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3ヶ月画力アップチャレンジ

先日、YouTubeで「イラスト最速上達法」という動画をYouTubeで見た。

三ヶ月で絵がうまくなる方法とは

1.理想の自分の絵を探す(目標の絵師、イラストレーター、画家、漫画家などなど)
2.その人の絵柄でオリジナル作品を描く
3.自分の絵とお手本を見比べる
4.その一点に絞って練習
5.練習したことを反映して2に戻る

練習開始

というわけで、お手本の絵(好きな絵師さん)を決めた。

それが誰かはまだ秘密。なぜならさっそく真似て描いてみたけれども、似てなかったから(笑)

ちなみに練習を始める前はこんな感じ

この練習を始める前はこんな絵でした。

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↑ 数週間前に描いたものです。

今回描く絵

で、今回の練習では、「オリジナル作品を描く」ということなので、自分がこれから描こうと思っているマンガのキャラクターを描いてみることにした。

二月に描いていたものはこちら

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とある俳優さんをイメージして、写真を見たりしながら描いたので、若干写実的になっている。もう少しマンガっぽいデザインのほうがよかったかもと思う。

今回チャレンジした絵

というわけで、今回、この人(葛城くん)を、憧れの絵師さんの絵柄で描こうとして書いてみた結果がこちら。

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なんか、幼くなっただけな気がする。

そして、参考にした絵師さんの絵柄にはほとんど似ていない。

29歳の設定だから、もう少し大人にしたほうがいいな。

もとの絵師さんの絵には似ていないけれども、それ以前の絵よりも、なんか好きな感じになった。この練習はちょっとおもしろかった。

今回は
写真 → 自分の絵 → 好きな絵師の絵柄に変える
をやろうとして、いまいちだったので、

好きな絵師の模写 → それを髪型変えるとかの調整をして自分のキャラっぽくする

のほうが、似る気がするから、次はそれでやってみる。

真似をすると個性がなくならないかという不安

ただ、絵柄をまねること自体は、わたしのやりたいことではないので、そこには若干抵抗を感じる。やはり、自分らしい絵が描きたいからだ。

自分らしい絵がどんな絵なのかは、はっきりわからないけれども、他人の絵を完コピしようとすると個性がなくなるのではと、やはり心配はある。

この練習方法を提唱するさいとう先生は、「たとえまねても、自分らしさは絶対残るから大丈夫」とおっしゃいますが、「でもなあ」と思う。

なぜなら、むかし漫画家の弓月光先生のアシスタントが描いた絵を、本物と区別できなかったことがあったからだ。

あるいは「名探偵コナン」のスピンオフで「ゼロの日常」という作品がある。本家の青山先生監修のもとに別の作家が描いているが、正直「コナンの絵だな」としか思わない。別の人が描いていると気がつかずに読んでいる人も多いのではと思う。もちろんプロがそう見えるように描いているから、狙い通りなのだろうが、描いている作家の個性は感じない。

よく見たら違いはあると思う。わたしの目が節穴で、違いを見過ごしているだけかもしれない。でも、一般読者がみなわたしより目がいいわけもないだろうし、違いがわかる人の方が、割合としてはむしろ少ないのではと思う。

つまり、気合いをいれて完コピしたら、少なくとも素人目には、そっくりになってしまう可能性は十分にあると思うのだ。絵柄だけではなく雰囲気が似ると言うことくらいならもっとありそうだと思う。

少年ジャンプで新連載が始まったときなど、「ああ、この人はきっとこの先生のアシスタントをやっていたんだろうな」というのが、線の描き方や、影の塗り方、画面構成などでよくわかる。

これは、一般読者は気にしないところかもしれないが、自分は気になる。アシスタントは仕事だから、必ずしも自分が心酔している先生のところで働けるとは限らない。それでも無意識に影響を受けてしまうだろう。

まあ、自分はアシスタントをやったことはないし、やる予定もないから、これは考えても仕方がないことだった。

どうせ今も、いろんな人の絵をちょっとずつ真似してきた結果なわけで、今さら、そんなに恐れなくてもいいかな。

とにかくやってみよう

練習なのだから、「自分だったら、絶対こういう風には描かないな」というところでも一度はやってみたらいいかもしれないと思う。何か発見があったら取り入れればいいし、そうでなければ、取り入れなくてもいい。

その点、以前見た「絵が上手くなる方法」動画の方法論は、やり方としては上記の動画と似ているが、特定の一人をまね続けるやり方ではないので、この方法もよさそうかなと思ったりした。

とはいえ、あれこれ手を出すのも身につかないかもしれない。

せっかくやりはじめたのだから、がたがた言わずに、とりあえずひとつ、やりきってから考えよう。


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