11月・ネジがタイヤに刺さった・日記


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暮らしてるなー

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やばい近所の人が勝手に貼った怪文書かと思った

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ちゃんとトラックのミラーをたたんでるか、タイヤに輪止めをしてるか見に、課長がスーツで偵察に来ていた。

西友のまえで我々と話したあと家系ラーメン屋に入っていって、一時間後に会ったら「下痢をしてる」「どうして教えてくれなかったんだ」と怒られたので、あそこはたしかにおいしいけど次の日トイレでぜんぶ出る、と心の中で思った

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餃子の王将の前を青信号で渡ろうとしたら車にはねられそうになった。

運転席から手を上げられる

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地元にあったビリヤード場の店内と同じ匂いのお香に辿り着けた。

このビリヤード場はオープン当初から学生たちに人気の場所で、お香のにおいがかっこよくて、開店2年目くらいに店長が10時以降に学生を遊ばせていたことで書類送検されていて、その新聞記事も切り抜いてファイリングしてあるのだが、自分はこの店長さんに「なにか言うことあるやろ?」と怒られたことがあるので(マッセをしてキューの先が取れたのを黙って帰ろうとした)、その件を話すたびに伊舎堂は仕返しで書類送検のことを言ってるんだろうみたいに友だちの間ではなるのである

たぶん自分が初めてみた「他人の」「大人」で「怒ってくるとき」「もちろん殴ってきたりはしない」、「まっとうな」人だったと思う

自分は卑怯なやつだ


まだまだぜんぜん、ひどい目にあうのはこれから、な頃からこの男は、世界に対して非協力的というか、中学生にして自分は隠蔽体質だったのである

においは記憶に直結しやすい感覚であると言われている。お香のにおいいっぱつで瞬時に、こんなに、出来事としておどり出てきた

百円のお香の良さ……は10年前大阪・富田林の『100均太郎』(金太郎のロゴ)の頃より上がっていると確信する。あの頃はもっと…

ラベンダーならラベンダー、バニラならバニラで、においがなんか安っぽかった。そして、この2種類しかなかった。

団地にある、百円コーナーもあるスーパーで買えるくらいのお香がこんなに良いにおいだと、いい場所のような気が世界に対してしてくる。


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パンクのトラックに修理の人が到着するまで見てたやつ
世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド の最後のところだ


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吉川さんのアザラシの歌の出典を探す→藪内さんのブログに着く→読む で藪内亮輔の書いた『あそびあい』の感想、という左心房に来そうな文章に当たる。

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走ってるあいだカチカチいってるので、くぼみに石が挟まったかな、と見に行ったら刺さっていて「シューーーーーーーー」と鳴っていた。

どうしましょうかねこれ、とドライバーと配達を続けていたのだが、走りながら会社に電話したら「だめ、だめ」と怒られる

「止まれ!」

停まる

なんかビスも抜けてなくて、空気もカチカチに入ってるから走れちゃうんですよね、みたいに言うと「それ、走行中に抜けるとタイヤが あっというまにでろんでろんのキクラゲみたいになって、別のタイヤに巻き込んでスピンするよ」と怒られる

「奇跡的に抜けてないだけで、そのうち普通に抜けるよ」

この奇跡的 普通に にしびれる。

「死ぬ死ぬって言う人ほど死なないよ、って言う人いるけど、死ぬ死ぬって言う人は言わない人よりは当たり前に死にやすいよ」と言ってた医者がいた、というデミオさんのツイートを思いだす

30km/h 以上で走るとビスが抜けやすいだろうので、それ以下の速度で帰ってこい、となり、春田さんは帰っていった。そんな速度で帰ってたら後ろから煽られるだろうから、もう一人、別のトラックのやつに後ろにベタ付きさせて帰らせろ、とけっこう忙しい日に二人 配達コースから離脱させられる

でも二台目のトラック遅いんだから、結局煽られるのじゃないか?

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オジンオズボーン篠宮が薄く消していった「鬱」とお笑いを語るでお金をもらってるわりにちょいちょい的外れなことがある徳井
この芝浜ちょっと見たい

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吉祥寺に新しいコンタクトレンズをもらいにいく。午前中に眼科診療を終えて新しいのをもらえたことが前に一回だけある。吉祥寺の眼科に11:30迄にかけこむ、というのは休みの日の体では難しいから、なにかその先の用事があると行きながら受け取れる。

11:28に着いて、午後に来てくださいとなる。待ってる間てんやに行き、ブックオフに行き、本屋ルーエに行く。「ラインマーカーズ」文庫本無し。瀬戸さんの解説が読みたい。

ブックオフで新・学校の怪談を4冊買い、ひき算の本をもらう。家に帰って開いたら、栗の絵が見えた。

コンタクトレンズをもらったあとは立川へ図書館の本を返しにいき、借りはしないで、ここで一旦 立川ループを断ち切ることに成功する。仕事の日に立川まで出て本を返して帰宅、というのをすると20:30くらいになるので、中央図書館の日々にここで幕を引く。

オリオン書房に行って、一冊だけあったのをミスタードーナツで読む。

一時間いて、国立駅まで歩く。3キロ弱

途中、アダルトDVDコーナーが怖いくらい広いリサイクルショップで美乃すずめを買うかけっこう迷う。ガス銃の写真だけ撮って帰る。

立川のブックオフ、国立のブックオフと3軒ブックオフに行ってた日だった。朝井リョウの正欲を探していたので、「い」で棚が近い井戸川射子さんの「ここはとても速い川」全部のブックオフで見た。

帰って道尾秀介「いけない」を読む。文章に艶はない人だよなーと思う。本に対する飢えがない時期に手を出してしまう典型のような本
でも写真のページが来るまえはさすがに緊張感で胸が苦しくなる。「ラットマン」以来に読む。ラットマンおもしろかったな。

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本に期待する喜び が一種類しか無い人間の買い方

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温さん

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病院のテニスコート

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🌵以下、日記と写真を足していきます🌵

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公開された日から6回くらい観てる。ケツが口火を切ったところから……をご飯を食べながら見るとおいしく感じる。

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