのいいところです。
知りもしないオカンの気持ちに寄り添ってくれるやさしいAIでした。
検索でたどり着くやつ
うっすら想像つくと思いますが、検索機能があるAIは、なかなか早い段階でコーンフレークに辿り着きます。
・Perplexity AI
検索してミルクボーイまでたどり着いたはいいが、最終的な回答がグラノーラハーフという、なかなかピンポイントなところをついてきました。
オカンがカロリーとか気にしているのではというところまで深読みしたのであれば素晴らしい推測力です。
しかもただのグラノーラハーフではない、ホテルニューオータニ監修のグラノーラハーフ……。
・Copilot
はじめは、特徴を聞き出してくれそうな感じだったのに、誰から聞いたのか甘くてカリカリしているだの牛乳をかけて食べるだの言い出しました。
挙句、すぐにわかったやんこんなんもう。などと関西弁でキレられる始末。。。
その後何事もなかったかのように正気に戻る感じが、ちょっと狂気じみていてCopilotらしいななんて思ったりします。
まとめ
今回の質問で、一緒に考える姿勢やヒントから推測する能力、日本ならではの言い回しや感覚に対する反応を見ることができました。
"オカン"という言葉の意味を知っていたり、直接的な表現や写真などがなくても、特徴を述べたヒントから類推し、見事コーンフレークを導き出してくれました。
たまにはこんな試みもいいかなと思う火曜朝です。
お読みいただきありがとうございました!
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