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第3期Σリーグ ファイナル第1節第2試合自戦記

はじめに

 お久しぶりです。第3期Σリーグ Luna de esperanza(るなすぺ)育成枠のげんぶです。(Twitter:@G_en_bu )
 いよいよ第3期もファイナル、ということで久しぶり&3回目の自戦記です。レギュラーシーズンの自戦記を2試合分しか書いていないのが心残りなんですが、今から頑張って過去の登板分まで遡って書く労力が残っていないので諦めてファイナルの登板分だけ頑張って書きます。よろしくお願いします。

【定期】
 この自戦記で書かれている思考や見落としへの指摘は大歓迎です。DMでもTwitterのリプライでも遠慮なくどうぞ。空リプでもいいけど直接送ってもらえた方が目に留まりやすくて助かります。


前提

 ファイナルは全5節10試合、ファイナル開始時点での得点状況は

Luna de esperanza +97.6
牌のまにまに +44.0
RIDECAT ±0.0
Mkingdom ±0.0

さらに第1試合の結果を合算して自分が出場する時点での得点状況は

Luna de esperanza +75.1
RIDECAT +68.8
牌のまにまに +41.7
Mkingdom -44.0

 Mkingdomが沈み気味ではあるが他3チームはかなりフラットな並びで、この試合はどのチームも普通に打ってきそうなイメージ。強いて言えばMkingdomがラスを引く+るなすぺがトップを取るとMkingdomとしてはまずいか?という感じ。なので自分は普通に一つでも上の着順を目指して打つ。


東1局

上家から出る南

ポン!!!!!!!!!!

ん?

…あれ?
 ダブ東からは鳴く気満々なのに南から鳴かないのは面子手の和了率下げすぎな気がする。南に限らず8p8sも鳴いた方が良い局面。何をやってるんだ俺は…
 一応チートイのシャンテンだけど、リーヅモチートイの3200オールよりダブ東トイトイの4000オールの方が当然偉いのでトイトイ発進はどこからでも鳴く。さっきのは鳴けなかったけど5対子になったら躊躇なく鳴ける。4pから鳴けた時が一番嬉しい。

ポン!!!(周囲の卓に響き渡るような声で)
打3m

 トイトイしかやる気なさすぎて23m落とし。2pからでもいいけど14mチーはしないどうせ一手進むなり安牌引くなりで23mに手がかかるので、それなら手がなかなか進まないまま巡目が経った時に緊急回避の3pチー聴ルートを残せる23m先落としの方が個人的には好み。

南ポン打2mからの聴牌

 首尾よく(?)聴牌。8s山にいたりしそうじゃない?
 8p・南・東のカンをするかどうかが状況に応じて変動する要素なので、まだ他家の動向には目を向け続ける必要はある。全員が降りてそうな状況になった場合は結構カンする気だったけど、実戦は対面以外が少しずつ押してきていた+打点上昇が薄いのでカンしなさそうだった。東と南は特に。

地味に押してきてた上家から立直
あっ
たけーーーよ!!!!!

 1枚目の5pが早いので比較的切りやすくあってくれー!という気持ちで切った7pで一発放銃。2枚目の5p手出しに違和感はあるけどそれが読みに直結するかは分からなかったし、こっちも打点のある聴牌でまあ押しなので悔いなし。ドンマイ!

東2局

下家から出る北
ポン打4s

 これは鳴かない方が良かったなーという感じ。1000点しかないのに愚形愚形のシャンテンなのがイマイチ。愚形良形ならギリ鳴き?
 3m2pからは鳴くけど北は1枚スルーしてもよかったなーと反省。なぜかこのあと45m4p引いて良形×2の一向聴になるんだけど親に2000オールをツモられ。


東2局1本場

親リーを受けて一向聴

実戦→打9p。少数派の自覚があるので思考をちゃんと書いておく。
・たった今ドラが重なったことでかなり勝負したい手の一向聴である。降り切れるわけもないため当然押しの選択になる。
・12mと79pどちらを落とすかの選択。2mは親にかなり通る、1mもチームに戻って話を聞いたところ実戦中に思っていたよりもかなり通りそう。12mは安全に切れるターツであり攻守のバランスが取れている選択であることは間違いなく、実戦中もその自覚はある。
・河をよく見ると、他家が3人とも3mを所持していなさそうな河になっている。8pの所在は不明だが3mはかなり山にいそうで、山3でもおかしくない。そのため和了を見るなら12mを残したい
・萬子が全体的に相当通りそうなため筒子と索子の12筋(1pが通っているため残り11筋)に限定されているとはいえ、ギリギリ2筋勝負出来る価値がありそう。
という理由で12mを残して79p払い。リスクを負う代わりに大きなリターンを狙いに行く選択をしてみた。自信はないけど実戦中にちゃんと思考を言語化した上で選択が出来たので個人的には満足。

