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KDPアカウント停止された時に提出すると良い改善計画書の書き方と雛形

はじめに

KDP運営にアカウントの突然の閉鎖を受けてしまい、
・出版物の販売取り消し
・未払い分のロイヤリティ没収
・アカウントへアクセスできなくなる
これらの制裁を受けて困っている方に向けた記事です。

アカウント再開を手伝ってくれる業者さんもありますが、着手金、成功報酬合わせて16万円とすごく高額です。
自分で改善計画書が書ければかなり出費が抑えられます。


私が提出した改善計画書の雛形を使ってもらえれば、アカウントが復活できる可能性が上がるかもしれません。
無料部分では書き方のコツを公開していきますので、ぜひご覧ください。


KDP運営と交渉できる回数は限りがある

KDP運営に再開交渉のやり取りをしてもらえる回数には限りがあります。
3回ぐらいだと覚えておいてください。
絶対に無駄にしないようにしましょう。
逆に3回ぐらいまでは検討してもらえるので、最初から良い改善計画書を提出して好印象を持ってもらうことが大切です。

改善計画書の書き方

内容

改善計画書には以下の内容が含まれていると良いでしょう。
1違反をしたことに対する謝罪
2アカウントが閉鎖された原因の認識
3アカウントが閉鎖された原因の分析
4再発防止策
5アカウント再開の検討依頼
特にアカウントが閉鎖された原因の認識、アカウントが閉鎖された原因の分析、再発防止策はとても重要です。
KDP運営に「申し訳ありません、もう2度と違反しないのでアカウントを再開させてください」と言っても全く取り合ってくれません。
先ほども言いましたが、交渉できる回数には限りがあるので絶対に無駄にしないようにしましょう。

1違反したことに対する謝罪文について

違反したことに対する謝罪を丁寧に書きましょう。
ここは簡潔に書いてもらえれば大丈夫です。

2アカウントが閉鎖された原因の認識について

KDP運営から届いたメールに閉鎖された原因の出版物と理由が記載されています。
どの出版物にどんな原因があったのかを確認しましょう。
閉鎖の原因はアダルトコンテンツの規制や著作権違反など様々だと思います。
コンテンツガイドラインと照らし合わせて何が違反したかをチェックしましょう。

3アカウントが閉鎖された原因の分析について

なぜガイドラインに違反する出版物を提出してしまったのかを書き出しましょう。
小さなことでも良いので、できるだけ原因を見つけてください。

4再発防止策について

先ほど考えたアカウントが閉鎖された原因に対する再発防止策を考えましょう。

5アカウント再開の検討依頼

最後にアカウントの再開検討依頼ですが、こちらは文章の最後に
「アカウント再開の検討をよろしくお願い申し上げます。」程度で大丈夫です。

おわりに

一生懸命作成した出版物が全て販売停止になり、ロイヤリティも全て没収されてしまうのはとても辛く切ないことです。
1日でも早くアカウントの再開ができることを心からお祈りしています。

改善計画書の雛形

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