セントライト記念・ローズS 走法分析
こんにちは、げんです。
今回はセントライト記念とローズSの有力馬と気になる馬をメインに走法分析していきたいと思います。どちらも春から中々の良化を示している馬がおり、そこら辺をきっちりと精査していけたらと思います。
以下では、有力馬や走法注目馬を中心に分析しており、注目度の低い馬に関しては短評のみと記載しております。
また、スキで両重賞の走法最高評価の馬が表示されるようになってるので、良かったらそちらだけでも見ていってください。
セントライト記念
アスクビクターモア
非常に大跳びで四肢を大きく使う雄大なフットワークをしており、前肢のしなりや上がりが良く、地面をしっかりと捉えるパワー寄りの走法。それでいて脚捌きはとてもしなやかで連動性の良い走りであるため、持続力に優れていて距離も長ければ長い方が良いタイプ。
回転力を見ると、直線に入ってもピッチが上がってこないワンペースな形で、実際に前走ダービーの直線を見ると、後ろから迫ってきたドウデュース、イクイノックス、ダノンベルーガとの回転数の違いは明白。ただ、そんな中でもスピードが問われる府中で、早め先頭から3着にまで粘った持続力や能力の高さは世代トップクラスにも劣らないと評価できる。実績通り、パワーのいる中山への適性は高く、先行力と持続力の高さを活かすことができれば、トラックバイアスも味方しそうで順当に好走してくるように感じる。
しかし、これは春頃までの評価。ここで今回の追い切りを見てみると、
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