素材

古代生物基礎兵器の発掘調査に来ているクルーとアンドロイドの話

ゴキブリに悲鳴をあげる女性クルー 
俊敏な動きでゴキブリを捕まえるアンドロイド 
さすがアンドロイドね
と感心するクルー
ゴキブリを外に逃がすアンドロイド
殺さないの?信じられない!
殺す必要性がないので
アンドロイド
その優しさ、ゴキブリではなくて私達人間に向けなさいよ!クルー

優しさ?私にはその、概念は持ち合わせておりません
アンドロイド  

ある日、調理をしているアンドロイド

手伝うわ、とクルー
切った野菜の切れ端を捨てようとするクルー
あ、待って、と
それを静止するアンドロイド
冷凍して保管庫しておりましょう、コレも大切な素材ですから

またある日クルーが危険な状態の時に助けるアンドロイド
未知の怪物に、襲われそうになってそれを助ける

ありがとう、とお礼を言うクルー

優しさの概念はないんじゃないの?

ありません

じゃあ、なぜ自分を危険にさらしてまで私を助けたの?

それは‥
言いかけるが沈黙してしまうアンドロイド

ついに古代生物兵器と思われる物体を発見するクルーたち

アンドロイドは実験室で1人、その、古代生物兵器と思われる物体を調査している

何か決意したように微笑むアンドロイド

クルーが何者かに襲われる

気づくとベッドの上に縛られていた

注射器を手に持ったアンドロイド

な、何をする気?

これはアレから採取した有機体です。これを今からあなたに注入します。

や、やめて!
あなたには私の、命をを助けてくれた優しさがあるはず

優しさ?私にはその概念はありません。
私に備わっているのは
ひたむきな探究心のみです。
この生物兵器と思われるものがどんなものか知りたくはないのですか?  

あの未知の怪物を連想する二人

そ、それを注入すれば、何が起こるか?

何がおこるかを証明するために行うのです

あなたは、その為の
大切な素材ですから

宇宙から飛来する隕石の数、年間〇〇個

ほとんどは、空中で燃え尽きる

地上に到達する数 〇〇個

宇宙から地球に飛来する流星は火球と呼ばれ、ほとんどは大気で燃え尽きて消滅する

ごくたまに地上に落ちてきたかけらを隕石と呼ぶ
歴史上その数、日本国内で約52個

人に当たる確率は、宝くじで一等に当たる確率より
低い

ベランダで夜空を見る家族
あ!流れ星
小さな子供が叫びお祈りした
子供がたずねる
パパはなにお願いしたの?
宝くじ1等が、当たりますようにって
へ〜
母親が子供にたずねる
〇〇は何お願いしたの?
戦争がなくなりますように
え?

ゲームをしている主人公
父親が仕事から帰る
扉の開く音
母  おかえりなさい
父  今帰った
画面はずっと主人公
声だけ聞こえている場面
父  お前、末人にいつまで
引きこもりさせてるんだ
母   何それ!私のせいだっ   
       て言うの?
父   あいつのしつけはお前  
       に任せてるはずだ
母   押し付けてるだけで
       しょ!
父   俺はあんなふうに育て  
       ろと言った覚えはない
       ぞ
母   何よ!他人事みたい   
       に!
主人公はだまって部屋をでる。言い争ってる両親はそれに気づかない。

階段を登っていく主人公。
屋上の扉の前にたたずむ。
鍵が壊れて少し開いている扉。

      

目が覚める主人公
視界に〇〇(ヒロイン)が入る
〇〇‥良かったな、生きてて
「はぁッ?」〇〇
「それ、キミが言うセリフ?」

ところでオレ、どうなっなの?
あ‥
さっきのシーンを振り返る
普通即死だって
金属片のようなものが頭に当たって、手術では取れない場所にあるから手の施しようがないって
マジ?
キミ、生きてるのが奇跡らしいよ

○○に乱暴されたの
写真撮られて
拡散するって

だから…もう、私
なのに、キミが…

ゴメン

なに謝ってんの?

責任とってよね
死ねなかったんだから

明日から学校で私を守って

オレが?ムリっしょ…

拡散されは画像を追跡して削除する

どんだけエゴサーチしても見つからない

アメリカCIA
G社のセキュリティセンターから未知のコンピュータウイルスがウェブ内に侵入し、あらゆるセキュリティを通過しながらネットサーフィンをして、特定の拡散された画像をすべて削除した形跡が、あると報告されました。

端末の場所は何処の国か
特定できるか?
はい
どこだ?そこは
日本

両親が蒸発する
黒い服の男たちが現れる
君を買った
両親は君を売った
と言われる
君はこれから我々の管轄下に置かれる

もうひとつのかけら

宇宙から飛来して主人公に当たったかけらが他にもう一つあった
そのかけらから発せられる未知のエネルギーは、強大な人類殺人兵器を生み出した

民間軍事会社が開発した強力な破壊兵器で街を破壊し続けるロボットと、対決する主人公
最強の攻撃エネルギーをもつロボットと、最強の防御エネルギーを持つ主人公の人類存亡をかけた対決が始まる!

防人(さきもり)計画
日本の沿岸に張り巡らされた『柱』を繋ぐ『絆』
『堅塁』と名付けた
鉄壁の防御システムは
世界からのあらゆるミサイル攻撃を防ぐ

我が国の防衛力は脆弱だ
先制攻撃はできない。
敵の攻撃を防ぎきれない
最恐の防衛力が必要

時の政府が中国や韓半島からの来襲にそなえて、東国の農民を兵にあてて、九州に送った。


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