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魔法つかいプリキュア!の2期が来るらしい


 2023年はプリキュア20周年ということで、街頭広告や全プリキュア展などなど公式が様々なチャレンジを見せています。今回の大人向け作品制作も、一貫して「子供向け」を貫いて作ってきていた公式にとって新たな挑戦となるでしょう。
 どのような作品になるか現状で分かっているのは、

『一つ目は「Yes!プリキュア5」・「Yes!プリキュア5GoGo!」の夢原のぞみを中心に、彼女たちが成長した姿を描く「キボウノチカラ~オトナプリキュア‘23~」をNHK Eテレにて2023年10月より放送を予定しています。』
(上に貼った記事より)

 おーええやん!
 知名度と人気がかなり高いうえ、放送から15年くらい経って当時のお子さんも今は大人になっている5という完璧なチョイス。主人公が最終的に教師になることを志しているというのもEテレと良い感じにマッチしてくれそう(こなみ)

 そして二つ目は

『二つ目はABCテレビ・テレビ朝日系列全国24局ネット「ANiMAZiNG!!!」にて、「魔法つかいプリキュア!」の続編となる「魔法つかいプリキュア!2(仮)」を2024年度に放送予定です。』
(同じく上の記事より)

 ……

『二つ目はABCテレビ・テレビ朝日系列全国24局ネット「ANiMAZiNG!!!」にて、「魔法つかいプリキュア!」の続編となる「魔法つかいプリキュア!2(仮)」を2024年度に放送予定です。』

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 待ってくれたまえ ことばの洪水をワッと いっきにあびせかけるのは!(画像略)


そもそもまほプリとは


『プリキュア、2作品を新たに制作決定! 成長したファンへ向け「まほプリ」「プリキュア5」の続編をテレビ放送』よりhttps://news.yahoo.co.jp/articles/01b73ac2e4f32d9389f65c83abaddeedb342c7de

 「魔法つかいプリキュア!」(魔法「使い」じゃなくて魔法「つかい」)、略してまほプリは2016~2017年に放送されたプリキュアです。
 最大の特徴は、終始プリキュア3人のつながりにフォーカスし続けたことだと思います。3人がほのぼの仲良くしている様子を4クール弱延々と見せ、ラスト5話で急速に設定を開示し始めて(別離の可能性を示唆して)アクセルをベタ踏みし、49話冒頭でラスボスを片手間で処理したらそこからは離別と再会に全ての尺を注ぎ、50話でのほほんとした後日談をやって完結…
 49話の最大瞬間風速にオールインした展開、それまでの積み重ねに49話で一気にブン殴られる構成にやられるファン(多分主に大友)が多く、自分も前期ED曲に釣られてヘラヘラ視聴開始したら無事に死にました。家のネット回線が死んで泣く泣く大学の教室(コロナ真っ只中で自習室になってた)までwifiを取りに行き、無人の教室でdアニを見ながらボロボロ泣いている異常者と化したのは今でも覚えています。今まで作った同人誌の半分以上はまほプリ本だし相当まほプリで傷を負ってるらしいね(他人事)

「ANiMAZiNG!!!」枠

 というわけでここからは公式のアナウンス文に従って順に見ていこうと思います。まずは放送枠が「ANiMAZiNG!!!」と書かれています。本当に深夜に1クールかけてガッツリやるんだなお前…って感じです。調べたらプリキュアにガッツリ関わってるABCアニメーションがやってる枠なんですね。

 ちなみに以下の作品をやってる枠らしいです↓

(公式サイトからスクショ)
(同じく公式サイトからスクショ)

 この中に入るまほプリ、流石に異色過ぎない?
 悪いオタクなので「式守さんはシリーズ構成とモブの声優のプリキュア率的に実質プリキュア!w」「最近雇ったメイドはメインの声優3人が同じなので実質まほプリ!w」などとキャッキャしていたのですが、まさかプリキュア本家がここに入るとは流石に思ってませんでした。
 というか日曜2:00?????8:30の現行プリキュアもリアタイする以上は本編見てtwitter巡回して少し仮眠するという強行スケジュールとなるわけで、ネムネムのガタイで日曜午後を過ごすことになりますね…

続編

 オールスターでの客演などを見る限り、プリキュア公式は既存シリーズの新作(新規供給)をかなり保守的に作る傾向があるので、変なものは出てこないだろうという信頼はあります。ですがやはり深夜枠に移る(ニチアサ的コンプラの枷が消える)ってだけで色々と心配は湧いてくるものでして、

・過剰なサービスショットや流血などの登場
・社会構造や人物の暗部が前面に出てくる
(・そもそもストーリーが蛇足)

 あたりはどうか起こらないでくれ~~~~~と今から切に願っています。枠自体は深夜とはいえ、『大人になられた当時のファンの皆様はもちろん』(一番上に貼った記事より)と言っている以上は「子供向け」だからこその真摯な作りを維持してくれることを願っております。
 (まあ流血はドキプリの映画でやってますが、アレは明らかな演出意図として血を流していたので…)
 
 逆に深夜枠ということで期待が持てるのは、

・本編EDや挿入曲同様、キャスト陣歌唱の楽曲がある
・ライブや感謝祭などイベントが連動して実施される
・ライダーのCSMみたいに、大人向けの精巧な変身アイテムが出る

 この辺でしょうか。特に変身アイテムは是非とも出て欲しいですね。
「リンクルステッキ リンクルストーン全種類セット」とか出ないかな…

おわりに

 まあ何はともあれ、まずはまほプリ2期(全12話)とかいうオタクの妄想みたいな事態が実現したことを喜びたいと思います。10月から5の新作がやるので、まずはそちらを見て東映側のスタンスを少しでも把握出来たらって感じですね。

 あと秋のプリキュアオンリーは別作品で行こうと思ってたのにまほプリ本を出さざるを得なくなりました!!!!!どうしてくれんのこれ(関クレ)

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