暴君観たよ

「暴君」初見完走記念

「貴公子」にドハマリした人間が「暴君」にも同じようになれるか期待する筋は悪いと思いつつ期待していた。ついに今日を迎え、一気に4話鑑賞。

今回はイム・サン、つまりチャ・スンウォンさんの優勝でしたね。
ティザー画像の連結ヤクルト飲み、テカテカのヘアスタイルでなんとなくやばいとは思っていましたが、ラブリーでしたねイムさん。
そもそも「ハイヒールの男」が大好きなのでめちゃくちゃに期待してました。期待通りでした。
登場してすぐのひとのこころなさそうな感じとか、汽車のお家とかせっかくのお家でけっこうな汚れ仕事とか、このひと大丈夫かなって思ってたけど仕事には忠実だし話も通じるし切り替えも早くてとても魅力的なキャラクターだった。最後の方でテカテカ固めたヘアがハラリと落ちてる感じはさすがの色気。長身に着古したトレンチ姿よかった。ほんとうによかった。すき。

そして局長。チェ局長。ほんっと顔色ずっと悪くて…口悪くて…人の心なくて…フンジョン監督が求めたソノ氏よくわかる~。
貴公子のときのキャラメークは見事だったけど、局長はそこが知れないというか、なんかやたらモテモテで、貴公子はあんまモテてはなかったからそうきたかと。神童と謳われ機関でその才能を蝶よ花よと開花されたんだろうか。局長のために死んだ先輩、どんだけ居たんだろうか。バターナイフ舐めよかった。最後も逆光の引きの構図での自死、きれいだなぁ…て見てしまった。(そうなるとは思ったし)
しかし彼の仕事への情熱はある意味愛国心なんだろうけど、持てるはずのものを持たせてもらえない子どもの泣き言のようで。ポールが呆れるのもわかる。そしてあの世界では日本は核兵器開発してることになってんのかな。宇宙開発のことかな。国産ロケットのことかなわからない。局長なんのことだ。

ポール、ポールはアメリカ人でいんだよね?交換留学生でってことは局長がアメリカ留学してたのかな。年齢差あるだろうし飛び級かな。ポールが局長を撃たないのは替えが効かない才覚の人間だからで局長がポールを撃てないのは立場からの担保だったけどポールの一人相撲でよかった。あとピアスえっちだった。もうちょっとフィジカルな活躍が観たかったな。ポールはひとのこころなさそうであることを隠してないかな。基本笑顔なところがそういうふうに見えた。本物の狂人の局長とくらべると人間の顔をしている。

ジャギョンが主役だったんだなて。魔女をまだ見てないからアレだけども、そもそもそういう魔女能力を持ちながらそれを克服し、暴君も取り込んだモノってことでいいのかな。もともと暴君の人格も持っていた感じなので?イムさんが最初処分したあれは自然発生的にいるもので、そういうのから昔感染してて、それが今回の追加のサンプルと結びついて別人格レベルまでまとまったのかなどうかな。お父さん役知ってるひとだしあんな温厚そうな人が殺意高いなんて。娘に技能を教え込むところを詳しくしてほしい。彼女の表情がセクシーすぎず哀れすぎず賢すぎずいい塩梅だった。

全体的な印象としては、もうすこしアクションがほしい、明るい場所のアクションがほしかったなー。最後のパワーアクションはそれほど望んでないというか、相手がとくに思い入れのない相手だったので熱さに欠けたかな。因縁あればよかったなー。そのくせ因縁のあるモヨンはあっさり銃で殺害。そのパワーで頭潰すくらいのパッション欲しかった。期待してたアクションについては望む方向ではなかったかなぁ。イムさんとジャギョンのバトルからのあっさり共闘はよかった。ああいうの、ああいうの大好き。
権力勾配を理解するタイミングがなかなか無くて、誰が味方で敵?て流れに乗る前に混乱してしまった。チェ局長とチェ先生は違う人物でいいんだよね?ここが一番混乱した。
二周目したらその変スッキリ楽しめるのかもしれない。

イムさんとジャギョンの話もっと見たいので、海で引いたのはジャギョンと思いたい。二人で汽車カフェやろ。二人暮らしのようで四人暮らしのモンスターカフェやろ。出てくるコーヒーまずそう。とてもいい。

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