なお一発で6000オールをツモられ。強すぎるッピ…


東2局2本場

対面から出る發
ポン打2m

 さっきの北ポンとは違い良形ターツが2つ残っていること、暗刻ありヘッドレスで愚形ターツも解消しやすそうなことから結構気軽に鳴いた。このくらいの牌姿なら鳴く。

やったー!

高目ツモで700-1200の加点。嬉しい。


東3局

2軒リーチ。終わった…

 オリ以外の選択が存在しない。対面に7s絡みの愚形が当たることがなさそうなので7sから。

あの?

 現物がなくなったのでダブルワンチャンスの1sで凌ぐ。何かの間違いで聴牌したらどうしようと悩みながら進行。

視点配信で思わず「こんな9p切らねえよ…」と言ってしまいました

 この時点の打牌候補は8mと3s
 8mは親の現物かつ7mが早い上家に通りやすそうだが、上家への両面での放銃が否定されていない。3sはどちらにも筋で、上家は2sが、対面は4sが立直の数巡前に切られていることで3sが愚形に当たることがほとんどなさそうなことから今は3sの方が安全だと判断して打3s。上家が4枚目の2sを所持していてカン3s固定に放銃するパターンが存在するが、逆にその1パターンしか存在しなさそうなのでそこは割り切り。

うーん…

 打牌候補は8m・4s・3p。この1巡さえ凌げば(下家に自分の打牌が鳴かれてもう一度ツモ番が回ってくる場合を除き)耐えるので4sと3pも打牌候補に入る。
 4sは安全度はそこそこだが上家へのシャンポンへの放銃が打点の高さも相まって嫌なのでなし、3pは筋になったばかりだが対面の宣言牌が2pで簡単に愚形に当たり得るのでこちらもなし。実戦は下家に8mを鳴かれて海底が自分に回って来たけどもう一枚8mを切って耐え。
 3p選んでたら対面に放銃でわろた。


東3局1本場

上家から出る9p

 これは鳴かない。混一色が好きすぎてこういうのを鳴いてた時期もある気がするけど、索子が良形ターツであることから鳴かずにリーチ進行が狙いやすく鳴くメリットが少なそう。索子が46sみたいな愚形だったら鳴くかも?

あちゃー

 対面からリーチを受ける。4m・8p・中を切りながら7mに上手くくっつけば聴牌が取れそうなので、その中で両脇への安全度が最も低い4mから切る。567を狙う意味でも7mより4mを切っておきたい。対面が45m切りリーチで36mの危険度が高く、3mを引いてきた瞬間ベタオリに方向転換するつもりだったので、3mだけは引くな!と祈っていた。

ぐにゃあ

 無筋を引いてきてかなりオリ。8pと中を切りつつ一応聴牌したら1sぐらい行ってもいいかもなーという感じ。

上家から打たれる4p。4p…???

 この4pで上家の聴牌を確信。ツモ番があと1回しかないのに一向聴からいきなり無筋を押してきている可能性が低いことからまあ聴牌だなと考えて海底ずらしのチー打7m。自分は海底が回ってきても東や4pで簡単に凌げるのでデメリットがなく、上家に海底ツモ抽選を受けさせないメリットが大きい。
実戦はこのチーにより上家に対面のあがり牌である3mが流れて放銃。デスチー。


東3局2本場

うーん

 4対子なので七対子も見たい。七対子の待ち候補として白と北が優秀で、面子手でも89pを使い切るケースは少なそうなため89p払い。

うーーーーん

 これを引いた時だけ面子手もやろうと思ってたんだよなと言わんばかりのツモ3p。一旦9pを切って、ここからはポン材は全部鳴くつもりでいた。5m・3s・7sから鳴ければ後手を踏んだ際に中を切りながら大回りタンヤオにも移行出来るため、そちらからが嬉しい。次巡3pを重ねた場合は打5pの予定。

また2軒リーチ???

