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NAGA検討007

007 引きか、先切りか


一般的に先切りは、リーチや準ずる仕掛けに対しては使わない。
この判断で迷うのは対ダマテン、弱めの鳴き仕掛けに対してが多い。
今回は弱めの対副露への対応判断重視の記事。

対2副露

下家の2副露に対して、自手イーシャンテンで8mが打ち切れなかった場面。
48mはどちらも辛いが、対局時は8mをかなり危なく感じていた。
打4mの後完全安牌の東を引くのだがそれもツモ切りで8mを残した(NAGA,mortalともに非推奨打牌であった)
NAGAはプッシュ(先切り)と判断したようだが、もしもリャンシャンテンくらいなら行かなくてもいいくらいの判断ではないかと思う。


対3副露

これも押し判断。下家は9sポンした後、小考を経て1s切り。
打ってる最中は対3副露で上のような動きをされたこともあり2sがかなり危なく感じていた。
仮に2sを通してもそのあとはドラの南が待っており、それを通したとしても36p先入りなら1300カン6mでリーチ打たない寄りのテンパイになる。
幸い対面が4pを通したのでこの巡目なら1pは限りなく通るので1p…だがこれもNAGA,mortalともに非推奨の1打になった。
(Noteに書いてはいますが、未だに釈然としていません)


下家・対面対応

かといってこの2pは止める。
状況的には対面が鳴いており、より危険かつ下家の動きを止めると局消化につながる可能性が大きいというのも大きいかもしれない。


先制だとしても

(そもそも前巡で白を引いたときにアンカンせずの1m切り推奨だった)
他家が仕掛けを見せていない状況であるが、4面子の候補が出来た時点で良形への伸びを切る6m切り。
ドラが殆ど見えていないのも引き気味に受ける要素の1つに見える。


このテーマは、簡単な判断から理解が困難なレベルと幅が広く深度が高い。
他家テンパイ率をどう見積もるかについては勉強中だが、いまだ再現性がある答えを持てず、AIが高い水準を保っているのであれば学習する意義は高いと考えている。
だが、「手が伸びてもオリてもよい」みたいな状況ではギリギリのプラスを取りに行くよりもしっかり降りることで、今後訪れる押し引きポイントや放縦率見積で間違える心配がなく安定していると言えるため、AIの理想点ではなく人間が打つ上での最適点も模索したい。

難易度★★☆☆☆~★★★★★

難易度別重要度
★☆☆☆☆ 雀豪到達できない人はここから
★★☆☆☆ 雀聖未満の人は見てみるといいかも
★★★☆☆ 魂天未満の人は見てみるといいかも
★★★★☆ 王座平均2.4位目指すレベル(いまのわたし)
★★★★★ 今のところ使う予定はないです。

(以上全文です。つづきはありません。
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