アタシは、他の人にあまり見えないものが見える。 アタシが指摘すると、あ、ほんとだ。 と、実は誰にでも見えるものなのだけど。 それは、虫。 なんだよ虫かよ〜! 人と話してる最中に、目が地面に吸い寄せられて、思わずかがみ込む。 あ~てんとう虫か。 ってな具合だ。 Biomeという、生物多様性を推してるアプリに写真を送って名前を教えてもらったりしてるし、ますます虫と近しくなった。 と言っても虫のことは名前も生態もよく知らない。ド素人だ。
朝2の牛舎に向かう時、家を出るところで、 「あっ!やっちまった」「カタツムリがいて」と、ぺーた。 ん?「かしゃっとやっちゃった?」と、アタシ。 「いや、プチくらいだから」 「それくらいだったらまだ再生可能かもね」 と、カタツムリを心配しながら牛舎に向かっていて、ふと足元に目をやると、 「これではダメだった。」と、アタシ。出かける用の靴を履いていたのだ。履き替えに戻って、家の前で、クシャ! 「あ!完璧にやっちまった〜」 カタツムリは無残にもアタシに潰されてしまっ
小中学生の頃、自分がどんな人間でありたいかと、よく考えていた。 その頃、自分を表現することができず、分厚い膜を被っていたように思う。 まだ、自我がはっきりと生まれてきていなかったのかもしれない。 その膜を破って、言いたいことを言い、やりたいことをやり、感じるままに、自分を表現したいと思った。 これは、今その時を思って言葉にしているので、その頃はもっと幼い気持ちから発せられるものだったろうけれど。 その気持はとても強くて、何としてもそうあろうと思っていた。
感情が共有されることはままある。 卒業式とか、誰かが泣き出すとつられてみんな泣いちゃったりするよね。 誰かが笑い出しても、なんだか分からんでも一緒に笑っちゃう。 思考はどうか? よくあるのが、何かの名前が出てこない時。 「ほら、お昼に食べたあれ!?」簡単な名前なのに、ど忘れして、ぐるぐる考えるのに出てこない。 と、隣にいるぺーたも、 「え、あ、う~んと」と、とてもよく知ってる名前が出てこなくなる。 思考が共有されてしまうのだ。 ちなみにこれは、グラタン
本やテレビの中の人が、「空を見上げるなんて久しぶりだなー」とか、わりと言うのだ。 その言葉は珍しくない共感を得るような響きなのだ。 なぜ空を見ないのだろう。 毎日何度も空を見るアタシは不思議で、そのことをぺーたに話したら、気付いた。 ウチは空を見上げながら歩いても、車とか人とかチャリンコとか当たることは全然ないけど、多くの人は何かにぶつかると思って、見上げにくいのかもな。 だし、空のきれいも、街と田舎じゃ違うか〜。 で、今日の夜空は最高だった。 満月
毎日朝晩、搾乳の時に牛に声を掛ける。 「お搾り始まるよ〜立ちや〜」 牛は、搾乳されるのが仕事だ。 元気で良いお乳を出す事が仕事だ。 人は、牛を元気に飼うのが仕事だ。 この「元気に」は、牛も人もだな。 牛の元気のために、来春獲れる牧草の種まきを今日終了🍻 牧草は元気に大きくなるのが仕事だ。 がんばっておくれ〜! 牛がガツガツとおいしい顔して草を喰むのを見るのが好きだ。 いっぱい草食べて、いっぱいおいしい牛乳を出しておくれ。 種まき後に妊娠
いつもは愚にもつかない事ばかり書いているのだけれど、今日ばかりは読んでくれた人に身になる事を書けるかも・・・ グラついていた歯を今日は歯医者で抜いてもらったのだ。 アタシは麻酔に弱く、打たれて足にきた…ふら… もちろん抜きたくはないけど食べられないんじゃしょうがない。 グチッ!!っと、ペンチで捻り取られた。 ああ、痛い。 消毒なのか洗ってるのか抜いたところをグネグネ擦られ、骨に響いて痛い。 (麻酔、歯茎に効かずに足に効いたのか…) 抗生物質と痛み止めを処方
アタシたちは朝晩の搾乳が毎日あるので、朝や晩に出かけることは難しい。 も、今日は月に1度の酪農ヘルパーで、夕方から買い物に出かけて、幸せになった。 しか〜し。 そこに至る道のりは激しかった。 トラクタもローダーも前はユンボにも乗るんだけど、運転とか操作は嫌いじゃないんだけど、エンジンをかけた機械の中で長時間いるのは、苦痛なのだ。 それでも仕事だし、終わらせたいし、がんばるんだけど、何日も何日も向かってると、くたびれすぎて(自分の歯の問題も重なって)、今日はイライラ
そっか、睡眠の睡と、麻酔の酔は違ったか〜 頭で考えてて、どっちも睡のように思ってた。 で、考えていた内容はというと・・・ もう、5年以上前からグラグラしてる歯があって、なんとか歯茎にしがみついていて、たまに浮いたり戻ったりを繰り返していた。 この頃よく浮くようになって、アタシが気合いで噛みしめて、戻れー!と、してから食べたりしてた。 も、一昨日、浮き上がりすぎて(上の歯なので、浮き下がりか)他の歯が噛み合わなくなった。 歯茎が腫れて痛いこともあり、もう、気合いで噛みしめて戻