消化器内視鏡/第12問/2019

消化器内視鏡専門医試験
2019年度予想

74歳女性。3ヶ月前から水様性下痢が出現し改善しないため来院した。高血圧に対しCa拮抗薬、逆流性食道炎に対してプロトンポンプ阻害薬を内服治療中である。内視鏡像を示す。誤っているものを１つ選べ。
a. 中年以降の女性に好発する。
b. 薬剤との関連が示唆される。
c. 便培養が診断に有用である。
d. 生検によるマッソン・トリクローム染色が診断に有用である。
e. 副腎皮質ステロイドの有用性が報告されている。

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解答

c
collagenous colitis

内視鏡像
j : 粘膜裂創(縦走潰瘍)
k : 粘膜裂創(縦走潰瘍)
l : 縦走潰瘍瘢痕
m : 縦走潰瘍瘢痕
n : “cat scratch”
o : ひび割れ様所見(色素撒布像)