若者は本当に選挙に行くべきか。

結論から言うと若者が選挙に行っても対して何も変わらない。が世間体を気にするくらいの人間なら行った方が胸を張って生きれるので行くべきだ。

投票というシステムは、そもそもたかだか1人が1票投票した所で政治は変わらない。そのお陰で我々は政治決定の責任を負う必要がない。素晴らしいシステムだ。
我々の稚拙で愚かな脳みそで捻り出した愚かな間違った答えを投票用紙に書いて投票してもこの国は何も変わらない。これが如何に素晴らしいシステムか!!!

そうつまり「君の1票がこの国を変える!」ことなんて一生起こらないのだ。
ある程度纏まった数揃わないと大きく何かを変えれない多数決のシステムなのだ。
これは突然大きな間違いを犯す事もなく無難な選択肢を取り続けられる素晴らしいシステムである。

若者の投票離れについて
 若者の投票離れは当然の結果だ。
ややこしい数字を出すとみんな読むのを辞めそうなのでここでは出さないが表を見るだけで若者(ここでは18歳以上30歳以下を若者のと定義する)の比率が圧倒的に少ないのがわかる。
おおよそ若者の全員が投票に行っても65歳以上の平均的な投票率(おおよそ50%くらい)の投票数に勝てない(勝てないはニュアンス的にふわっとしているが過半数を採ることが出来ないという意)。

総務省統計局:人口推計の概要
https://www.stat.go.jp/data/jinsui/2021np/index.html

そうつまり若者がいくら投票に行って投票率をあげても対して何も変わらないだろう。
団塊の世代が選挙に対して興味があるのは選挙において彼らが力を持って選挙に行けば国を変えれたからである。そうつまり今の若者はやっても無駄なことはしない効率的で賢い選択肢を取っているとも言えると私は考えている。

「選挙に行けば国を変えられる」

 耳心地が良い言葉だが残念ながら「若者は選挙に行っても大して何も変えられない」というのが事実である。
そんなことばっか言って本気で選挙で国を変えようとしてるならまぁそこそこの阿呆なんだと思う。

事の理に因れば
則ち労せずして成る
韓非子の言葉だ。
努力の方向性を間違えれば簡単な問題も解決が難しくなる。そして同時に問題を深く理解し解決への公立的な最善手を知れば困難な問題も簡単に解決出来るという意味である。
今現在政治の何が問題なのかそれを理解し、それを解決する為の効率的な最善手を探すことが
若者の今出来ることなのではないかと思う。

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