がやてっくメモ56

・人はいつだってリアルを好む
反省記という本を知っていますか?
僕の大学時代の先生だった西和彦さんが書いた本です。
すごく大好きな本なんですよ。実体験を反省しているのでリアルなんです。
この本では、興味を持ったらその場所にいけ。行けば同好の士が集まっている。同じものが好きなんだから話は合う。いつの時代も情報は人によってもたらされる。この世には人との対話以上に優れたコミュニケーションは存在しない。と書いてあります。僕もそうだと思います。
いつだって、人から教えてもらう情報は妙に信じたくなりますよね?
なぜ、人からの情報は信じたくなるのでしょうか?
あの人が言うことは信用できる。あの人の言葉は信用ならない。の基準はどこで決まるのでしょうか?この基準を正確に判断できれば詐欺という犯罪はなくなりそうです。悪徳な宗教に引っかかる事もなさそうです。
これ、多分感覚なんです。もしかしたら、概念はあるのかもしれませんが、いつだってその答えは変化するので、明確にこれ!と断定することはできないのでしょう。
人はいつだってリアルを好みます。
目の前で行われている会話は、いつだってリアルです。
だからこそ、その情報は鵜呑みにされやすい。
人が求めるリアルをどうやって人為的に起こすか?
現代のヒットの要因はここにあるはずです。
というわけで、僕はリアルを人為的に引き起こすことを仕事にしてみようと思っています。具体的な方法はがやてっく開発室の中で。

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