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人生の勝算

SHOWROOM社長である前田裕二さんが書いた「人生の勝算」が僕の心にすごく響いたので、今回は僕が共感した部分を簡単にまとめたものを共有したいと思います。最後には自分なりの人生の勝算を書いてみました。みなさんの人生の勝算は何かを自分の心に問いながら、読んでいただけると嬉しいです。


第1章 人は絆にお金を払う
 人対人の関係性を築く。他者への思いやりと想像力を持ちながら。モノからヒト消費の時代になっているからこそ、コミュニティ作りは大切。
コミュニティが広がる5つの要素
1 余白がある事 2 クローズドの空間で常連客ができる事 3 仮想的を作る事
4 秘密やコンテクスト、共通言語を共有する事 5 共通目的やベクトルを持つ事

成功例:地方のスナック、AKBグループ
完璧な存在ではなく、不完全な状態だからこそ、人は手を差し伸べたくなる。応援、支援してくれるサポーターをコミュニティに入れ込む。

先天的な才能よりも、後天的な努力次第で人生は変わる。変える事ができる。

SHOWROOM社長、前田裕二さんは「自分に課された運命に屈したくない」が根源的モチベーションである、後天的な努力でどこまで自分の可能性を広げる事ができるか挑戦中。

第2章 SHOWROOMが作る新しいエンターテイメントのかたち
 SHOWROOMで受けるコンテンツのキーワードは「共感」である。後天的な努力をしてきた演者のストーリーに共感し、人は心を動かされる。共感から絆が生まれる。

 前田氏は人はエンターテイメントに何を求めるかを熟考した。その結果、パフォーマンスの質やブランドではなく、インタラクションに行き着いた。

 インタラクションがクオリティとなる価値観を再定義。
インタラクション:インタラクションとは英語の「 inter(相互に)」と「action(作用)」を合成したもので、その基本は「人間が何かアクション(操作や行動)をした時、そのアクションが一方通行にならず、相手側のシステムなり機器がそのアクションに対応したリアクションをする」ということです。(https://ferret-plus.com/words/929 引用)

第3章 外資系投資銀行でも、求められた「思いやり」
 前田さんの憧れ的存在である宇多川さん。宇多川さんは人に好かれる天才であったが、それ以上に「人を好きになる天才」。

 人に自分の弱さ、バカさを見せる事でコミュニケーションが始まる。支援したいと思わせる。(ex.AKBやゆうこす)

 ビジネスの世界では優れたスキルや高度な情報を持っているだけでは重宝されない。これらのスキルをハードスキルというが、ハードスキルは代替可能である。反対のソフト面(人間性)で差別化をはかり、付加価値を与える。

 思いやりを持つには「他者の目」を持つ。相手側の立場になって頭を使う。それぞれが求めている事は何か、モチベーションは何かを読み取る。

 第4章 ニューヨーク奮闘記
 人生という航海に出るときにコンパスを持っているか?モチベーションはあらゆる仕事術にも勝る。そのときに自分のコンパスが何かを知っていて、人生の価値観を言語化できる事が必要不可欠である。

 前田さんのビジネスでの成功の秘訣を一言で表すならば「頑張る」。もう少し細分化すると、「見極めて、頑張る」。見極めとは、自分がどの部分に力を注ぎ、頑張るかを知る事。

 人生の質を高めるには「選択と集中」が大切である。選ぶとは、同時に何かを捨てる。何かをえようと思ったら、他の何かを犠牲にしないといけない。仕事に全てを捧げる事ができた要因は仕事に狂うと強く決めていたから。

 ビジネスで大きな事を成し遂げている人達の特徴は死が関係している。死に直面した事があるからこそ、毎日を必死に生き、その日に後悔を残す事がない。

第5章 SHOWROOM起業
 前田氏の決意。「代替不可能な価値を、新しく0から作り出す」。投資銀行時代の経験からですら、起業家への道は程遠かった。そこで前田氏はDenaでの修行期間を過ごす事にした。その中でもエンタメへの思いは消える事はなかった。情熱を投じた量で結果の出る世界を作りたい、その思いからSHOWROOMはできるのであった。

 秋元康さんの言葉で、「夢は全力で手を伸ばした1mm先にある。」努力なしに、結果、成果はついてこない。そして、絶対に揺るがないビジョンの見極めから始めた。SHOWROOMが目指す場所はどこで、世の中に対してどんな価値を与える事ができるか。

熱量

熱量:人を動かす物、人を引きつける物

第6章 SHOWROOMの未来
 次の目標は世界1。Googleを超える事業、サービスを展開していく。努力した人が公平・公正に夢を叶えられる社会作りがSHOWROOMの長期ビジョンであり、前田さんの夢である。

 南場さんの言葉。利益とは企業がどれほどの価値を世に果たしているかを測る、通信簿のようなもの。

 世界1にこだわる理由(前田さんの内面部分)
自分のコンパスが示す先が世界1であるから。逆境をバネにしてどこまで上がる事ができるか、人生を通じて証明したいから。もう1つの理由は日本が持つ力はこんなもんではないとアメリカ生活を通じて感じたから。日本人が持つアイデンティティは誇らしい。

 アメリカ人はルール作りがうまい。ビジネスに置き換えるとプラットフォーム作りがうまい。アメリカの優れた起業家は既存のビジネスの精度を高めるよりも、はなからプラットフォーム作りに焦点を当てている。反対に日本人は作られたルールの中で成果を出していく事に長けている。

人生の勝算

原体験に紐づく、揺るぎない大きな志である。人生を通じて追い続けたい夢である。自分が信じた「人生の勝算」を持てている事自体が、人生における幸福度を増幅させる。

森悠人の人生の勝算は何か?
 人の力になり続けて生きていく。サポーターとして支え続ける。
そのために自分ブランドを作り、成長し続け、あらゆる人達の力になれる存在になる。まだまだ人が見たことのない世界を見れるように。学びの日々を欠かさない。


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