![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/35704750/rectangle_large_type_2_2c5564be7f97ffe75b255085f7385477.jpeg?width=1200)
Photo by
iconan_2017
10月からのビール系飲料の税率見直し
10月1日からビール系の飲料の税率が変わるそうです。
以下、ニュースをまとめてみました。
2020年10月1日からビール系飲料(ビール、発泡酒、第3のビール)の税率の見直しがあります。
類似する発泡性酒類間の税負担に差があることから、公平性確保のため税率をビールは引き下げ、第3のビールは引き上げられるようです。
従来の麦芽比率に応じた課税方法を改め、令和2年10月(1)、令和5年10月(2)、令和8年10月(3)の3段階で3年ごとに見直し、最終的に税率を統一する。
【350ml換算】
<ビール>
現行77円 → (1)70円 → (2)63.35円 → (3)54.25円
<第3のビール>
現行28円 → (1)37.8円 →(2)46.99円 → (3)54.25円
<発泡酒>
現行46.99円 → (1)継続 → (2)継続 → (3)54.25円
<チューハイ>
現行28円 → (1)継続 → (2)継続 → (3)35円
他の酒税の税率も見直す。清酒とワインの税率は、令和2年10月(1)と、令和5年10月(2)の2段階で見直し、税率を統一する。
【1キロリットル当たり】
<清酒>
現行12万円 → (1)11万円 → (2)10万円
<ワイン>
現行8万円 → (1)9万円 → (2)10万円
酒税の税率は、平成29年度税制改正で見直された。当時はビールメーカーがビール系飲料の税格差を利用して、安値での販売拡大のため海外ではビールと認められない第3のビールの開発競争をしていたことから、これを改め、ビール産業の国際競争力強化につなげる狙いもあったようです。
参考 : 21C・TFフォーラム(株式会社タックス・コム)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?