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演者紹介

 本日は、劇団ノモ第一回公演『万雷を望んで』にお越しくださり、誠にありがとうございます。

 以下では、メンバーからのメッセージを記載しております。開演までの間、よろしければご覧ください。

・ 三河 圭吾 (演:蟹江 拓彌)

 この物語は大学お笑いというものを舞台にしていますが、登場人物たちの葛藤や悩みは、多くの人にとって共感できるものとなっていると思います。
 自分の夢や生き方は、一緒に生活する多くの他者の影響を受けてしまう。僕の演じる三河圭吾は、その影響を人一倍受けてしまうような、繊細で、とても人間味のあるキャラクターです。
 そんな三河の弱さや強さを伝え切れるよう頑張ります!

・ 湯島 泰蔵 (演:奥林 遼丞)

 泰蔵みたいにちゃんと他人の考えを推察して行動できる賢い人にお笑いはやって欲しくないです。幸せになってほしいから。ただ、泰蔵みたいに眼の前のことに没頭し過ぎちゃう人ほど学生お笑いから逃れられなくなるのかなとも思います。
 僕は逃れられなかったので、4年のリミットで追い出されました。悔いしかない。
 泰蔵や圭吾の学生お笑い人生の一部分が一人でも多くの人に届くように頑張ります!

・植野 和子 (演:村上 のの子)

 お笑いだけに居場所を持つ植野のお笑いに対する情熱を伝えられるよう頑張ります。
 彼女にとっての正義を貫く姿と強い眼差しにぜひ注目していただきたいです。

・ 小鳥遊 ひより (演:下崎 まゆ莉)

 あっという間に通りすぎてしまったなぁと思っていた大学生活をやり直すチャンスをもらって、この舞台に立つことになりました。
 小鳥遊ひよりとしての大学生活は、心が揺さぶられることばかりで…穏やかだけれど穏やかじゃない(?)そんな毎日だなぁと思ってます。
 この2日間、私にとっても、皆さんにとっても忘れられないような、そんな夏を一緒に過ごせたら嬉しいです。

・ 折木 栞 (演:塚原 優)

演出コメント

 苦しみってのはきっと、他者と共有ができないのでしょう。誰かが苦しんでいる時に私ができることは、慰めることとか、共感することとか、せいぜいその程度にすぎないんじゃないかと思います。私たちはそんな無力さに抗いたくて、躍起になって共感する。「分かるよ、辛いよね。」と表明する。
 だけどそれはきっと、彼を救うこととは別の地平にあるのでしょう。どんなに言葉を知っていても、心まではわからないから。
 では、私たちは苦しんでいる人とどう向き合えば良いのでしょうか。私が苦しんでいるとき、どうやってそれを解決すれば良いんでしょうか。何が私たちを救ってくれるのでしょうか。
 そんなことを考えていたら台本になっていました。
 どうぞ、よろしくお願いします。

STAFF
音響 りんか
照明 岩井
舞台監督 藤田
道具出し 尾原理子
受付 川上まゆ

made by  雲々

素材提供
DOVA-SYNDROME様
ポケットサウンド様
ハシマミ様

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