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コンバットテコンドー(Kombat Taekwondo)旗揚げ!
昨年、南米のコロンビアで旗揚げされたプロ格闘技団体「コンバットテコンドー」の試合が結構面白かったのでルールを紹介したいと思います。
団体自体はその声明文を読む限りでは、WTテコンドーの電子防具採用による競技の変遷とスポーツ化によって武術としてのテコンドーが継承されなくなることを危惧してより実践的なルールを採用した団体の様です。
選手の一覧を見る限りでは現在はWTテコンドー出身者が中心となっており、南米系の選手が多数エントリーされており、現状では韓国・台湾など東アジア圏のテコンドー選手はまだエントリーされていません。
定義
コンバットテコンドーは、当社(コンバットテコンドー)が運営する独特の格闘技です。「テコンドー」という用語は、蹴りやパンチなど伝統的な技術の使用を伴う韓国の非武装戦闘形式を指します。
出場資格
A. テコンドーの流派を問わずに黒帯であること。
B. 最低年齢は 18 歳以上です。
C. 登録医師による有効な健康診断を提供する必要があります。
攻撃許可エリアハンドとキックのテクニック:
蹴り技はあごより上の頭全体。
パンチや肘などの攻撃は顔の正面と顎の上の頭の両側(※:後頭部への攻撃は不可)
パンチや蹴りを問わず、腰から上の背骨の部分を除く全身を攻撃できる。
テイクダウン:
足首の骨と膝の間(前、横、後ろ)。
法的テクニック
A. 手と腕のテクニック:
パンチ(拳による)、フック、アッパーカット、ハンマーフィスト、裏拳。 ナイフ打ちや掌底打ちなどのオープンハンド打ち。
立った状態で掴みのない肘打ち。
すべての閉じた拳のパンチと手の打撃テクニックは、頭の前部と側面、および腰より上の胴体に向けられた場合に許可されます。
B. 脚のテクニック:
腰より上の許可された領域への蹴り技。
掴みのない膝蹴り
C. テイクダウンテクニック:
足払いは足首の骨の間のかかとの底から膝までの約 12 インチの範囲でのみ許可されます。この技は相手を掴まなければなりません。
テイクダウンテクニックは、相手が蹴っていないときに、上半身を掴むかつかんで適用する必要があります。 クリンチしたら3秒以内に投げ技を使用する事。ホールドなしでスピンスイープが可能です。
スイープを試みるための膝から下のストレートキックは許可されません。
D. 地上戦闘技術:
足の裏以外の体のどの部分も地面に触れています。
出場者は、掴んだり、掴んだり、押し下げたりせずに、顔と体(ベルトの上)にパンチを使用することのみが許可されています。
劣勢な位置にいる「グラウンデッド」の競技者が攻撃者を蹴ったりブロックしたりすることを許可される場合を除き、いかなるタイプの蹴り技も許可されません。腰より下やファクトの正面へのキックは禁止されています。
グラウンド競技者の上に座ったり、上に乗ったりすることは禁止されています。
以上のルールをまとめると、試合ルール自体はWAKOなどで行われている、ローキックなしキックボクシング+テイクダウンのセミコンタクトルールをフルコンタクトかつオープンフィンガーグローブ着用ルールに変えたものの様です。
顔面パンチは許されますが、ローキックは禁止。足払いなどのテイクダウンは許されますが、グラウンドで許可された攻撃はパンチのみ(下からの蹴りは可)というルールの様です。
まとめ
・コンバットテコンドーは南米コロンビアで生まれたプロ格闘技。
・ルールはローキック無しのオープンフィンガーキックボクシング。
・選手はWT中心だがITFやATAなど様々な流派を問わずに参戦できる。
・現状の試合を見る限りはハードパンチャーが有利。