小さい頃はきっとなかったはず

時計をしてても、してなくても
手首をしきりに気にする癖

針の進み具合を気にしてる。

1日が長く感じた夏
瞬く間に陽が沈んでいた。

今では、沈んでからが本番で
瞬きがやけに増えた気がする。

どうしてだろう。必要なかったものが
今ではあんなに愛おしく思えるの?

どうしてだろう。必要だったはずなのに

剥がそうと躍起になっても離れない。

新しく思いついた歌詞。
ふと、時計もしてないのに手首に目をやった自分に少し悲しくなって思いついた。癖。
気が向いたらブラッシュアップしてメロディを
付けてみよう。

時間の感覚なんて忘れちゃってた方が幸せで
当たり前にそれが出来たのに、日が暮れたら帰るだけだから時計なんて必要ないよって。
思ってたあの記憶が愛おしく感じて。
今では時間にがんじがらめになって、あれこれ縛られてることに、どこか満足なんか覚えちゃう自分もいてどんどん積み重なって行く。
もう知ってしまったから。離れるのは難しい。

癖付いちゃって仕方ない。