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花屋向け注文・顧客管理システムGEMCASEの紹介

花の業界に入って25年。
アルバイトから始めて今は経営者になりました。
サラリーマン時代の苦悩も経営者になってからの苦労も十分すぎるほど経験したので、自分の体験談やこれからの花屋経営について書いていこうと思います。

作業効率が求められる時代なのですがIT化が遅れている花屋業界。少しでも業界の役に立てばと2014年に無料でリリースした花屋向け注文・顧客管理システムGEMCASEについてご紹介していきます。

何が導入の壁になっているのか?
紙伝票中心の事務作業を行っているショップオーナー様とお話しする機会が多いのですが、システム化のお話をするといくつかの壁となる共通点があります。どれも理解できる内容ではありますが、導入のハードルとなる①~⑤についてお話ししたいと思います。

①業務が大幅に軽減すると分かっているが、パソコンの扱いに抵抗がある
業務が大幅に軽減することは分かっているのに、オーナー自身がパソコンを使えないという理由でシステム化を拒絶するのはショップ全体でみれば相当な時間と労力を無駄にしています。

②長年の慣れた業務を変えることに抵抗がある
誰でも慣れた仕事を変えることはしたくないものですが、変えないと間違いなく衰退します。

③データが消えたり流出してしまうのではないかと不安になる
GEMCASEはクラウド型ですのでセキュリティの高い複数のサーバーでデータ管理を行っています。データが消失しないのかと言われると100%ではありませんが、それは現代のデータ社会において他と条件は同じです。万が一パソコンが故障してもデータはきちんとサーバーに保存されていますので別のパソコンでログインすればいつでもGEMCASEを使えます。

④紙伝票できちんと顧客管理をしているのでシステム化は必要ない
紙伝票をきちんと整理して活用されているのであればシステム化は必要ないかも知れません。しかし「ある顧客の過去の注文履歴を取り出す」となった場合、GEMCASEだと3秒です。

⑤GEMCASEを導入してみたが、自分の仕事の進め方と違った
自社に合ったシステムが一番良いのは当然ですが開発には多大なコストと時間がかかります。自社で新しくシステムを構築してもいいのですが、すでにあるものを活用するという考え方もあります。GEMCASEは皆様の仕事の進め方と違うかも知れませんが、業務効率を飛躍的に向上させるためにシステムに自社の仕事の進め方を合わせるという経営判断もあるのではないでしょうか。

■最終的にはオーナーの経営判断
開発者の私も花屋の職歴は20年以上ありますが、私が働き始めた時代と現代では労働環境が大きく変わっています。少しでも業務を軽減し効率化を進め、従業員の待遇を改善しななければ良い人材も集まりません。経営改善のために良いものは積極的に取り入れてみてはどうでしょうか。

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