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総合内科専門医/第136問(血液)/2019

総合内科専門医試験
2019年度予想

64歳の男性。健診で検査値の異常を指摘されたため来院した。1年前に脳梗塞の既往がある。心音と呼吸音とに異常を認めない。肝・脾を触知しない。血液所見:赤血球468万、Hb 13.9g/dL、Ht 42%、白血球12,300(桿状核好中球30%、分葉核好中球45%、好酸球1%、好塩基球1%、単球6%、リンパ球17%)、血小板253万。染色体は正常核型である。末梢血塗抹May-Giemsa染色標本(A)と骨髄生検のH-E染色標本(B)とを別に示す。

この患者における治療として誤っているものを1つ選べ。
a ボルテゾミブ
b 瀉血療法
c ヒドロキシウレア
d JAK1/JAK2阻害薬(ルキソリチニブ)
e 低用量アスピリン投与


< ここから解答・解説になります >



解答

a
本態性血小板血症(essential thrombocythemia: ET)

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1,025字

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