 オリます。はい。

つらいです

 実戦では打中。3pの方が良さそう。
 実戦中の思考としては、
・ここで打3pとしても次巡が結構中になると思った(2軒なので現物が増えるケースは多いが)
・ドラ3なのでギリギリ手牌価値があり、4mを引いた時などが勝負になると思った
といった感じだが、るなすぺで聞いてみたら萬子部分が完成していても3pを切るらしいのでどうやら相当3p一択らしい。2軒への押し引きが甘い。

下家の満貫ツモで決着。かてません。ラス回避して帰るか〜。


東4局

うーん
うーーーーーん

 ずっと頭を使う牌姿で消費カロリーがすごい。
 2枚目は裏目の7mがフォローしやすい打9m。下家の仕掛けに対して後手を踏んでそうすぎるけど、もう少しだけ自己都合で手を組ませて欲しい。

上家からリーチ

 勝負にならなすぎるのでオリ。流局。


東4局1本場

いいの引くやん

 このカン4sが埋まったことで勝負手へ。

むずい!

 打牌候補は5pと7p。見た目枚数的には7pも5pも変わらず打7pの方がポン聴が取れる分優秀に見えるが、対面と下家への安全度で5pを選択。下家に現物かつ対面が5pを鳴いていない分ギリギリちょっとだけ安全かな?というイメージ。

リーチを受けて聴牌

 実戦は打7pダマだけど、この時なぜかダマでも満貫だと勘違いしていた。ダマが5200であることに気付いていれば曲げてた…。
 直後対面にツモられ。


南1局

トップ目からのリーチ

 すみません、こんな1500点の聴牌で恐縮なんですが限界ギリギリまでプッシュします。許して。


こんな両無筋も
ノータイムで押しちゃいます
あーーーーーー!!!!!!!

 下家に500-1000ツモられ。くやしい。


南2局

リーチを受けている

 巡目は残り少ないけど勝負手につき押したい。25m引き聴牌も逃したくないので打5s。

うーん

 実戦は打8p。試合後の検討で七対子一本に絞って打8sが良かったかなとなった。
 8pはノーチャンスだが、8pは7pもセットで押す必要があり宣言牌6pのリーチにどちらも押す行為が危険であるため巡目の少なさも相まって七対子で粘るべきだった。8pはシャンポンにもあたるもんね。

あー!
あーーーーーー!!!!!!!!!!

 打8sを選べていたら8pツモ打6p聴牌で七対子あがってた………………………

 流局。


南3局1本場

聴牌だが?

 69p引きは絶対に外すと決めていたので即決で打9m。8mが何枚見えなのかは一切関係なく、この局面の愚形リーのみに意味がなさすぎるため8m入り目で平和になるケースのみ採用する予定だった。

また聴牌したが?

 これは打2s立直
・良形になり心中しやすくなったこと
・対面が索子のホンイツ模様で2sを使い切る聴牌を狙ったところであまり和了に繋がらなさそうなため、もうこの形で裏ドラ抽選を受けた方が結果的により良い結果になりそうなこと
により曲げ。裏は乗らなかったが500-1000をツモったことにより次局満貫ツモ条件が出来た。


南4局

満貫ツモでラス回避

 ドラをもう一枚使えれば裏ドラや一発の抽選を受けなくても満貫になる。ドラ5mの受けを残すために37mを残す必要があるため12p払い。ツモ2pによるタンヤオ移行があるかもしれないので1pから。

聴牌

 当然曲げ。ツモ・上家および対面からの出あがりは裏1または一発が必要、下家からの出あがりは即+裏3でないと着順浮上がないため下家からのみあがりたくないが渋々あがる気でいた。いいこと起きろ!!!


ナイス!!
ギリギリラス回避…

 というわけでどうにか3着で終局。はいまににトップを取られたものの自分が3着で帰ったことで大きく離されることはなく(ほんとに?)耐え。
 自分としては七対子のあがり逃しがなければ2着で帰れたかもな…というのが心残りだが、他はまあ悪くない内容だったかな、とは思えている。緊張しすぎて翻数を勘違いしたり色々良くないこともあったけどそこはギリギリ修正できそうな部分なので次に活かします。

 そして現在(第2節終了時点)の得点状況はこちら。

 第2節に出場したあすにゃむさんとカモメさんがワンツーで首位を奪還してくれました。ありがてえ………
 残り3節6試合、レギュラー首位通過のアドバンテージを活かしきって優勝まで持っていきたいですね。そろそろ条件戦の側面が強くなってくる頃合いだと感じているので気を引き締めていきたい。

 最後まで読んでいただきありがとうございました!残り3節もるなすぺの応援よろしくお願いします!おつすぺ~


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