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飯テロ等に当たるかどうかの判断基準

はじめに

筆者は、日本メシテロ等対策委員会に所属している。

最近、飯テロ等を行う者が後を絶たない。もちろん、故意に行う凶悪犯も多いが、飯テロ等に該当すると知らずに飯テロ等を行うケースも多々見かける。そこで、当委員会による飯テロ等の解釈および判断基準を以下に記したい。

なお、「飯テロ」「メシテロ」の表記揺れは一般的に許容されているため、この記事においても混在している点を最初にご了承いただきたい。

飯テロの定義

誰が判断するにしても、まず飯テロというものがどういうものを指すのか、絶対的な定義が必要である。

飯テロとは

不特定多数の食欲をみだりにそそるもの

である。

飯テロの定義に合致するが飯テロとされないもの

日本国憲法において、職業選択の自由を保障する憲法22条1項により、経済的自由権の一つである営業の自由が保障されていると解釈される。これにより、飲食店従事者が自らの店のメニューを宣伝する等の営業活動については、飯テロには当たらないと判断されることが多い。また、当該飲食店の客が同様の活動を行うケースについては、店名を明記している等、営業活動支援と解釈されるために必要な情報が十分であれば、飯テロには当たらないと判断されることが多い。

酒類について

先に述べた飯テロの定義により明らかだが、酒類については飯テロかどうかの判断基準に含まれていない。つまり、酒の画像をもってアウトと判断している者は、虚偽の判定をしていることになり、逆に虚偽告訴等罪に問われる可能性がある。注意されたい。

飯テロ等の「等」とは何か

飯テロ等準備罪は、

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