baseよしもとで飼われてるメスの犬
朝の6〜9時くらいしかベランダに日の当たらない部屋なので、部屋干しできないやつは共用の廊下部分の手すりに干す。むかしの文化住宅、だったら洗濯機とか自転車とか置いてあるところ。あれ、干されてるところ見るとゲッソリするけど事情があるわけですね。見た目ブスになってもそれでも、太陽に当てたい。
落ちていってないかをドアスコープで見張ってる。９階なのでどんどんずれます。
9/6
日記の効能…っていうか、まあそういうものに、僕が僕のまま、で僕にダメ出しを行えて、でもそれでダメージをこうむる僕はちょっとだけ僕じゃない、っていう変なところがありますね。
書かれたもの、という形で今の自分に起きてることはくっきりするんだけど、そのことについての反省、は書かれたものの中にちょっとだけ置いて来れるというか。つるんとした顔で焦ってる。
自分はいまあんまり毎日がつまらないんですけど、漠然と、理由なくつまらないってわけじゃなくて、いや 理由もよくは見えてこなかったりするんですけど、毎日がつまらないな〜と思う時ってよくよく見ていくとちゃんとつまらないことしてるんですよね自分が。つまらないやつ借りてきたり
つまらないアプリ落としてたりするんですよね。このよくよく見ていく、が日記でできる。なので箇条書きとかでもいいと思う。全員。僕はちがいますけど、あなたのチェックしてるページの日記の人がある日、そこを箇条書きで動かし始めたらそれは日記に維持(マジ)になりだしたということですよ。維〜持と書いてマジに。本気と書いてマジと読めるのはね。拳(こぶし)側の人間ですからね。拳(こぶし)側の人間はね。マジを。維持(いじ)で。
壇蜜の全裸が観たくて借りたんですけど途中から板尾がおもしろくなってくる「私の奴隷になりなさい」でした。壇蜜の全裸がよかったです。首からおなかにかけてのシルエットがなんか、ナスみたいで。
9/7
家の近くの王将で夜を食べたんですが、五千円札だしたのに千円が三枚しか返ってきてない気がする。一人で二千円も食べない。いちばん多いので言うと交番の前を自転車で通り抜けようとしたときに止められたり・・があるけど、よくないことが起こる自分のほとんどの時にイヤホンがくっついている。お尻のポケットに新潮文庫、とかはさすがにしなくなってますけど、耳にイヤホンでなんでもする がかっこいいとまだ思ってるのでそのせいで時々、今回なら王将のレジで、集中してなくて損をする。だから、イヤホンするのはやめたらいいと思う。損をしているから。もっと根っこ、のところを言うと音楽を聴きながらものをする もやめたほうがいいに決まってるんだけどちょっとまだ無理ですね。それがかっこいいとまだ思ってるから。本なんてなかなか読み終えれないですよね。読んでるのに。なんか聴こえてるから。
掃除とか。ジョギングとかだけか。音楽を聴きながら、することで倍々でよくなっていくのって。確信が日毎（ひごと）に強まっていきますね。やめれたらすごくなれそう。
９/８
ジョギング で思い出したけど９月３日のところに書いた、山下公園で女のジョガーの人追いかけてってコースを盗んだってのは嘘です。チャーリーズエンジェルの中国の人みたいな、ってのとかちょっと追ったのはほんとうなんですが、彼女はすぐ人形館のところの自販機でジュースを買いに止まったので、追い抜く形になりました。自転車で６９ｋｍ走ったのも本当です。
あいかわらず朝の５時より前に眠れなくて、眠れない時間は画面をタップで飛ぶことができる横スクロールゲームのアプリをしてます。「短歌のピーナッツ」のアカウントにログインできないかを試してます。「短歌のピーナッツ」は堂園さん永井さん土岐さんがやってるはてなブログなんですけど、お三方の頭文字を取ると「ど・な・と」になるじゃないですか、ピーナッツ に語感を合わせて「Ｄｏｎuｔ」、あると思ったんだけど事実そんなパスではログインできないんだからもうしょうがないですね。一回だけ勝手に入って、
これだけ刺して帰ってきたりしたいです。パスワード。何。塚本邦雄の誕生日を西暦から、とかなのか。でも歌人の誕生日って検索で出てきませんよね。
そんなこんなをしつつ横浜市の、図書館から借りた絶版の歌集をwordで全部写してＵＳＢへ入れる。休憩ガンガン入れながら、３時間くらい。「目」を「眼」で、「会う」は「逢う」で、「蝉」も「蟬」で詠んでいく方だったので了解・・と思いながら打っていってたら早朝に「棺」が「柩」のところで立ち止まってこれはちょっと組み伏す（くみふす）しかないぞと思いました。
映画「ノルウェイの森」で松山ケンイチと菊地凛子がいた めちゃくちゃ風が強い丘みたいなとこありましたけど、あそこをもうちょっと昏く（あぁこれも「暗く」から変換してたときのクセ出てますね、）すると この歌集が立ち表わせている世界に近くなるかなぁとかそういう、イメージでものを言いたくなりますね。一首、良いなって思うのは
こんなにも架空のさびしさ散りばめて街とはつねに鳥の遠景
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大森静佳「てのひらを燃やす」
。あと
カーテンに遮光の重さ くちづけを終えてくずれた雲を見ている
は歌集中より、永田和宏さんの栞文での引用のときのほうがグン、と入ってきました。なんでか。
