広場恐怖と対人恐怖

自分の広場恐怖の症状の説明を試みる。

簡単に言えば
【自分の意思で自由に出入りできない空間・時間に居なければならない状態になると強烈に不具合が体に生じる】

発現する症状としては
・トイレに行きたくなる
・咳が止まらなくなる
・熱が出る
・ともかく気持ち悪い
・気を失う
等々様々

出てくる症状を見て
トイレに行きたくなる
→あー過敏性腸症候群だね
気持ちが悪くなる
→あーパニック障害だね

みたいに診断されるとどうもピントがずれている。
出てくる症状は身体がその時その時で勝手に選択している。
あくまでも原因は
【自分の自由意思で出入りできない空間・時間に居なければならないこと】

その状態に自分が耐えられない。
だから広場恐怖が一番しっくりくる病名(病気と言うか精神状態だと思っているけれど)

なので
・電車などの乗り物
・授業・講習など
・美容室・歯医者等
は強烈に苦手

更に
・飲食店に入る(注文してから食べ終えるまで動けない空間)
・行列に並ぶ(並んだら目的を達するまで動けない空間)
・他人と約束する(約束の時が来るまで自由が無くなる時間と感じてしまう)
なども苦手となります。

逆に気楽に行ける場所の代表例がパチンコ屋さん。
パチンコ屋は出入り自由だしだーれも他人を気にしませんからね。
でも実はパチンコ屋すら行けない・行きたくない事がたくさんあります。

・混んでいるお店(両隣に常時他人がいるような店には行けません)
・朝の行列(まず朝一に行くことはありません)
・ビル式のパチンコ屋の3階より上(出入りの自由感が喪失)

これは笑い話なんだけれど昔スロットでAT機全盛だった頃にゲーム数の上乗せで500Gとか乗った時(普通なら大喜びです)
「あと最低一時間はこの台を打たなければいけないんだ」
という拘束感から気持ち悪くなり台を捨てて帰宅したこと2回ありますw

まず外に出て深呼吸して
休憩札とって近所の公園でぼーっと心を観察して
それでもダメだったので台を捨てるって流れです。
生き辛い。


でここから先は広場恐怖として一般化していいのかわからないのですが自分の症状の補足。

【自由に自分の意思で出入りできない空間】であってもその空間内に他人が居なければ多分症状は出ません。

そういう空間はなかなかないけど。

例えばですが電車は苦手ですが始発から終点まで自分以外の乗客がゼロであれば多分乗れます(車掌と運転手はいても大丈夫)

ゼロとまではいかなくても他人が空間内に少なければ少ないほど症状が出る確率は低くなります。

再度電車を例に挙げれば
朝のラッシュの電車に乗れば症状が出る確率は100です。

日曜深夜のガラガラの電車であれば症状が出る確率は50程度に下がります。

苦手な飲食店に入るにしても
ランチタイムの混みあった時間なら症状出る確率は80です

深夜2時のガラガラの定食屋なら症状が出る確率は30程度です。

対人恐怖、というか固定された空間内で他人との物理的な距離が近いと身体が勝手に拒否反応出す感じ。
行列のできる上に店内常に満席の関内二郎とかは一生入れないと思う、残念だ。

以上簡単な説明でした。

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