育児関連企業・サービス 私的ブラックリスト


世の中には育児を助けてくれる便利な商品やサービス、それを生み出す会社がある。しかし、それらが必ずしも全幅の信頼を置けるものであるとは限らない。

ここでは、私の知る限りでの育児関連の商品やサービスを提供する企業の不祥事をまとめておき、日々育児に精一杯向き合っているパパやママに注意喚起したい。


和光堂/ WAKODO(ベビーフード)

数多くのベビーフードを製造しており、ドラッグストアなどでも棚割りの多くを占めている和光堂だが、過去には幾度となく異物混入事件が報告されている。

樹脂片などはまだしも、コオロギの混入はあまりに気持ちが悪すぎる。

さらに、過去にこれだけの異物混入事件を起こしていながら、直近の異物混入クレームに対してこの対応である。

「私どもは完全防備しているので入るわけがない。なので西松屋か、私(クレーム主)が入れたのでは?」

この商品の品質にして、この企業の対応の品位である。

会社まるごと(私の気持ちとしてはアサヒグループまるごと)全く信用できないので、我が家では和光堂のベビーフードは一切買っていません。おキューピー様とおピジョン様で十分だ。



キッズライン(ベビーシッター)

キッズラインに関してはより悪質性が高い。

要は男性シッターによる利用者の女児への性的暴行を隠蔽するような姿勢をとっているのだ。現在、男性シッターの利用が制限されているようだが、果たしてこれが根本的な解決につながるのだろうか。

それ以前にも私はキッズラインに対してあまり良い印象を抱いていなかった。あたかも格安で利用できると誤解を与えるような表現で社長自ら利用を呼びかけているが、実際には助成金額は別のかたちで徴税に影響するのである。このことをきちんと説明せずに、自社サービスの良い点のみを誇張して表現する姿勢は、近日起きた男性シッターによる事件への対応と共通した悪質性を感じる。

一度アプリをダウンロードしてシッターを探したこともあるし、真剣に利用を考えていただけに非常にがっかりな企業体質/ 危機対応能力である。アプリはすでに削除し、今後も(社長交代など抜本的な企業体質の改革がない限り)利用することはない。


カインデスト(旧Mi+ ミタス、ベビーフード)

大きなニュースにはなっていないものの、最近とても意外だったのがカインデストの解約トラブル。Twitterで話題になっているのを見て知った。


商品の品質に納得ができないことや解約動線が分かりづらいことなどはしばしば起こりうることだが、ここでも気になったのはやはり企業としての危機対応能力。

このブログ主のたまこんぶさんのツイートを見ている人の中にも様々な感想を持つ方がいるかと思うが、私もおそらくたまこんぶさんと同じような感覚や考え方を持っているタイプだと思ったので、一連のやり取りを見ていて乗り移ったように狼狽した。

ミタス自体はとても評判がよかったように思うが、このブログと解約トラブルに関する様々な記事・口コミを見て、トライアルする気も完全に失せた。(そのトラブルに関する記事なども削除されているものが多く、それがさらに不信感につながった。)


キッズラボラトリー(おもちゃのサブスクリプション)

これに関してはなにかトラブルがあったわけではないが、料金体系の説明の仕方が非常に分かりづらく、先に述べたキッズラインの助成金の分かりづらさやカインデストの説明不足と似た違和感があったので非常に心象が悪い。

簡単にいうと、一見競合サービスよりも安価で高待遇に見えるが、よくよく読むと実はそうではない。

我が家は間もなく娘を保育園に預け入れるため、おもちゃのサブスクリプションサービス自体の利用を断念したが、もし興味がある方がいれば説明が明瞭な先行サービスのトイサブをおすすめする。


ただでさえ日々の子育てに忙しいパパやママが、悲しいトラブルや事件に巻き込まれませんように。

他にも注意すべき企業やサービスがあれば是非教えてください。



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