この二秒後くらいにくるっとこっち向いて、「・・お蕎麦でもとりましょうか？」って言いそうな感じ。あんまりそんなことって短歌読んでて無いんですが、夏の空って高いなぁ、が景色としてこのときに見えた 見えたのですごいです。
９/９
朝方に「スモーキング・ハイ」観て夕方「ジゴロ・イン・ニューヨーク」観てTSUTAYAに返しに行く。このTSUTAYAは行くと体がかゆくなる。あと旧作１００円が7泊じゃなくて２泊っていう、初めてみた形式（けいしき）の店舗です。神奈川には多いのか。
「スモーキング・ハイ」は３年くらい前にネットで「自分が死ぬ前は、友だちとスモーキングハイの最後のべらべらしゃべってるみたいな感じのまま死にたい」って言ってる人がいて、そっから行くTSUTAYA行くTSUTAYAで探してみるんだけど沖縄の浦添にめちゃくちゃ傷いってて再生できないやつが一枚あるだけで、ブラッドサースティブッチャーズの「kocorono」とかですら見つけれたんですがスモーキングは無し・・が続いてて、そっから４回引っ越した神奈川で観ることができました。
「自分が死ぬ前は～」とかまでは思わないけど、カーチェイス有り銃撃戦有りの映画なんですがよかったシーンを思い出すと部屋のソファーでふたりがくっちゃべってるところだったりと、そういう映画でした、『お前の孫の時代にはパイナップル・エクスプレスが大麻の定番になっている』
字幕より吹き替えのほうが笑えるっぽいです。
「やっぱし」とか言います
9/10
港の近くに警察本部が出してるでかい電光掲示板があって、相模原市で起きた通り魔事件の犯人を捜索中です・・みたいな情報を流してるんだけど、１０代後半から３０代～とか小太り、とかのあとの『左右の眼の大きさが異なる』ってのが、けっこうギョッとする。この特徴を伝えた人は今だいじょうぶなのか、ってくらいの至近距離からしか持ち帰ってこれない情報なので
９/１１
１５時にガルマン歌会。２回目。１４時１８分に着いた新宿で、１５時までに済ませられる昼ごはんはあんまり無い。回転寿司。
「お米の神性」「同語反復」「ライスシャワー」「土地持ち」「傘をしてたときよりも自由なのが」「自由な傘だけを書いてもよかったのかも」「厳密に詰められない」「黒い口紅とか似合いそうじゃないですか、壇蜜さんって」「修飾」「なぞかけなのかもですね」「夕闇通り探検隊」「ファンタジーで終わらせようとして、終わらせられている」「シュール」「単純にエモい」「これ水子だと思いました」「この人はわかっててそこにノっかってってるわけですよね」「読み込んでいくうちに楽しくなっていってるだけかもしれませんが・・」「その一点を突破すれば作品の中で殺していい、ってラインがあるんですか？」「東京だから無意味になるのかな、って」「無意味な散歩ができるところとしての東京、」「どんどん加点でよくなる」「たたえてるのに、どんどんかけちゃう」「もうちょっとお米の話してもいいですか」「言葉遊びもできていない」「作者のおもしろみのほうに気持ちが行く」「言い合う、ってのは２回同じことをいうってことですか？」「「●●ー？」「●●ー！」みたいな」「片付けながら評を言う感じでおねがいします」
チェレンコフ光、とかミノフスキー散布、とかガンダニウム合金、の気持ち良さでぜひ、コンクリート坂、は発声したい。ざか、ってにごらせて。
帰ってきてから、あかみさんに買ってきてもらった「地球の長い午後のために」（岐阜亮司さん・小田島了さん）を与謝野晶子のところまで読む。
今井心さんの
野良ぶどうさよならコの字の庭があるじいちゃんの家はすぐ売れました
が、読んだところまでではいちばんアツかった。
この歌からは最初、「さよなら」の発声の主、のどうにも壊れてるテンションを受けとった気がして（そしてそれはきっと連想する先行作品 さようならいつかおしっこした花壇さようなら息継ぎをしないクロール / 山崎聡子 のていねいな「さようなら」のたたみかけ、に比べて、という影響を受けてのものでもあると思います）(この歌だってかなり壊れたテンションですが)、「すぐ売れました」のがらっぱちな敬語とか、さよなら に続く コの字の庭があるじいちゃんの家 を意味や景としてこちらが受け取ろうとしてるうちにわりとすぐに はすぐ売れました と次の話、しちゃってるところとかに操られてるはずなんですが、その壊れてるテンションが「家がすぐに売れる=良いこと」ということを覆い隠してしまってる、ってのを岐阜さんの評で気づかされた瞬間の気持ちよさはちょっとしたものでした。
我々は戦いつづけなくてはならない、という巻頭言とはちょっとずれた受け取り方をしているのは承知のうえで、この時期にしか出せないテンションで、この時期にしか書けないものを書いてる冊子なんじゃないか、という印象を受けとっている最中です。口語のページの歌のほうが読むテンション、上がります。
９/１２
「今度来られる際に住所確認のできるものをお持ちください」の、できるもの、が二週間後になってもまだないので新しい図書館に行けない。ずっと短歌研究と、歌壇と、歌壇と、歌壇が家にある。
あと革靴とシャツが要る
野菜も食べたほうがいい。
水銀飛行良さそう。
斉藤さんの昔のツイートを見てたらfacebookのアカウントを消してたので、facebookのアカウントを消す。
USBのポートが１個、コンセントがあと２個、足りない。
平べったいタイプのカラムーチョはほんとうに口がくさくなる。